2016年09月23日
日本アロマ環境協会(AEAJ)のアロマセラピストの資格について。 資格取得までにかかる費用は?
プロフィールの自己紹介欄で、ずっと「アロマセラピスト取得中」だったのですが、
このたび、
と言っても今年(2016年)の春ですが、
AEAJ(日本アロマ環境協会)のアロマセラピストの資格を取得することができました。
☆つづきはこちら→
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<目次>
1.まず、アロマセラピストって何?
2.アロマセラピストになる方法と手順
@ アロマテラピー検定(2、1級)
A アロマテラピーアドバイザー
B アロマテラピーインストラクター
C アロマセラピスト
3.アロマセラピストの資格取得にかかるコストはどのくらいか?
4.何とか安くアロマセラピストになる方法は…!
5.まとめ
1.まず、アロマセラピストって何?
アロマセラピスト、
といっても、アロマテラピーに関わる資格だってことはすぐにわかると思いますが、
実際に何ができる人かは想像がつきにくい方も多いのではないでしょうか。
まずは、アロマセラピストの定義について。
プロのアロマセラピストとして、一般の方にアロマテラピートリートメントやコンサルテーションを実践できる能力を認定する資格です。
精油の専門知識に加え、解剖生理学や皮膚科学に関する知識、トリートメント技術などを習得し、ボディおよびフェイスへのアロマテラピートリートメントやコンサルテーションを提供できる専門人材です。
以上がAEAJの定義です。
アロマオイル(精油)とキャリアオイル(マッサージ用のオイル)を使って、それぞれの人に適した全身のオイルマッサージができる人、といったところです。
AEAJはアロマテラピーの普及活動も活発に行っているので、
その点に関しては以下のAEAJのホームページが詳しいです→アロマ環境協会(AEAJ)ホームページ
2.アロマセラピストになる方法と手順
簡単に言うと、
@ アロマテラピー検定(2、1級)取得
↓
A アロマテラピーアドバイザー取得
↓
B アロマテラピーインストラクター取得
(→インストラクター取得はスクールによっては必須)
↓
C アロマセラピスト取得
といった手順を踏みます。
それぞれの資格についての詳細と資格取得の流れを説明します。
@ アロマテラピー検定(2、1級)
まず、最初の入り口がこのアロマテラピー検定です。
これは、アロマテラピーの基本的な知識を確認し、
生活の中で活かしたり、楽しむことができるようになるためのものです。
誰でも受験可能です。
試験内容はマークシートと香りテスト(2級→50分、1級→70分)。
香りテストは、
2級→10種類の精油、1級→17種類の精油の中から、
試験会場で2種類の香りが配布されて、4つの選択肢の中からそれぞれ1つ選ぶというスタイルです。
A アロマテラピーアドバイザー
アロマテラピー検定の次は、このアドバイザーです。
アドバイザーというのは、アロマテラピーの基本知識を正しく社会に伝えることができる能力を認定する資格です。
精油の正しい使用方法やアロマテラピーに関する法律の知識を習得し、安全なアロマテラピーの楽しみ方を一般の方にアドバイスできる専門人材です。
(以上AEAJのホームページより)
これは、試験はなく、講習を受講すると資格が得られます。
ただし、
・アロマテラピー検定1級に合格していること
・AEAJの会員であること
以上の条件を満たしていることが必須です。
B アロマテラピーインストラクター
インストラクターとは、
アロマテラピー教育のスペシャリストとして、安全なアロマテラピーの実践方法を一般の方に教授できる能力を認定する資格です。精油の専門知識に加え、健康学や解剖生理学、メンタルヘルスなどに関する知識を習得し、アロマテラピーの健康維持への役立て方や幅広い利用法を指導できる専門人材です。(以上AEAJのホームページより)
インストラクターになるには、
・AEAJの会員であること
・アロマテラピーアドバイザー資格を有していること
・認定校でアロマテラピーインストラクター必須履修科目を修了していること
が必須となります。
そのうえで、アロマテラピーインストラクター試験を受験して、合格する必要があります。
C アロマセラピスト
アロマセラピストの定義は最初に述べました。
アロマセラピストになるには、
・AEAJの会員であること
・アロマテラピーアドバイザー資格を有していること
・認定校でアロマセラピスト必須履修科目を修了していること
を前提に、
・アロマセラピスト学科試験に合格していること
・トリートメント実技試験に合格していること
・カルテ演習を修了していること
以上の3つの条件を満たしたうえで、アロマセラピストの資格登録手続きが必要となります。
(ちなみにアロマテラピーインストラクターの資格を持っていなくてもアロマセラピストの資格は取得できます。)
詳細は→アロマ環境協会(AEAJ)ホームページ
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3.アロマセラピストの資格取得にかかるコストはどのくらいか?
