システム管理者の悪戦苦闘(移転しました)

　日本時間10日に配信された月例セキュリティ更新プログラムの中の1件が原因で不具合が発生。Microsoftは配信を停止し、全ユーザーにアンインストールを呼びかけた。これを適用したWindows 7で再スタートから復旧できなくなったり、アプリケーションが読み込めなくなったりするなどの不具合が一部ユーザーから報告されたという。

　米Microsoftが4月9日（日本時間10日）に配信した月次セキュリティ更新プログラム(WindowsUpdate)の1つが原因で、一部のコンピュータにブルースクリーンが表示されるなどの不具合が発生しているとのこと。問題の更新プログラムをアンインストールするよう、Microsoftは11日にユーザーに呼びかけた。

　問題になっているのは、更新プログラム「MS13-036」（KB2823324）。Microsoftによれば、これを適用したWindows 7で再スタートから復旧できなくなったり、アプリケーションが読み込めなくなったりするなどの不具合が一部のユーザーから報告されたという。

　この問題は、Kaspersky（カスペルスキー）のウイルス対策製品との他社の特定のソフトウェアと組み合わされた場合に発生する可能性がある模様。この不具合が原因でシステムエラーが起きたとしても、データが失われることはなく、Windowsの全ユーザーが影響を受けるわけではないとのこと。Microsoftは不具合を解決した上で、改めて更新プログラムを公開する予定。

■アンインストール方法
Windowsの「コントロールパネル」から「プログラム」を選択し、「インストールされた更新プログラムを表示」をクリックして表示される一覧の中から「Microsoft Windows（KB2823324）のセキュリティ更新プログラム」を選択。

■影響のある製品
・ライセンス無効
「Kaspersky Anti-Virus for Windows Workstation 6.0 MP4 (6.0.4.1424/6.0.4.1611)」「Kaspersky Anti-Virus for Windows Server 6.0 MP4 (6.0.4.1424/6.0.4.1611)」
・チェックディスクが実行
「Kaspersky Anti-Virus for Windows Workstation 6.0 MP4 (6.0.4.1424/6.0.4.1611)」「Kaspersky Anti-Virus for Windows Server 6.0 MP4 (6.0.4.1424/6.0.4.1611)」「Kaspersky Endpoint Security 8.0 for Windows (ワークステーション向け/サーバー向け)」の各バージョン。


コメント：どうも、Windows Updateが適用されると、カスペルスキーのウィルス対策ソフトでライセンスが無効になったり、OS起動時にチェックディスク（CHKDSK）が実行されるらしいです。対象は以下のソフトらしいです。このせいでウィルス感染したりしたら、たまらないですね。

Microsoftの更新プログラムに不具合、アンインストールを勧告
カスペルスキー製品に不具合……Windows Update適用でライセンスが無効に

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