個人的な自転車グランプリ(最優秀賞)の番外編ということなんすけど、これはマイナスグランプリというか、2024年最大のあやまちが、アラヤの名車『MFD(マディフォックスダート)』を壊したという、
購入後わずか2年で廃車・・・久々にショックやった、完全に自分のせいやし、
何やろうとしてたんすか、
シングルスピード化してた車体へふたたび前後の変速機をとりつけて元の姿にもどす作業中、シフト用ケーブルをフレームの中に通すようになってて、それがうまいこと通せなくてBB(ビイビイ=ボトムブラケット)をはずして、やっと通すことが出来たんやけど、その気のゆるみも手伝ってか、BBを元にはめ直すごく単純な作業中にネジ山をつぶしてしまうという致命的ミスをおかして、
BBといえばフレームのなかでも肝心要の(かんじんかなめの=いちばん大事な)部分じゃないすか、
ネジ山の再生とか自分の経験値ではとても無理やし、ショックでそのまま放置してて・・・けど乗り始めてわずか2年、人生初となる27.5インチフレームにもようやく慣れてきて、自分のカラダの一部みたいにしっくりしてきたこのフレームをこのまま手放すのはあまりに残念で、
まったく同じ車体を買い直したと、
先日ふと調べてみたら、楽天市場でまったく同じ2024年モデルが送料込み5万円ちょっとで売られてたんで、ふつうなら8万円くらいで売られてるモデルなんで、これは思い切って買ってしまおうと、
現時点ではここが最安値
応援セール ARAYA アラヤ MFD Muddy Fox Dirt マディフォックス ダート 27.5インチ MTB マウンテンバイク 価格:59800円 |
割高なシマノパーツを避けて安価で信頼性の高い中国・台湾系パーツを多用して抜群のコストパフォーマンスを実現したこちらのモデルもとても気になる存在です!
マウンテンバイク UNIZE Mudhopper Manhattan Grey (ユナイズ マッドホッパー マンハッタングレー) 27.5インチ スチールフレーム 9段変速 完成品 価格:60500円 |
話題の部分から再生されます
ところで、今年のアラヤMFD(マディフォックスダート)はフロントサスペンションがイマイチだったと、
2022年モデルに比べると2024年モデルはフロントサスペンションが安いモデルに代わっていて、ロック機能が省略されたり、プリロード調整幅も少なくなったり、スプリング式フロントフォークの縮(ちぢ)んだバネが元にもどるたびに、カツンカツンと耳ざわりな音を出したり・・・結局このパーツだけ2年前のを装着することに、
あえてサスペンションじゃなくても軽量安価なカーボンフォークで良かったんじゃないすか、
たしかにそれも考えたけど、規格がいろいろあって、自分でやったらまたやらかしそうな(失敗しそうな)雰囲気やし、サスペンションの過剰なフワフワ感もムダに楽しいし、
たしかに初心者が首突っ込むと痛い目を見るかも…
フワフワ好きだからサスペンションのロック機能も使わないんすか、
プリロードもいっさい弱くして、完全フワフワ状態で乗ると、よりマウンテンバイクらしいショック吸収性が大げさに味わえるんで、パワーも少し吸収されることには目をつぶって、
しかし安く入手できたもんすね、
電動アシストマウンテンバイクの『MIYATA RIDGE-RUNNER i 6180』が10万円引きでも30万円だったところ、MFDは新車でわずか5万、
でもメイン(主役)とサブ(脇役)の区別は無くて、まったく同格な車両として乗ってると、
自転車それぞれの個性に合った最適な道があるから、価格や性能による優劣は無いわけで、
価格といえば昨年中古販売のサイクリーさんから、なぞの新品無印の1990年代26インチMTBフレームをジャスト1万で購入して、これをドロップハンドルの街乗り仕様に組み上げて、ええ感じで乗り回してますが、
当時は26インチだったミヤタ・リッジランナーと出会って人生変わったのが1996年、それから20年以上もこれに乗り続けた結果、五臓六腑(ごぞうろっぷ=カラダ全体)にこのサイズ感がしみ渡ってるんで、乗れば乗るほどしっくりする、
これで、MTBも26インチ・27.5インチ・29インチと3サイズそろったことになりますが、
29インチは、27.5インチフレームに2.8インチのセミファットタイヤをはかせることで実質的に29インチの車格になってるから、あくまでなんちゃって29インチやけど、
2年前に初めて27.5インチMTBに出会ったときは、しばらくそのサイズ感につよい違和感があったようですが、
なもんで、ためしにアマゾンでチャイナ製の『Simhoa シングルスピードマウンテンバイク変換キット』みたいなパーツを取り寄せて、ピスト風なカスタムをしたら、だんだんしっくりしてきて、
具体的にはどこを変えたんすか、
タイヤをつるっつるなスリックタイヤにして、さらに前後の変速も取り外してシングルスピード化・・・すると走りは軽く、シフト操作からは解放され、かなりな軽量化もあって、26インチMTBでは味わえなかった大径(だいけい)ホイールならではの中高速のスカッとした走りを体感できるようになって、すっかりお気に入りの1台へ、
