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2015年07月30日
The heavy (PEPSI CM)おすすめ曲
昨年からのPEPSI NEX ZERO (ペプシネックスゼロ ) 桃太郎のCMソングに起用され、人気のThe heavy。
フジロック2014で初来日し、同年10月にJAPAN TOURを果たしました。
メンバーはUK出身の4人、黒人Swabyの、James Brownを彷彿とさせる力強く熱いファンキーなボーカルと
ダンテイラーの重厚なギター、現代によみがえったヴィンテージなグルーヴは大物感溢れる。
インパクトのあるCM起用曲の「Same Ol’」の他にも良曲が多く、好きなものをまとめます。
The heavy
メンバー:Kelvin Swaby(Vo.)
Daniel Taylor(G.)
Chris Ellul(Ds.)
Spencer Page(B.)
出生:イギリス
ジャンル:ロック、ソウル、その他
レーベル:COUNTER RECORDS(Ninja Tune傘下) , BEAT RECORDS
The heavyおすすめ曲
「That Kind Of Man」
UK屈指のレーベルNinja Tuneからの1stシングル(2007年)。
→AmazonのThat Kind Of Man (1.1)へ
「How You Like Me Now?」
→AmazonのHow You Like Me Now (Original)へ
「What Makes A Good Man?」
→AmazonのWhat Makes A Good Man? (Original Version)へ
「Same ol'」
おなじみペプシCM曲、CMは「2014 54th ACC CM FESTIVAL」でいくつもの賞をとっています。
大物歌手の演歌のようなイントロ(聴きようようによっては)に“和”を感じなくもない。
日本の昔話と掛け合わせるセンスが凄い。CMの壮大な世界観に相乗効果を増して素晴らしいです。
→AmazonのSame Ol'へ
「Can't Play Dead」
→AmazonのCan't Play Deadへ
「Don't Say Nothing」
→AmazonのDon't Say Nothingへ
フジロック2014で初来日し、同年10月にJAPAN TOURを果たしました。
メンバーはUK出身の4人、黒人Swabyの、James Brownを彷彿とさせる力強く熱いファンキーなボーカルと
ダンテイラーの重厚なギター、現代によみがえったヴィンテージなグルーヴは大物感溢れる。
インパクトのあるCM起用曲の「Same Ol’」の他にも良曲が多く、好きなものをまとめます。
The heavy
メンバー:Kelvin Swaby(Vo.)
Daniel Taylor(G.)
Chris Ellul(Ds.)
Spencer Page(B.)
出生:イギリス
ジャンル:ロック、ソウル、その他
レーベル:COUNTER RECORDS(Ninja Tune傘下) , BEAT RECORDS
The heavyおすすめ曲
「That Kind Of Man」
UK屈指のレーベルNinja Tuneからの1stシングル(2007年)。
→AmazonのThat Kind Of Man (1.1)へ
「How You Like Me Now?」
→AmazonのHow You Like Me Now (Original)へ
「What Makes A Good Man?」
→AmazonのWhat Makes A Good Man? (Original Version)へ
「Same ol'」
おなじみペプシCM曲、CMは「2014 54th ACC CM FESTIVAL」でいくつもの賞をとっています。
大物歌手の演歌のようなイントロ(聴きようようによっては)に“和”を感じなくもない。
日本の昔話と掛け合わせるセンスが凄い。CMの壮大な世界観に相乗効果を増して素晴らしいです。
→AmazonのSame Ol'へ
「Can't Play Dead」
→AmazonのCan't Play Deadへ
「Don't Say Nothing」
→AmazonのDon't Say Nothingへ
2015年07月21日
Made In Heights 好きな曲
最近 Made in Heights が聴きたくて仕方ありません。中毒気味です。
シンプルで聴きやすい軽やかなリズムに、癒される美しいウィスパーボイス、
甘くなりがちなケルシーの声も淡々としたリズムや哀愁のある音で抑えています。
癖になるけだるさがあるにもかかわらず、聴き終わってからはさっぱりとした感じです。
Iphone6のCM (Trond K.の作品) が流れてから、ファンがどんどん増えているようです。
CMで使われた曲 “Murakami” の他にも好きな曲がたくさんあります。
