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情報システム担当におけるネットワーク障害切り分け方法

ネットワークが必需品となった現在、一定規模の企業・団体になれば、ネットワーク管理者が任命され、ネットワークに関わる運用や諸問題に対応できるように、ベンダ資格者を要員として確保していることが多い。または、ネットワークベンダが常駐してこれらの業務を企業・団体もあるだろう。
しかし、中小規模の企業・団体の場合には、そこまでの余裕がなく、システム管理者等が片手間にネットワーク管理を実施しているケースも多い。このような場合に障害が発生すると、システム管理者が苦労しつつ、保守サポート契約を締結しているネットワーク構築ベンダにコールすることで、対応するケースが一般的だ。

しかし、コールする前にできる限り「切り分け」と呼ばれる障害部位の特定と、障害の状況を把握しておくことが重要だ。それは、ベンダにコールする際に確認される項目を整理しておくことにもつながり、無用なコールを避けることができるためだ。

1.なぜ切り分けが必要か


一口にネットワーク障害といっても多種のケースがある。本当にテクニカルな部分は、他のサイトに譲って記載しないが、概要としても以下のように分類できる。

 @通信回線(インターネット回線含む)
 Aネットワーク機器(無線の場合には、電波環境)
 Bサーバ(サーバアプリケーション含む)
 C通信ケーブル
 Dコンピュータ等の端末(ハード・ソフト・設定を含む)

障害時に話がややこしくなるのは、一般的に上記@〜Dに責任を持つベンダ等が異なることが多いためだ。障害となる原因をある程度絞り込んで、その解決に責任を持つベンダにコールしないと問題は解決されない。また、関係のないベンダにコールすることを繰り返すと、間違いなくベンダの印象が悪くなる。

例えば、ネットワークに問題があるといいつつ、単なるコンピュータの問題だったということを繰り返せば、コールされる方は、いわゆるオオカミ少年としてみられてしまい、本当に障害にあった場合でも、なかなか動いてもらえない状態になる可能性がある。

2.切り分け方法


切り分けの重要性について説明したが、次にネットワークに関するスキルや知識を不要として、切り分けを行う方法について記載する。それは、以下を確認することだ。

 A.障害の発生場所はどこか(全体か、特定の場所か、特定の個人か)
 B.障害の影響範囲はどこか(PC全体か、特定のアプリケーションか)

この2つを調べるだけでも、かなり原因の絞り込みができる。絞り込みさえできれば、その部分に責任をもつベンダーにコールすることで高い確率で問題の解決が見込めると言える。上記を調べた結果により、必ずとは言えないが、おおよそ以下のパターンで先ほど分類した@〜Dのコール先が決まる。


もし、トラブルにあった場合には覚えておいてもらいたい。もちろん、ネットワークに関する知識を普段から習得しておくのにこしたことはないのだが。。。


この記事へのコメント

   
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プロフィール

なおゆみ
元セキュリティ&サーバエンジニア。中小企業の情報システム管理者として奮闘中。
オーグメンチン
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