ちなみに、定価40万円弱のe-MTB(イーマウンテンバイク=電動アシストMTB)『MIYATA RIDGE-RUNNER i 6180』がより過酷な激坂悪路向きなのに対して、こちら定価10万円弱のMFD(マディフォックスダート)に合った道とは、
ハンドル幅からして60p以内にキッチリ収めてるし、タイヤも太すぎず細すぎずの1.95インチ・セミスリックタイヤなんで、まずは街乗りのまったりした快適性が素晴らしくて、そこからちょっと気になる脇道に入りこんだオフロード遊びあたりまでがメチャ楽しい、
じゃあふだん使いには、『MIYATA RIDGE-RUNNER i 6180』よりもMFDのほうがはるかに登場回数多くなりそうすね、
これも入れて計5台も所有してるけど、この街乗りMTBに乗れない状態が続くとココロにポッカリ穴が空(あ)いたみたいで、なんとか年内に乗れるようになってうれしい、
5台というと、『MIYATA RIDGE-RUNNER i 6180』とこのMFD(マディフォックスダート)、そしてマディフォックスらしき1990年代のクロモリMTBフレームをベースに組み上げた26インチ・グラベルロード、そして2010年にテスタッチのフレームセットから組み上げた700cのシクロクロス、コロナ給付金でゲットしたジオスの700cピストバイクと、
20s越えの重量級e-MTBからわずか 8s台のピストバイクまで、どの自転車も自分には無くてはならない大事なメンバーで、
どの1台が欠けてもココロに穴が空いてしまうと、
5台も所有して持て余すかと思ったら全然そんなことはなく、それぞれに走るべき道が用意されてて、それぞれに独自の魅力があって、互いが互いを引き立て合う関係、
まあ自転車三昧(ざんまい)とはこのことかと思いますけど、同じ乗り物でもバイクやクルマにくらべると圧倒的低予算で楽しめますし、部屋に持ちこんで修理や調整もできるし、じっくり見て楽しむことも、
エンジンがないスカスカ感やスピード感は、クルマやバイクの動画やリアルなゲームで補(おぎな)うとして、むしろこの圧倒的な静けさや低速走行にこそ自転車本来の魅力があるわけで、
ちなみにこれ以上増車する予定はないんすか、
小径車(しょうけいしゃ=ミニベロ)は確かに人生未経験やけど、180pという自分の身長を思うと、あえてここに首突っ込む必要は無いような気もしていて、かといって29インチフレームは高身長な自分でもちょっと持て余すデカさやで日本家屋(かおく)のサイズ感とも合わんし、・・・26インチ、27.5インチ、700cのスリーサイズがあればじゅうぶんかと、
折りたたみ自転車はどうすか、
まず輪行の機会が激減してるし、輪行するにしても、ふだん乗り慣れた自転車のほうがしっくりするし、ほとんど出番も無いような、
じゃあぜんぜん違うタイプのヒト向けという、
たとえば、小柄な女性がクルマに乗せて週末の公園で走らせてみたり、鉄道やバスとセットで通勤に使ってみたり、そんな場面で活(い)きるんちゃうかなあ、
ちなみに、ピストにはフリーギアと固定ギアがありますけど、
お気楽なふだん使いには断然フリーギアやけど、下り坂でもペダルが強制的に回り続ける固定ギアは、基本的に坂が少ないエリア向きで、かなり特殊な乗り味なんで取っつきも悪いけど、固定ギアじゃないと味わえない独特な魅力があるんで、必ず1台は手元に置いておきたい・・・というか実際にはひとつのピストフレームの後輪をフリーギアから固定ギアに置き換えたらすむことなんで、1台で2台分楽しめる、
いわゆるロードレーサーが無いのは何でなんすか、
ペンギン歩きしかできないロードバイク専用のデカいクリート(靴底の金具)からして日常生活に向いてないし、ピストに乗り始めてから無理な登り坂は押し歩くようになって、だんだん歩くこと自体が楽しくなってきて、そうなるとなおさら歩きやすいマウンテンバイク用のクリートがええわけで・・・あとブレーキとシフトレバーが一体化したデュアルコントロールレバーよりも、古風なWレバーとドロップハンドル専用ブレーキレバーを組み合わせたほうが、不便さを上回って断然安価で美しいく味わい深く、結果自然とロードバイクからは遠ざかるように、
最後に、すれ違ういろいろな自転車乗りを見てひと言あれば、
ヘルメットをかぶって自転車に乗り始める子供達が主流になってきてうれしい・・・彼らとすれ違うと、全身から自転車の楽しさがあふれ出すようで・・・せっかくならそのご両親にもヘルメットをかぶってほしいもんやな、
最近のヘルメットは、衝撃が加わると内側が可動式になって衝撃を逃がす MIPS(ミップス)という規格を採用するモデルも増えてるので、購入には最適のタイミングですね、
ヘルメット姿のお嬢さんが小洒落た(こじゃれた)クロスバイクで生活感ただようスーパーの駐輪場にたたずむだけで、その場の雰囲気はガラッと明るくなるし、新車とセットでヘルメットもぜひ新調して欲しいなあ、
登れない ピストかついで 丘の上
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