以前の記事(iphone6CMの好きな曲)
Made In Heights 好きな曲
Made In HeightsのHPからリンクOKだったので以下に貼ります。
ジャケットがシンプルでおしゃれ。
Pirouette
Panther
DEATH
Ghosts
Murakami
Forgiveness
Slow Burn
シンプルで聴きやすい軽やかなリズムに、癒される美しいウィスパーボイス、
甘くなりがちなケルシーの声も淡々としたリズムや哀愁のある音で抑えています。
癖になるけだるさがあるにもかかわらず、聴き終わってからはさっぱりとした感じです。
Iphone6のCM (Trond K.の作品) が流れてから、ファンがどんどん増えているようです。
CMで使われた曲 “Murakami” の他にも好きな曲がたくさんあります。
以前の記事(iphone6CMの好きな曲)
Made In Heights 好きな曲
Made In HeightsのHPからリンクOKだったので以下に貼ります。
ジャケットがシンプルでおしゃれ。
Pirouette
Panther
DEATH
Ghosts
Murakami
Forgiveness
Slow Burn
2015年07月11日
Robert Glasper (ロバートグラスパー)おすすめアルバム
現代のJAZZ、ジャンルから飛び出し、時代と寄り添って歩む、
聴く者を飽きさせないRobert Glasper。正統派JAZZから、
JAZZ×HIP HOP等さまざまな要素を取り入れるなど、幅広く受け入れられています。
昨年2014の単独公演、SUMMER SONIC2014、
今年はエクスペリメントとして5月6月と来日を果たし、
9月にはロバートグラスパートリオとしてBlue Note JAZZ FESTIVAL in JAPAN、
ブルーノート東京に来日します。
Robert Glasper
1978年生(37歳)ピアニスト、プロデューサー
出生:アメリカ合衆国
ジャンル:JAZZ×HIP HOP,ソウル,R&B他
レーベル:ブルーノートレコード
Robert Glasperおすすめアルバム
「Canvas」2005/ Robert Glasper
ロバート・グラスパーのブルーノートでのメジャーデビュー1stアルバム。
JAZZピアニストRobert Glasperとしての手腕が輝く一枚。
やさしく、落ち着いた音の中に独自のアドリブで彼の情熱が注ぎ込まれ、暖かく包み込む、どの曲も素晴らしい珠玉のアルバム。
今や様々なアーティストとジャンルを超えて魅せる彼だが、JAZZピアニストとしてのしっかりとした魅力的土台があるからこそ輝く。
アルバム1曲目 “Rise and Shine” は明るく弾く音が心地よい気分にさせてくれる、
“Portrait of an Angel” もしっとりとほろ酔い気分になれる美しい曲です。
→AmazonのCanvasへ
「In My Element」2007/ Robert Glasper
ブルーノートでの2ndアルバム。JAZZピアノのトリオです。
斬新で現代的なピアノアレンジも振りすぎず、非常にバランスがとれているので聴く者を安心させ、楽しませる。本格的に聴くことも聴き流しで聴くことも問わない、音を楽しむことができる、素晴らしい一枚です。
中でも7曲目の “Maiden Voyage / Everything In Its Right Place” は、Herbie Hancockの名曲Maiden Voyage とRadioheadのEverything In Its Right Placeの両方をアレンジした贅沢な一曲でおすすめ。
→AmazonのIn My Elementへ
「Black Radio」2012/ Robert Glasper Experiment
R&B色が色濃く反映されたJAZZで、
2012年第55回グラミー賞Best R&B Albumに選ばれました。
ロバート・グラスパー・エクスペリメントは、Glasperと、
ドラムのMark Colenburg、サックス/ヴォコーダーCasey Benjamin、ベース Derrick Hodgeのメンバーから成り、R&BやHIP HOPや電子音楽の要素なども入り、JAZZの新しい可能性に溢れた音楽作りが特徴。
中でもお気に入りの “Ah Yeah” は
しっとりとしたリズムにピアノの音の玉がこぼれ落ちていくような大人な一曲。
また、ボーカルにErykah Baduをむかえた “Afro Blue” はiTunes BEST OF 2012 JAPANでJAZZベストアルバムに選ばれました。エリカ・バドゥの甘く高級感があるが、さっぱりとした声が聴きやすい。
→AmazonのBlack Radioへ
「Black Radio 2」2013/ Robert Glasper Experiment
