2015年09月03日
12年前の8月輪行(3)「安土城から博物館へ」
b.城跡だけあって、ひたすら石段・石垣の連続、
a.もうちょっと建物でもあったら気もまぎれるけど、ほとんど見晴らしもないし、ええかげん飽きてきた、木陰で涼しいのはありがたいけど・・・
b.とはいえここがゴールです、城跡でいちばん高いポイント、
a.見晴らしイマイチやな、
b.現在はもっと見晴らせるようですが・・・
a.じゃあ来た道もどろうか、
b.ところで、仏足石(ブッソクセキ)って何すか、
a.昔はお釈迦様の足跡を石にきざんで拝んでたようや、
b.それがなんで無造作にも石垣の中から発見されたんすか、
a.信長は仏様を拝んでなかったんやろ、
b.ああそういえば、石段にも墓石や石仏が使われてた、
「墓石や 石仏さえも 足の下」
a.使う方は立方体に切り出されて便利やろうけど、使われる側はたまったもんやないな、いったいどうやって集めたんやろ、
b.そりゃ無理矢理あつめたんちゃいます、
a.そりゃそうやけど・・・
b.さて、入り口に戻ってきました、気がつかんかったけど、こんな立派な石碑が、珍しい字体やけどなんか味がある、
a.さあ城もじっくり見たし、今度は線路の向こう側、考古博物館へ入ってみよう、暑い夏は冷房が利いてるし、ひと回りすれば自然にかしこくなれるし、
b.バブルのたまものか、県立とはいえエライごつい博物館ですね、どことなく信長の西洋趣味を意識してるような、
a.ゼルダの伝説に出てきそうな、
b.こっちもこっちでバブルな雰囲気、
a.なにする建物かなあ、維持費だけでもかなりしそうや、
b.「あづちマリエート」、イベントホールもかねた総合体育館みたいです、
a.テレビ東京の「開運!なんでも鑑定団!」、ここでやってほしいな、「出張!なんでも鑑定団」のコーナー、
b.信長のお宝、まだ眠ってるんかなあ、この辺の畑や竹やぶに、
a.あるとしたら城の中より、何でもないありふれた場所に眠ってそうやなあ、
b.「本物そっくり、信長のチョンマゲ、鑑定の結果は、ジャカジャン・・・3千円!!、惜しかったですねえ」、
「ありふれた まさかの場所に お宝が」