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2019年05月12日

滋賀県大津市大萱(おおがや)の事故に心が痛む A

▽・w・▽ きのうの続きになりますけど、京都の職場も、交通量のハンパない人口密集地にあって、会社の前の細い歩道を、保育士さんにつきそわれた園児たちが、毎朝、近くの公園に向かって歩いてました、

(=^ェ^=) 工場の中にいても、にぎやかな声が聞こえてきて、それと分かるんや、

▽・w・▽ 朝イチの忙しさが一段落して、外まわりを掃除する社長が、園児たちと歓談するはじけた歓声が、楽しそうで・・・社内では威厳がありすぎて敬遠されてたから、よけいに、

(=^ェ^=) 都会の保育園は、敷地がせまいから、危険承知でクルマだらけの道を通って、近所の公園まで遊びに行くケースが多い・・・園児たちが歩いてた歩道も、ガードレールも無く道幅もせまく、トラックやダンプも多い危険な道やったなあ、今にして思うと、

▽・w・▽ ちなみに、事故のあった滋賀県大津市大萱(おおがや)地区といえば、JRびわ湖線の駅もあったような、

(=^ェ^=) 事故現場は6丁目で、JR瀬田(せた)駅は1丁目、大萱(おおがや)地区のちょうど端と端にあたるけど・・・JRと並んで国道1号線が走るここも、クルマだらけの危険エリアや、

▽・w・▽ この駅も輪行でよう乗り降りしました、

(=^ェ^=) 国道と反対側は、時間が止まったように静かで、むかしながらの集落がそのまんま残されていて、クルマが入れない路地が縦横に張りめぐらされ、そこを自転車で半分まよいながら散歩するのが、楽しかったなあ、

▽・w・▽ このあたりは、江戸時代も東海道ぞい繁華なエリアなんで、農村と町が入りまじったような独特の雰囲気すね、

(=^ェ^=) びわ湖周辺は歴史が深いんで、どの町や村も特有の味わいがあって、ゆっくり走るほど楽しい、

▽・w・▽ びわ湖っていうと、ふつう広々としたイメージですけど、

(=^ェ^=) たまに集落の路地まで分け入ってみると、箸(はし)休めというか、広いのとせまいのがブレンドされて、さらに魅力的になってくる、ああまた行きたいなあ、びわ湖周辺の何でもないふつうの町や村へ、

▽・w・▽ ちなみに、これから梅雨入り前までは、自転車がいちばん楽しく走れる時期なんで、事故も多いそうですね、

(=^ェ^=) 今年初めてちゃうかなあ、アマゾンさんから、5月は自転車事故が1年で最も多発する時期なので、くれぐれも安全運転するよう、メールが届いてた、

▽・w・▽ あと自転車でいつも気になるんは、子供だけヘルメットかぶって、お母さんはノーヘルというケース・・・ここはぜひ親子そろってかぶってほしいっす、

(=^ェ^=) 子供を乗せると、走行も不安定になるし、なおさらや・・・それに、今回みたいなもらい事故も、全国どこでも起こりうるわけで、

▽・w・▽ 自転車用ヘルメットは、バイク用と違って、通気の穴がたくさんあるほど、日よけの帽子よりも涼しいんで、これを機にぜひ、



2019年05月11日

滋賀県大津市大萱(おおがや)の事故に心が痛む @


▽・w・▽ 大津市大萱(おおがや)の事故は衝撃的でした・・・安全にじゅうぶん気ぃつけて歩いてた保育士や園児さんが、犠牲になるとは、

(=^ェ^=) びわ湖でも一番なじみのエリアで、びわ湖から遠く離れた今も、魂だけ飛んで行きたいほど好きな場所なんで、ほんまに心が痛む、

▽・w・▽ 事故現場は、しかし、ほとんど走ってないすね、

(=^ェ^=) 自転車で2〜3回くらい通ったことがあるけど、あまりにクルマが多くて、走らんようになった・・・すぐ目の前の近江大橋から北は、自転車も安全に並走できるほど広い歩道がずっと続いてるから何度も走ったけど・・・その近江大橋のたもとに、2008年秋、ドデカいイオンモールがオープンして、さらに交通量が増えてるんちゃうかな、