ゲストには、コモン、パトリック・スタンプ、ブランディ、ノラ・ジョーンズ、ジル・スコット、フェイス・エヴァンス、アンソニー・ハミルトン、スヌープ・ドッグ…を迎えた豪華なアルバム。
前作のBlack Radioより更にR&B色の強いものとなっています。
彼はJAZZを聴かない人たちに聴いてほしいという思いもあって、
R&BやHIP HOPを積極的に取り入れており、新たな客層を呼び込むこととなりました。
→AmazonのVol. 2-Black Radioへ
「Coverd」2015/ Robert Glasper TRIO
トリオとしては最新作の、カバー曲中心のライブアルバム。
Black Radioの2作で、新たに取り入れた客層をJAZZに誘う。
ロバート・グラスパー・トリオは
ピアノのRobert Glasper、 ドラムにChris Dave、そしてベースにVicente Archerで編成された
アコースティックのJAZZ。彼のスタイルは、エクスペリメントとトリオのバンドを使い分けて制作をしています。
→AmazonのCovered (The Robert Glasper Trio Recorded Live At Capitol Studios)へ
聴く者を飽きさせないRobert Glasper。正統派JAZZから、
JAZZ×HIP HOP等さまざまな要素を取り入れるなど、幅広く受け入れられています。
昨年2014の単独公演、SUMMER SONIC2014、
今年はエクスペリメントとして5月6月と来日を果たし、
9月にはロバートグラスパートリオとしてBlue Note JAZZ FESTIVAL in JAPAN、
ブルーノート東京に来日します。
Robert Glasper
1978年生(37歳)ピアニスト、プロデューサー
出生:アメリカ合衆国
ジャンル:JAZZ×HIP HOP,ソウル,R&B他
レーベル:ブルーノートレコード
Robert Glasperおすすめアルバム
「Canvas」2005/ Robert Glasper
ロバート・グラスパーのブルーノートでのメジャーデビュー1stアルバム。
JAZZピアニストRobert Glasperとしての手腕が輝く一枚。
やさしく、落ち着いた音の中に独自のアドリブで彼の情熱が注ぎ込まれ、暖かく包み込む、どの曲も素晴らしい珠玉のアルバム。
今や様々なアーティストとジャンルを超えて魅せる彼だが、JAZZピアニストとしてのしっかりとした魅力的土台があるからこそ輝く。
アルバム1曲目 “Rise and Shine” は明るく弾く音が心地よい気分にさせてくれる、
“Portrait of an Angel” もしっとりとほろ酔い気分になれる美しい曲です。
→AmazonのCanvasへ
「In My Element」2007/ Robert Glasper
ブルーノートでの2ndアルバム。JAZZピアノのトリオです。
斬新で現代的なピアノアレンジも振りすぎず、非常にバランスがとれているので聴く者を安心させ、楽しませる。本格的に聴くことも聴き流しで聴くことも問わない、音を楽しむことができる、素晴らしい一枚です。
中でも7曲目の “Maiden Voyage / Everything In Its Right Place” は、Herbie Hancockの名曲Maiden Voyage とRadioheadのEverything In Its Right Placeの両方をアレンジした贅沢な一曲でおすすめ。
→AmazonのIn My Elementへ
「Black Radio」2012/ Robert Glasper Experiment
R&B色が色濃く反映されたJAZZで、
2012年第55回グラミー賞Best R&B Albumに選ばれました。
ロバート・グラスパー・エクスペリメントは、Glasperと、
ドラムのMark Colenburg、サックス/ヴォコーダーCasey Benjamin、ベース Derrick Hodgeのメンバーから成り、R&BやHIP HOPや電子音楽の要素なども入り、JAZZの新しい可能性に溢れた音楽作りが特徴。
中でもお気に入りの “Ah Yeah” は
しっとりとしたリズムにピアノの音の玉がこぼれ落ちていくような大人な一曲。
また、ボーカルにErykah Baduをむかえた “Afro Blue” はiTunes BEST OF 2012 JAPANでJAZZベストアルバムに選ばれました。エリカ・バドゥの甘く高級感があるが、さっぱりとした声が聴きやすい。
→AmazonのBlack Radioへ
「Black Radio 2」2013/ Robert Glasper Experiment
ゲストには、コモン、パトリック・スタンプ、ブランディ、ノラ・ジョーンズ、ジル・スコット、フェイス・エヴァンス、アンソニー・ハミルトン、スヌープ・ドッグ…を迎えた豪華なアルバム。
前作のBlack Radioより更にR&B色の強いものとなっています。
