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2014年05月07日

マリフアナの消費や売買が解禁 ウルグアイ

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ウルグアイでは世界で初めてマリファナの生産や消費が合法化された


CNN) 南米ウルグアイで6日、世界で初めてマリファナの生産や販売、消費が合法化された。国民は自宅の庭でマリフアナを栽培したり、薬局で購入したりすることが可能になる。
マリフアナの合法的な生産や販売、消費について定めた法案は昨年12月に議会を通過していた。
大統領側近によると、マリフアナ市場はすべてが国のコントロール下に置かれ、薬局でのグラム単価は新設の「大麻規制管理局」を通じて大統領府が設定する。提案されている最低価格は20ウルグアイ・ペソ(約88円)。
自宅で栽培できるのは大麻6本以下、年間生産量は480グラムまで。メンバー15〜45人の大麻クラブも合法化される。マリフアナは販売免許を取得した薬局のみで扱い、購入量は月間40グラムを上限とする。
ただしマリフアナの消費や販売や流通のためには政府の免許を取得する必要があり、外国人がマリフアナを吸ったり購入したりすることは認めない。
今回の合法化の目的は、政府の管理下で正規のマリフアナを流通させて、不法な麻薬組織を市場から締め出すことにある。当局は最先端の技術を使ってマリフアナの流通状況を把握し、不法なマリフアナが流通しないよう目を光らせる。


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