▽・w・▽ 京都に住んでたころ、初めて自転車を袋詰めにして、JRに乗っけて旅したのが、まさにびわ湖のちょうどこのあたり・・・事故現場の向こう岸は、水辺にそって広い遊歩道が続いてますね、

(=^ェ^=) 事故があった東岸とは対照的に、クルマが入ってこられない遊歩道が、浜大津港から瀬田の唐橋手前まで途切れずに伸びてる・・・クルマの多い近江大橋も、安全に下をくぐれるし、そのすぐ南には、膳所(ぜぜ)城公園もあったなあ・・・ホンマええとこや、

▽・w・▽ その膳所城公園から茶臼山(ちゃうすやま)公園に寄り道したり、

(=^ェ^=) このあたりでは、いちばん見晴らせる丘で、地図には秋葉台とも書いてあるなあ・・・ちょっと登っただけで、近江大橋から、びわ湖の奥の方まで視界が開けて・・・山と湖にはさまれた狭いエリアに、国道1号線や名神高速、JRや私鉄が走って、クルマもビルも民家も、これでもかってほど密集してるけど、びわ湖があるせいか、とてもスッキリした都会的な印象で、たまの休みに京都から遊びに行くせいか、リゾート地のような雰囲気まであったなあ、

▽・w・▽ 茶臼山公園には大きなサッカー場も、

(=^ェ^=) 丘の上に、整備の行き届いたグランドがあって、少年サッカーチームの声がよう響いてたなあ、びわ湖ごしに比叡山(ひえいざん)の山なみも望めて、青春映画の出だしのような丘、

▽・w・▽ 松尾芭蕉が晩年の数ヶ月を過ごした幻住庵(げんじゅうあん)もこの辺すね、

(=^ェ^=) 秋葉台(茶臼山公園)より少し南、石山寺裏手の高台の住宅街にあって、ちょっと分かりづらいけど、そこだけ深い森の中にあって、湿度高めやけど夏場とか涼しくてええ感じ、

▽・w・▽ そのへんについては、こちらに素晴らしい紀行文が、

芭蕉が愛した大津(その1)幻住庵を訪ねて・・・
https://tokuhain.arukikata.co.jp/shiga/2017/07/post_6.html


(=^ェ^=) まあ、ともあれ、どこを走るにしても、交通安全にはじゅうぶん気ぃつけなアカンな・・・高齢者を中心に予測不能な事故も多発してるし、

▽・w・▽ 国をあげて、交通弱者がより安全に暮らせる町を、実現させてほしいっす、

(=^ェ^=) 特殊ノズルが付いたジェット機に鼻炎剤やインフルエンザ・ウイルスを積み込んで、人口密集地の上空に散布して、製薬会社をボロもうけさす時間とカネがあるなら、それらをすべて、交通安全にあててほしいな、




2015年12月27日

彦根から長浜へ(5)「飽きるほど琵琶湖をながめる」

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b.出番を待つヨットの帆柱(ほばしら)、

a.最高の日本晴れやけど、風が強くて無理なんか、

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b.生まれて初めて、湖(うみ)から陸(おか)へ上がり、空間の広がりに戸惑っている貝、

