システム管理者の悪戦苦闘(移転しました)

WindowsXPのサポート期限終了が近づいていることは、先日記事にしたとおりである。この為、筆者も職場の業務用コンピュータ環境としてWindows7を利用しつつ、各種システム等に問題がないかどうか確認を行っている。個人的に聞く範囲では、WindowsXPの後継OSとしては、Windows7とするという声が多い。(Windows8はまだ新しく、各種ソフトウェアサポートやOSの安定性等の不安があるのだと思われる。)

さて、Windows7にて業務を行っている中で、突然以下の問題が発生した。

Windows7のデスクトップ上に配置していたショートカットが、ある日ごっそりと削除されたのだ。

筆者はデスクトップ上に多数のショートカットを並べる習慣があり、このせいで業務に大きな支障があった。どうも調べてみると、ネットワークドライブ等に存在しているリンクが軒並み削除されていることがわかった。

色々調べる中で、これはWindowsXPではなかった、コンピュータの保守という機能が原因であることが判明した。

ショートカットのような、ディスク容量が殆どないようなものを削除するのが本当に保守なのか、マイクロソフトの担当者を小一時間問い詰めたい気分だが、とりあえず以下の方法でコンピュータ保守機能を停止させるのが、最善の方法だという結論に達した。

もし、Windows7のデスクトップ上にショートカットを多数配置する方は、この設定を強くおすすめする。

---

■設定方法
1.[スタート] ボタンをクリック、[コントロール パネル] をクリック。
2.[システムとセキュリティ] にて [問題の発見と解決] をクリック。
3.左側のナビゲーションウィンドウから [設定の変更] をクリック。
4.[コンピューター保守]をオフに設定。

---

これで、ある日突然ショートカットが無くなったということはなくなる筈である。