彼はJAZZを聴かない人たちに聴いてほしいという思いもあって、
R&BやHIP HOPを積極的に取り入れており、新たな客層を呼び込むこととなりました。
→AmazonのVol. 2-Black Radioへ
「Coverd」2015/ Robert Glasper TRIO
トリオとしては最新作の、カバー曲中心のライブアルバム。
Black Radioの2作で、新たに取り入れた客層をJAZZに誘う。
ロバート・グラスパー・トリオは
ピアノのRobert Glasper、 ドラムにChris Dave、そしてベースにVicente Archerで編成された
アコースティックのJAZZ。彼のスタイルは、エクスペリメントとトリオのバンドを使い分けて制作をしています。
→AmazonのCovered (The Robert Glasper Trio Recorded Live At Capitol Studios)へ
Covered (The Robert Glasper Trio Recorded Live At Capitol Studios)
ロバート・グラスパー
価格: 1,600円
posted with sticky on 2015.7.12
ロバート・グラスパー
価格: 1,600円
posted with sticky on 2015.7.12
2015年07月05日
宇宙を感じる曲
映画「2001年宇宙の旅」(監督S・キューブリック)を観て宇宙にはまっています。
公開は1968年(約半世紀前!)というのに褪せない映像、音楽の良さ、余韻の残る斬新な演出、
本当に素晴らしい映画です。
子供の頃以来久しぶりに観て、
家族で観たその頃の思い出と共にいろいろよみがえりました。
自分の子供の頃の感覚と今の自分の感覚の差。
この映画が公開された1968年に考えられた2001年のイメージと今のテクノロジーとの差。
見終わった後、この映画の素晴らしさを感じると共に、
自分の頭の中で、自分と自分のまわりの時空の旅を巡り、頭がいっぱいになりました。
子供の頃、家族でこの映画を見たころのこと。
音楽好きだった親、音響にこだわって、部屋を映画館のように音を
四方から響かせて、体の中に響く音を聴かせてくれました。
親は星や宇宙が好きで、プラネタリウムによくつれていってもらったり、夜は星をよく観ていました。
なんとなく過ごしていた子供の頃の消えかけていた思い出がよみがえり、
音楽が好きなのは親ゆずりだったんだな、きらきらした神秘的なイメージが好きなのは
あの経験があったからなんだな。といろいろが結びつきました。
→Amazonの映画「2001年宇宙の旅(初回生産限定スペシャル・パッケージ) 」へ
宇宙っぽさを感じる自分の好きな曲と共に、宇宙を巡ってみようと思う。
■ 宇宙を感じる5曲
シュトラウスーツァラトゥストラはかく語りき(Also sprach Zarathustra)
まず映画「2001年宇宙の旅(1968)」で使用された非常に有名な導入部。
ドイツのリヒャルト・シュトラウスがニーチェの同名の著作に影響され、1896年に作曲しました。
→Amazonの本ニーチェ「ツァラトゥストラは こう言った 上 (岩波文庫)」へ
オーケストラでのトランペットの力強い奥行きある音が宇宙の壮大さを感じ、
これから何かすごいことが始まる!という期待高まる高揚感がある。
映画の影響もあってこれしかないというくらい、宇宙っぽい曲といえばこれです。
→Amazonの「2001年宇宙の旅」オリジナル・サウンドトラックをみる
ホルストー組曲「惑星」木星
奥行きのある壮大な曲はやはりクラッシックから。
イギリスのグスターヴ・ホルストの「惑星」(1914〜1916年に作曲)は7つの管弦楽曲で、
天文学の惑星ではなく、占星術の惑星から題材を得ている。
それぞれの楽章はローマ神話にでてくる神の名前にあてはまる惑星の名前がついています。
どの楽章もすばらしく、特に木星、火星が有名。
木星の曲の一部は平原綾香さんの「Jupiter」(ジュピター)で知られているが、
始めから全て通して聴くと、壮大にそして爽快に走り抜けるようなイメージが感じられる。
→Amazonでホルスト:組曲「惑星」をみる
A GALACTIC ODYSSEY-ODYSSEY OVERTURE
子供の頃の家族で観た思い出とともに。
NHKスペシャルで1990年に放送されていた「銀河宇宙オデッセイ」の曲。
音楽は当時ニューヨーク在住のジャズギタリスト高内春彦(HARU)が担当した。
この科学番組は素晴らしかった。地球から出発した宇宙船がさまざまな宇宙現象に遭遇するという
映画さながらのストーリー仕立てと天文現象の解説となっており、
当時最高水準のCGやセットを取り入れられていた。
この神秘的で哀愁のある曲もあいまって、ぐっと入り込んでいき、
先のない、どこまでも計り知れない宇宙が怖くなったのを覚えています。
→Amazonでサントラ「銀河宇宙オデッセイ」をみる