a.単調な暮らしに飽きて、貝もようやく陸(おか)へ上がりはじめたか、

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b.ここはクルマが来ませんね、昔の雰囲気も残ってる、

a.県道2号線は集落の外側を流れてるしなあ、

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b.ずっとこんな感じで長浜へ行ければ、

a.残念ながら、2号線とまた合流や、

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b.サカナのジャングルジム、すべり台まで付いてら、

a.曲線つかうから、作るのたいへんそうやな、

b.とうとう2号線に合流、みんなガソリン付き移動手段を用い、ひたすら目的地をめざしております、

a.ああ県道に出て急に味気なくなった、しゃあない、こんな時は必殺マンホール撮影や、

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b.どちらも名作ですけど、どっちが良いすか、

a.どっちって言われてもなあ・・・まあ汚水のイメージは、ひらがなで書いた方がほんのちょっと和(やわ)らぐし、上のほうかなあ、

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b.とうとう耐えきれず、2号線とお別れすか、

a.すこし遠回りになるけど、びわ湖もいっぱいながめたし、効率より味わい豊かな道がええんや、

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b.「やけずこまずの いむらの里」、なんのこっちゃ、

a.案内板には「水不足でも田が灼(や)けず(=干上がらず)、洪水でも水が入りこまず」って書いてある、ようするに住むには最高の環境ってことか、

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b.JRが村を貫通するマイナスを差し引いても、しっとり落ち着いた良い村ですね、それで「いいむら、飯村(いむら)」って言うんかなあ、

a.ご飯(ごはん)の心配もないしなあ、

「飯村(いむら)なら 食べる心配 おまへんで(=ありませんよ)」




2015年12月24日

彦根から長浜へ(4)「びわ湖を見ながら北へ」

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b.海のように波立ってる、

a.瀬戸内海のほうがおだやか、

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b.鳥人間コンテストの会場はこの辺すか、

a.いや、もうちょっと先、彦根港のさらに奥や、

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b.ここが彦根港?

a.こらちゃうやろ(=これじゃないだろう)、

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b.かっこいいなあ、船のスポーツカー、

a.いくらぐらいするんや、

b.それほどしませんよ、アマゾンやったら、港まで引っ張ってはこぶジープも付いて千円ちょっと・・・

a.なるほど、かせぎのうすいオレらにピッタリや、

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b.プレジャーボートもええけど、仕事ひと筋のこういう漁船もいいすね、実用に徹して無骨に美しい、

a.はたらく船か、これも買うとなったら相当な額やろなあ、

b.たしかに業務用船舶(せんぱく)だけあって、かなり高額、

a.もうええわ、

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b.これがホンマもんの彦根港、なんか騒いでますよ、

a.大きなサカナが掛かったようや、

b.絵に描いたような秋の休日、

a.でも、夢中になって立ち位置を忘れかけてる女の子、ちょっと危なっかしい、

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b.ここでコーシー(コーヒー)にしますか、

a.べつにええけど、なんかすごいな、昭和にタイムスリップしたような、

b.左の屋根に付いてる温水器もむかしはもっと見かけたけど、

a.今どき、屋根といえば太陽光パネルやもんなあ、

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b.大事なカメラに、水しぶき、かかりますよ、

a.波打ちぎわ、ペットボトルを先頭にゴミの大行進、

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b.画面切れてるけど、「おこしやす彦根市へ」、かなあ、

a.オレらは出てく側やけど、

b.彦根市から長浜市へ、

a.アホちゃうか(=バカを言うもんじゃない)、その前に、米原(まいばら)市があるやろ、物静かな存在やけど味わいのあるええ自治体や、湖北のランドマーク、伊吹山(いぶきやま)もここやし、

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b.小学生の遠足、

a.港の防波堤で釣りを楽しむオトナたち、

b.そんな彼らにカメラを向けるチャリンコ閑人(ひまじん)、

a.そりゃ、わい(=me)のことやないかい!!





2013年04月28日

チャリこいで浮御堂から大津京

a.浮御堂のこのあたり、むかしは泳げたそうだ、地元の人によると、

b.今じゃ水質イマイチなんすか、

a.さあどうだろう、ただ琵琶湖大橋すぐ北にも水泳場があるから、行けんじゃねえの、道頓堀ほど汚れちゃいないし、

b.戦後の高度経済成長期にかなり汚れた琵琶湖だけど、ホント年々きれいになってますね、

a.驚くのは、田んぼの水まできれいにして琵琶湖へ流そうって意識の高さ、

b.ところで、ここからどうします?

