2015年05月15日
キャリアママが産後におちいる罠。母乳育児?ミルク?そして、親のエゴ。
おっぱい飲む?
そう言うと弟くんは、
大きなお口を開けて待っています。
授乳の時間と言うのは、とても幸せな時間です。
私がそれを知ったのは、真ん中の子供の時。
にぃにの時は、産後時間をおかずに、仕事に復帰しようと考えていたので、退院後すぐにミルクに切り替えてしまいました。
しかも、1番上の子を出産したのは、大きな病院で、あまり授乳について指導がありませんでした。
当時の私にとっては、プレッシャーのないそんな病院とその態度が、とても楽でしたが、今となっては、素敵な時間を逃してしまったとちょっぴり後悔しています。
子供が生まれたものの、すぐに母親にはなれませんでした。
気持ちの上でと言ったらいいのでしょうか。
授乳は、私にとっては、何かこう原始的な行為のように思えて、受け入れられなかったと言うのもあります。
初めての授乳が、あんなに難しいものだということも、誰も教えてくれませんでした。
子供が生まれたら、周りはお腹が空いているんじゃないのか、おっぱいかもとなぜか責め立てられているような気持ちに何度もなりました。
ひとりめは、高齢出産とまではいきませんが、30を超えていたので社会的にも、そこそこ。一旦外に出れば、責任のある立場に置かれ、下の人たちを指導する立場にありました。高齢出産とキャリアを持ったママの罠はこんなところにもあるのかもしれません。
出産と仕事における立場とは全く関係のないこと。
しかし、キャリアを持った責任ある立場を任されたママたちは、やはりどこかでプライドがある。
しかし、生まれた子供のことに関しては、まったくの素人で、あれやこれやと周りに言われることが、本当に耳障り。
そんな経験をしているお母さんたちは、多いのではないかと思います。
時代や文化によって、育児に対する考え方や言説は、大きく変わってきたのは、ちょっと母子手帳を調べてみればすぐにわかることです。
そして、その変遷が何を意味しているのか?
母乳が良いと言う時代もあったり、ミルクがいいと言う時代もあったり、うつぶせ寝がいいという時代があったり、ベビーパウダーがいいと言う時代があったり、本当にいろいろです。
そう、正解はないのです。
答えはあって、答えは無いのです。
私はそう思います。
いろいろなことで悩んでいるお母さんたちに、そう言ってあげたいなと思います。
まあ、私が1番上の子に、やはり母乳にすればよかったと思うのも、自分の仕事の都合で、早い段階からミルクに切り替えたのも、母親の私自身が決めたことで、今色々と考えるのも私自身のエゴですが。
時折そう思うのです。
母乳にすればよかったなと。
それも、じつは、息子のためというよりは、楽しい時間をにぃにと共有したかったという自分の思い、なんですけどね。
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ご縁に感謝して。。。
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