システム管理者の悪戦苦闘(移転しました)

マイクロソフトのアップデートには、時に地雷がある。今まで通常に利用できていたbコンピュータやソフトウエアが急にうまく動作しなくなる様な事が、何の事前アナウンスもなく起こったりする。

特に管理人がはまったのが、ファイルサーバ（共有フォルダ）に保存した、Excelファイルのオープンに非常に時間がかかるという問題である。この現象に該当する場合は、同一のファイルを、ローカルのハードディスクにコピーすると、何の問題もなく開いたりするのが不思議なところだ。

これについては、Officeファイル検証機能である、「Microsoft Office File Validation Add-In」が原因である。セキュリティ上の問題を回避するためのプログラムではあるが、そのためにExcelが使い物にならないぐらい遅くなるのでは本末転倒だと思われるのだが、いかがだろうか。

手っ取り早く問題を解消するには、コントロール・パネルの［プログラムの追加と削除］アプレット（Windows Vista以降では「プログラムと機能」アプレット）で「Microsoft Office File Validation Add-In」というプログラムが表示されれば、Officeファイル検証アドインはインストール済みなので、それをアンインストールすることになる。

アンインストールだとセキュリティ上心配だという方は、以下を参考に必要な対応をとって頂くことが望ましい。

Excel 2003で.xlsファイルのオープンが非常に遅くなったときの対処方法
http://www.atmarkit.co.jp/fwin2k/win2ktips/1385disofv/disofv.html