a.そうだなあ、「ここまで来たら、サクセ〜ス」、って誰も知らねえか、この歌、

b.JR堅田駅でダホンたたんで家路を急ぐか、北か南へもっと走るか、

a.天神川にそって山沿いに進むのもオモロイけどなあ、坂きついけど、

b.でも、登ったとこで、また降りにゃならんし、

a.向こう見ずな若者ならそのままMTB(マウンテンバイク)で山越えて、ちょうど降りた先は大原三千院、スズメバチに気をつけて是非トライしてみてくれたまえ、

b.向こう見ずな若者以外はどうしますか、

a.このまま道なりにJR大津京の駅まで走って、そこからJRで家路に就(ツ)く、これでどうや、

b.じゃあそれで行きませう、

a.ここでまず問題になるのは、いつもクルマが列をなして進む161号線、これはすべて走らないことにする、

b.じゃあ、これと並んで走る旧道を使うと、

a.それもいいけど、できれば、雄琴の町中に入ってすぐ右手の路地に入り込んで住宅街のきつい坂ヒイヒイ登って、雄琴小学校と雄山荘って旅館のあいだを抜けて千野っていう高台の集落へ向かうルート、あとは道なりにアップダウン繰り返せば、天台真盛(シンゼイ)宗の本山、西教寺へ出られる、

b.なんでこの道良いんすか、

a.クルマ少ないって言うのもあるけど、それ以上に森の中を走るんで自転車で山歩きしてるような気分、ルート自体も千野の集落からしてそうとう古い歴史を感じさせるもので、ココロが落ち着いて元気になれる、ただしうら若き女性の場合は複数で行ったほうがいい、念のため、

b.しかし、こっちの山側ルートはかなりきつい坂の連続、

a.そういう場合は、湖岸にそって雄琴の町中を抜けて走ると良い、こちらも古い歴史を感じさせる雰囲気ある道筋がつづく、

b.で、いずれにしても坂本の町に出てくるわけか、

a.比叡山で修行した偉いお坊さんたちが暮らす町、坂本。穴太(アノウ)積みって強度のある石垣がアクセントになった静かな坂の町、ああ行きたいなあ、

b.ここからどう行くんすか、さらに道のチョイスは少なくなりますが、

a.山歩きみたいな森の道は西教寺を過ぎるとなくなるんで、京阪電車と並んで走る道をゆる〜く下りながらJR唐崎駅へ、湖岸沿いのルートも161号線と並走して旧街道筋がしっかり昔の風情を残してるんで快適だ、それにこちらなら、御神体の松が有名な唐崎神社やその手前の公園も良い、

b.しかし、問題はこれからっす、161号線以外は住宅街に張り巡らされた生活道路ばかり、どうしますか、ここからJR大津京駅前まで、

a.ここはホント走りにくい、唯一の解決策がこれだった、近隣住民の方々は是非これを参考にしてほしい、

b.ほ〜、良くこんな複雑なルート見つけましたねえ、

a.いや地図で見るとそう感じるけど、じっさい走り始めると自然に道がつながってるんだ、だからそれほど無理なく近江神宮の境内を横切って、皇子が丘公園なりJR大津京駅なりに結べるんだ、しかも、やはり歴史的に深い情緒が満ちてて楽しいぞい、びわ湖もちらちら見え隠れするしな、

b.じゃあルートに入る最初のきっかけ探しが難しいわけか、

a.JR唐崎駅まで行かないで、高架道路になってる西大津バイパスに沿って進むとすぐに京阪の線路で行けなくなるんで、ここを左にゆるく下って、最初の車道を右折して京阪の踏切を渡る、すぐ先に樹木の見事な倭神社が見えてきたら正解、ここを左折して気持ち右よりに進むと近江神宮に出られる、

b.ここからは?

a.ここが最大の難関だけど、まずは近江神宮の北の端からクルマも入れる境内を南の突き当たりまでまっすぐ進む、すると、こんなの行けんのか、ってほど細い土の道になるけど、ここを通るんだ、

b.よいこのもり保育園が右手にある、

a.ここからあまり坂を下ることなく住宅街の細い路地をうねうね進むと、皇子が丘公園の手前に出られる。第二体育館から自転車かついで陸橋渡れば、高台の公園にトオチャコ、

b.JR大津京駅公園のすぐ目の前か、

a.終戦直後はGHQの住宅地にもなってた高台の都会的な雰囲気の公園、大津湖岸なぎさ公園も遠くに見えるし、まったく良いとこだなあ、

b.いじめで全国的に有名になった皇子山中学校はすぐそばやけど、これを契機に日本一いじめのない中学になってほしいっす、



より大きな地図で 浮御堂〜皇子が丘公園 を表示



御神体の松が美しい唐崎神社の写真もコチラからどうぞ、
https://www.icloud.com/journal/ja-jp/#1;CAEQARoQZERUuABtLukjz2Qbnzsg-w;3FA58158-6209-4A53-B6B8-DC20E28DF62E




