実は購入自体はそこそこ前でしたが、コレが生かせるキットを作ってなかったというのもあって寝かせておりました。
曲面が多いキットばかり続いたのと、マジンガーシリーズなどはそれ自体がモールド満載だったので加えるわけにもいかずで。
ようやく使い勝手の良さそうな場面が出てきましたので開封とテスト、初使用の様子をお送りしております。
ただいま製作中のキットは平面が多いのでどこかで使えるだろう?と思ってたのですが、追加のスジボリではなく、加工の際に消えてしまいそうなスジを掘り進める用途での初使用になるとは思ってなかった訳ですが、性能を見せるという点でいえば悪くない使用例になったのではないか?と思います。
無論初のことなので、工作自体の甘さは多めに見てやってくださいませ。
切削能力はしっかりしています。
物は薄い板なのですがさほど力も要らずに掘れるので、使用中に指が痛いなどはありません。
逆に痛いほどだと力の入れすぎだと思います。
撫でるとまでは言わないけど「新品のカッターの刃で紙を一枚だけ切る」くらいの力加減で動画の様な掘れ具合になるかと思います。
何度も掘り進めるとさすがに表面が荒れてくるのでしょう、スミを流すと滲んだ感じにみえてきます。
動画の場合はヤスリ掛けの為にスジを深くしてソレ自体が消えない様にしているので、回数を多めに掘った訳ですが、何もない所にパネルラインを追加するなどの工作の場合は数回で済みそうです。
サフなどを吹く前提であれば3〜5回程度の深さでよさそうな深さです。
浅く掘って済むならその方がいいと思います。
万一ヨレたりした場合補修しやすいと思われます。
ウチの様に塗装をしない派の方には一発勝負的要素がありますので、作業は慎重に・・・・。
お財布と相談になりますが、1つあると便利だなぁと感じました。
サイズは0.1・0.15・0.2とあるのですが、細いラインと太いラインを混ぜて使いたい人は0.1&0.2で組み合わせると良いかもしれません。
とりあえず汎用的にという方には0.15をお勧めしておきます。
今回試した様に合わせ目のパネルライン復活作業は、角ばったキットにはちょいちょい登場するのでそういうキットを多く作る人には向いている太さだと思います。
その他多くの工具がでているのでコレで揃える必要はありませんが、持っていない幅のものがあれば1つ試してみるのも悪くないと思います。
注意としてはカバーやケースの様な物がないので、刃先の扱いには気をつけた方がいいと思います。
私はマスキングテープでカバーする様にしています。
スジボリに興味のある方の入門に最適かと思います、参考になってくれれば幸いです。
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