@ アロマテラピー検定(2級) → 6480円(税込)
(1級) → 6480円(税込)
アロマ環境協会(AEAJ)入会 → 初年度10000円(不課税)
A アロマテラピーアドバイザー 講習会受講料 → 5140円(税込)
認定料 → 10260円(税込)
B アロマテラピーインストラクター 受験料 → 5140円(税込)
認定料 → 10260円(税込)
C アロマセラピスト 受験料 → 5140円(税込)
認定料 → 10260円(税込)
(2016年9月現在)
@〜Cまで、試験や講習を受けて認定料を払うと、合計 69160円 かかります…!
まあ、一気に払うわけではないので負担感は少ない…?!
さらに、この資格を維持するためには、アロマ環境協会(AEAJ)の会員である必要があり、
毎年 12000円(不課税)の年会費の支払いが必須となります。
そして、以上の金額プラス、スクール料金が発生してきます。
こちらは、各認定校によって差がありますが、
・学科の標準カリキュラム→20万弱
・実技のカリキュラム→20万強
といったところです。
4.何とか安くアロマセラピストになる方法…!
正直、高いですよね。
私も、資格は欲しかったものの、なんとか安くならないかなあと思ってました。
そこで、金銭的に余裕がなく、勉強意欲が満載な方にお勧めの方法を紹介します。
2015年から、「必須履修科目」というものが始まっています。
ちょうど私がアロマセラピストの資格を取ろうと思ったのがこの年です。
アロマセラピストになるには、
@認定校で学科標準カリキュラムを修了→ アロマセラピストの筆記試験を受験して合格
A認定校で実技カリキュラムを修了→ 認定校でのトリートメント実技試験に合格
→ カルテ演習を修了する
「必須履修科目」は、上記の @認定校で標準カリキュラムを修了 というところを、
標準のカリキュラム内のアロマセラピストとしての専門的な分野の科目の6科目(精油学総論、精油学各論、アロマテラピー利用法、 コンサルテーション理論、コンサルテーション実技、カルテ作成指導)のみを受講するものです。
これによって、学科の標準カリキュラムよりもずっと安く、
だいたい半額以下の10万円弱で修了することができます
(これも各認定校によって値段に幅があります。)
標準カリキュラムを修了したのと同様に、ちゃんとアロマセラピストの筆記試験の受験資格が得られます。
そのかわり、その他、「解剖生理学」や「衛生学」や理論等に関しては自力で勉強しなくてはなりません!
たぶん、看護師さんとか栄養士さんとかリハビリテーション系の資格とか医療関係の資格を持っている方向けに始まったものなのでしょうか。
実は、私自身は「作業療法士」というリハビリテーションに関する資格を持っているので、
学生時代に「解剖学」「生理学」等医療関係の科目に関してはかなり勉強しています。
その下地があるので、なんとか学科試験に合格することができましたが、
それがない方には、以上の学科はかなりハードルが高い様です。
ただ、学科試験を受験してみて思いましたが、
独学でも、問題集をやりこめば合格できるのかな〜と思いました。
合格のコツに関してはまた…。
5.まとめ
私自身は、作業療法士としてリハビリテーションの仕事をしていて、
もともと人の体を触るのが大好きなので、どうしてもオイルマッサージをやってみたい!
ということもあって、アロマセラピストの資格取得に至りました。
アロマテラピー、楽しいです!
仕事にする・しないは別として、
スクールに行くことで、アロマテラピーのエビデンスやアロマテラピーの全体を体系的に学ぶことができて面白いですよ〜!
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