2013年04月27日

芭蕉二句 琵琶湖大橋 浮御堂

a.だから、びわ湖大橋てっぺんの展望バルコニーの写真無いのかって、

b.いやなんぼでも有りますけど、いざ足元の写真ってなると・・・見晴らしのじゃダメっすか、

a.見晴らしはもちろん素晴らしいに決まってるけど、展望台の足元にプリントされてるんだ、カッコイイイラスト画といっしょに芭蕉の句が、

b.「比良三上(ヒラミカミ)雪さしわたせ鷺(サギ)の橋」、なんのこっちゃ、

a.この展望台に立つと、びわ湖をはさんで左手に比良山、右手に近江富士こと三上山が見えるだろう、

b.どうだったかなあ、確かに比良山地は左手にしっかり壁のように険しくそびえてるけど、三上山見えたっけ、ビルに隠れてないかなあ、

a.そんなことどうでも良い、

b.どうでもよかないっすよ、

a.いや、位置的には合ってるから良いんだ、要するに北西の強い季節風で西の比良山(ヒラサン)から東の三上山(ミカミヤマ)へ琵琶湖を吹き渡る雪のありさまを、シラサギのような白い橋に見立てたかっちょいい俳句ってわけだ、分からん奴やなあ、

b.でもまるで、このびわ湖大橋を予感してたような俳句、

a.この橋のてっぺんに立つと、ここで詠んだんじゃないかって思うほど、

b.ところで、いきなりびわ湖大橋のてっぺんから始まったけど、前回はここから少し離れた、びわ湖地球市民の森に到着したとこで終わってます、どうしますか、

a.野洲川の河川跡に細長く整備されつつある「びわ湖地球市民の森」、

b.しかし長過ぎませんか、もっと呼びやすい名前の方が、

a.そうだなあ、どう略すか、

b.とりあえず「地球市民の森」でどうすか、

a.双子葉、

b.え?

a.森にかけてんだ、双子葉植物が集まって森になるんじゃ、分からん奴やなあ、

b.で、地球市民の森にそって、かつての河川跡をたどって下流へ向かうと、自然にびわ湖が見えてくる寸法、

a.ラフォーレ琵琶湖ってホテルの左手で湖岸道路に出る、これを渡るんだが果てしなくつづく車列を辛抱強く待つこと5分、

b.5分も待つんすか、

a.いや体感5分ってこと、でもできたら、少し離れた信号機のボタンを押して渡ってね、特に小さなお子さん連れの場合は、

b.で、湖岸道路ぞいの「びわ湖アーバンリゾート」って高層マンション群の向こうはもう琵琶湖か、

a.もっと繁華な琵琶湖の南エリアに巨大戦艦「イオンモール」が登場して、苦戦強いられる、ガンバレ!「ピエリ守山」、これを左に見ながらびわ湖大橋までクルマが入れない気持ち良い湖岸道路をゆったり流す気分は最高、

b.前方にはびわ湖大橋の優美なライン、ここはいつ来ても良いっすね、道広くヒト少なく、ながめ良く、

a.自転車ならではの特権じゃ、

b.で、この草むらの細道から急な階段へ自転車かつぎ上げればびわ湖大橋に直結、

a.自転車乗りならではの特権じゃ、

b.同じコト二度言わんで下さい、

a.それで、大橋のじわじわきつい坂を登って頂上展望バルコニーへ、

b.対岸の道の駅からも車を降りて歩きで来てるヒトが居ますね、

a.道の駅はいつも長距離トラックやツーリングバイクが停まってる、そしてなぜかトイレがハンパなく広い、しかし、コンビニ無いのは残念じゃ、

b.コンビニは反対側の東詰になります、さて道の駅からどうしまっか、

a.ここもクルマ・バイクじゃ無理な細道ねらいってことで、

b.はあ、橋の真下にこんな細いトンネルがあったとは、しかも柵で通りにくくしてる、

a.こういう細い道つかうと、そこの住民になったような錯覚がやってきて、だんだん良い感じになるんだ、この土地と仲良くなれるような、

b.なるほどねえ、たしかに、家のすぐ横をすり抜けていく細い道、ここは通らないで下さいって注意書きまである、

a.そういう場合は、遠慮するけど、できればより細い道が楽しい、

b.そういえば、この先に灯台ありましたね、木造の、

a.これが灯台か!?っていうような灯台、江戸時代にじっさい使われてたんだなあ、船の往来、きっと今より多かったに違いない、

b.しかし、道細いっすね、

a.昔から栄えた堅田(カタダ)の町並み、田んぼだったら広い道通せるけど、びわ湖に面して歴史的集落が細長く続くからなあ、ここも自転車向き、

b.で、しばらく行くと、有名な浮御堂(ウキミドウ)、

a.ここもちょっとひと手間かけて、おいしい料理にしよう、

b.こんな細い道行くんすか、

a.観光客の多くは浮御堂だけで終わるんだけど、それじゃああまりにもったいない、せっかく遠くから来たんだし、

b.湖岸すれすれに芭蕉の句碑とこじんまりした公園、浮御堂も横からバッチリ見える、「鎖(じょう)あけて 月さし入れよ 浮御堂」、

a.浮御堂拝観しても、浮御堂自体見られないからなあ、せっかくならここまで来てほしい、すぐとなりやし、

b.で、浮御堂、拝観してないんすか、

a.何度も前通ったのに、拝観料もったいなくて一度も入ってねえ、

b.こりゃたまげたわい、

a.その代わりと言っちゃなんだけど、浮御堂まえの恐ろしく細い路地を入って突き当たり左に曲がると、おやっと言うほど感じの良い松とベンチが出迎えてくれるんだ、

b.浮御堂のすぐとなりか、びわ湖もきれいに眺められる、ここ良いっすね、

a.堅田と言えばここってくらい、必ず立ち寄ってた、静かな公園、

b.公園と呼ぶにはあまりに内輪な感じ、

a.きっと近所の方々が散歩がてら立ち寄るんだろうなあ、そんな地元密着の気配、

b.しかし、落ち着きますね、ここ、


より大きな地図で びわ湖地球市民の森〜浮御堂 を表示

 
琵琶湖大橋や堅田あたりの写真もこちらからご覧下さい、
https://www.icloud.com/journal/ja-jp/#1;CAEQARoQZERUuABtLukjz2Qbnzsg-w;BD062241-094C-43D0-B3FF-00C39484420C





2013年04月26日

びわ湖地球市民の森

b.さて、吉川緑地に到着しましたが、ここからどこ行きます?

a.そうだなあ、有名なのは近くに「鮎家の郷」あるけどなあ、

b.ヒトもクルマも多いからダメか、

a.広い駐車場にはいつも観光バスや乗用車やバイクがたくさん停まってる、でも一度もないんだ、中に入ったこと、会社のオバチャンからここのお菓子もらった程度で、あとは何も知らない、

b.じゃあ紹介は無理か、

a.吉川緑地は、琵琶湖大橋と近江八幡のちょうど中間地点だから、両方から引っ張り合う、客引きみたいに、だからいつも心が迷うんだ、どっち行こうかって、

b.どっちにしますか、

a.琵琶湖大橋にしようか、近江八幡は他のブログでもたくさん紹介されてるやろ、

b.じゃあ湖岸にそって559号線で野洲川わたってと、

a.まさか、クルマならそれでも良いけど、せっかく自転車で移動するなら、ひとつ上流の天満橋が良い、ほとんどクルマ来ないし、静かで橋の上でおむすび食べたり出来るくらい、そういや釣りしてる若者もいたなあ、橋の上から、

b.じゃあ天満橋で野洲川渡ってからは、

a.地の果てまで続くような農道まっすぐたどるのもいいけど、心と時間に余裕があったら、少し左寄りに進路を変えて、477号線にそって幸津川町の歴史的集落へ迷い込むのが面白い、

b.お寺いっぱいありますね、常念寺・浄宗寺・東光寺・専照寺、神社のほうは下新川神社と大水口神社のふたつか・・・ところで、昨年通りすがりにたまたま写した東光寺って、よく見たら近江湖南二十七名刹霊場の第二十六番なのか、と思ったら、関連書籍も出てんのか、霊場めぐりの、さっそくアマゾンさんからその本のご紹介も、

近江湖南二十七名刹霊場の第二十六番、東光寺。

びわ湖百八霊場公式ガイドブック―近江湖西・湖北・湖東・湖南二十七名刹

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a.この寺のあたり、昔ながらの集落が残っていて道も複雑に入り組んでるだろう、

b.こりゃ迷路っすね、クラクラするわ、地図だけでも、

a.自転車が良いのは、歩くよりはるかに遠くへ行けるし、こんな細い路地になったら、今度は歩くスピードで静かに移動できる、

b.バイクだとどうしてもエンジン音やかましくて、こんな集落内じゃ近所迷惑っす、

a.観光地ってわけじゃないけど、こういう手堅くまとまった歴史ある集落が琵琶湖エリアをとても豊かにしてるんだ、

b.確かに細い路地を巡らせて、ぎゅっとコンパクトにまとまってますね、幼稚園やデイサービス、市役所の支所、郵便局にガソリンスタンドまで、

a.で、477号線と平行にしばらく側道を走って行けば、今度は野洲川の旧河川跡に出る、

b.吉川緑地と同じように公園だ、でも、こっちの方が規模も大きいし、人もたくさんいる、

a.「びわ湖地球市民の森」、「地球」ってコトバ入れるところに、この公園にかけるプライドを感じないか、

b.でも、いったいどこに森があるんすか、木がひょろひょろ植わってるだけっす、

a.これから森にするんじゃねえの、

b.なるほど、長い目で見たら森になってると、そういうことか、

a.公園もまだ工事中の箇所がたくさんあるし、でも、広々してて、とても快適だ、

b.じゃあ、この河川跡にそってずっと道なりっすね、

a.クルマ少ないし、道は広いし、東屋(アズマヤ)立派やし、言うこと無いな、なんべんここ立ち寄ったか知らん、

b.明富中学校となりの東屋のことっすね、

a.いずれ森になるだろう雑木林、暴れ川だったころの川筋は細長い池に変わり、水草が生い茂り、雨をしのぐ立派な東屋、特に何があるって訳じゃないけど、こんなココロ安らぐ公園も珍しい、

b.ここは滋賀県守山市だけど、住みやすさランキング、近畿ブロック第一位ってのも分かりますね、こんな良くできた公園をさりげなくいくつも作るなんて、

a.オレ、マジでここの観光・公園課に勤めたいわ、

b.じゃあ、さっそく守山市役所や滋賀県庁に願書送りますか、

a.いや、しかし、岡山県からの通勤となると、

b.そこが最大のハードルか・・・


びわ湖地球市民の森 ホームページ
http://www.pref.shiga.lg.jp/h/toshi/koen/biwako_chikyuu_shimin/tree_file/koen_gaiyou.html


きのう話題にした吉川緑地ほか、野洲川流域の大きな写真もどうぞ、
https://www.icloud.com/journal/ja-jp/#1;CAEQARoQZERUuABtLukjz2Qbnzsg-w;5404F554-5CE7-42EA-9F4B-F2B7FE5611E6



より大きな地図で 吉川緑地〜びわ湖地球市民の森 を表示



2013年04月25日

びわ湖エリアの穴場、吉川緑地に行きたい!

a.派遣社員の吉川君、その後元気でやってるかなあ、

b.それ、誰っすか、

a.京都にいたころ、臨時入社してた若い女性の派遣社員なんやけど、恐ろしく無口でなあ、こっちが心配になるほど、

b.無口が原因で辞めたんすか、

a.いや、会社が猛烈に忙しくなって、それが収まるまでの臨時雇用だった、

b.好きだったんすか、

a.いやそうじゃなくて、お父さん目線ていうか、あまりに内気な子なんで、なんかそばで見ててハラハラしてなあ、ベテラン社員のオバチャンに話題振られても、全然しゃべんねえし、しまいに喧嘩売ってるような雰囲気になるし、そのあと近所のスーパーでレジ打ちやってたって、ウワサだけど、何となく気がかりなんだなあ、うまくやれてんのかなあ、

b.やっぱり好きだったんちゃいますか、

a.どっちでもエエわ、それより何でこんな話してるんや、

b.きのうはJRびわこ線の小さな駅「篠原」から自転車でわずか1500メートルしか走ってませんけど、どうするんすか、これから、

a.思い出した、そこから吉川緑地へ行きたいんじゃ、それで吉川君思い出したんや、

b.吉川つながりか、しかし、聞かない名前っすね、

a.「正式名を湖岸緑地中主(チュウズ)吉川地区」、平成13年から少しずつ整備されて、やっと目鼻立ちがついてまだ2〜3年くらいか、

b.お気に入りなんすか、

a.何にも無いっちゃ何にもないんだけど、なんか良いんだなあ、手を加えすぎず、昔の川筋を残して当時の面影もあるし、トイレもベンチもきれいだし、何よりヒト少ないし、

b.ヒト多いのダメなんすか、

a.ダメなんす、子供や学生やオバチャン、ワイワイ騒いでんの苦手なんす、iPodで耳ふさいで死んだフリっす、

b.よっぽど苦手なんやなあ、

a.ところで、話ちがうけど近江太郎って、知ってる?

b.議員のようやなあ、土建屋上がりで馬力やたらあって、良いことも悪いことも平気でやっちゃうような、清濁合わせ飲む人物、県会議員「近江太郎」、

a.キャラ的にはそれで合ってるけど、じっさいは川の名じゃ、ウェブで調べたらすぐ分かる、

b.なになに、関東の利根川が「板東(バンドウ)太郎」、これに対して関西の野洲川は「近江太郎」って呼ばれるか、

a.戦前まで手のつけられない暴れ川だった近江太郎こと、野洲川、戦後は、大々的に人の手が加えられて、今じゃ好好爺(コウコウヤ)、

b.好好爺って?

a.やさしいオジイサン、

b.しかし、この野洲川と吉川緑地公園だっけ、どういう関係なんすか、

a.近江太郎が好好爺になったんで、これを機会にと、むかし暴れたころの河川跡を公園にしようってことで、そのひとつがこの吉川緑地、

b.琵琶湖大橋のそばにも河川跡あるけど、ここもやはり公園か、

a.こっちの方が早く着工してて、広大な敷地なんで、公園もいくつかに分かれてて、そのどれもが素晴らしい、吉川同様、手を入れ過ぎない良さ、ほんとセンス良いわ、この辺の公園、

b.自転車ならなお楽しめると、

a.河川跡の公園はどれも、クルマで来られるように駐車場が完備されてるけど、これらの公園をハシゴしたり、ちょっと足のばして、琵琶湖大橋のてっぺんから眺めを楽しんだり、対岸の道の駅や浮御堂で遊んだり、これには自転車が最高の移動手段、渋滞もないしね、

b.クルマじゃ橋のうえ停まれないし、これだけの距離、歩くとなったら大変だ、

a.ああ、こんな話してたら行きたくなってきたなあ、オレも行こかなあ、でも岡山からじゃ往復かかるしなあ、日帰りじゃ切ないし、失業保険暮らしだからなあ、

b.というわけで、お近くに住んでおられる皆さん、幸せはすぐそこにあると、そういうことらしいっす、


野洲川物語―流域住民の永年の悲願、近江太郎「野洲川」の鎮静。ここで繰り広げられた男達の葛藤。

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赤い押しピンが吉川緑地です。
他にも名所旧跡など美味しい場所をマークしましたので、サイクリングの参考になさって下さい。

より大きな地図で 吉川緑地 を表示



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