Space Dimension Controller - The Love Quadrant
現代のスペースミュージック、ダンスミュージックから、
北アイルランド出身のプロデューサーJack Hamill(24歳)“”スペースディメンションコントローラー”。
2013年にThe Love Quadrantが発表されて以降虜になる人が続出しました。
2012年に代官山UNITでのジャパンツアーで来日しています。
一昔前のテクノサウンドを彷彿とさせる懐かしい感じが逆に新しく、かっこいい。
神秘的なエコーのきいた色気のある音に未来の宇宙を感じます。
→AmazonでSpace Dimension Controller-The Love Quadrantをみる
Boards Of Canada - Music Is Math
神秘的、幻想的な気分になりたい時一番に思い出すのがBoards Of Canada
1986年から活動しているスコットランド出身の兄弟エレクトロデュオ。
宗教ではなく、音楽で超自然的イメージ心理的イメージを突き詰め実験的な音制作をしているため
彼らの音楽性は非常に高い。
自分のイメージだが、Music Is Mathは宇宙との交信を思わせる電子的な音が不思議な世界へと誘ってくれる。
宇宙へ、また、心の奥に深く訴えてくる。
→AmazonでBoards Of Canada - Music Is Mathをみる
公開は1968年(約半世紀前!)というのに褪せない映像、音楽の良さ、余韻の残る斬新な演出、
本当に素晴らしい映画です。
子供の頃以来久しぶりに観て、
家族で観たその頃の思い出と共にいろいろよみがえりました。
自分の子供の頃の感覚と今の自分の感覚の差。
この映画が公開された1968年に考えられた2001年のイメージと今のテクノロジーとの差。
見終わった後、この映画の素晴らしさを感じると共に、
自分の頭の中で、自分と自分のまわりの時空の旅を巡り、頭がいっぱいになりました。
子供の頃、家族でこの映画を見たころのこと。
音楽好きだった親、音響にこだわって、部屋を映画館のように音を
四方から響かせて、体の中に響く音を聴かせてくれました。
親は星や宇宙が好きで、プラネタリウムによくつれていってもらったり、夜は星をよく観ていました。
なんとなく過ごしていた子供の頃の消えかけていた思い出がよみがえり、
音楽が好きなのは親ゆずりだったんだな、きらきらした神秘的なイメージが好きなのは
あの経験があったからなんだな。といろいろが結びつきました。
→Amazonの映画「2001年宇宙の旅(初回生産限定スペシャル・パッケージ) 」へ
宇宙っぽさを感じる自分の好きな曲と共に、宇宙を巡ってみようと思う。
■ 宇宙を感じる5曲
シュトラウスーツァラトゥストラはかく語りき(Also sprach Zarathustra)
まず映画「2001年宇宙の旅(1968)」で使用された非常に有名な導入部。
ドイツのリヒャルト・シュトラウスがニーチェの同名の著作に影響され、1896年に作曲しました。
→Amazonの本ニーチェ「ツァラトゥストラは こう言った 上 (岩波文庫)」へ
オーケストラでのトランペットの力強い奥行きある音が宇宙の壮大さを感じ、
これから何かすごいことが始まる!という期待高まる高揚感がある。
映画の影響もあってこれしかないというくらい、宇宙っぽい曲といえばこれです。
→Amazonの「2001年宇宙の旅」オリジナル・サウンドトラックをみる
ホルストー組曲「惑星」木星
奥行きのある壮大な曲はやはりクラッシックから。
イギリスのグスターヴ・ホルストの「惑星」(1914〜1916年に作曲)は7つの管弦楽曲で、
天文学の惑星ではなく、占星術の惑星から題材を得ている。
それぞれの楽章はローマ神話にでてくる神の名前にあてはまる惑星の名前がついています。
どの楽章もすばらしく、特に木星、火星が有名。
木星の曲の一部は平原綾香さんの「Jupiter」(ジュピター)で知られているが、
始めから全て通して聴くと、壮大にそして爽快に走り抜けるようなイメージが感じられる。
→Amazonでホルスト:組曲「惑星」をみる
A GALACTIC ODYSSEY-ODYSSEY OVERTURE
子供の頃の家族で観た思い出とともに。
NHKスペシャルで1990年に放送されていた「銀河宇宙オデッセイ」の曲。
音楽は当時ニューヨーク在住のジャズギタリスト高内春彦(HARU)が担当した。
この科学番組は素晴らしかった。地球から出発した宇宙船がさまざまな宇宙現象に遭遇するという
映画さながらのストーリー仕立てと天文現象の解説となっており、
当時最高水準のCGやセットを取り入れられていた。
この神秘的で哀愁のある曲もあいまって、ぐっと入り込んでいき、
先のない、どこまでも計り知れない宇宙が怖くなったのを覚えています。
→Amazonでサントラ「銀河宇宙オデッセイ」をみる
Space Dimension Controller - The Love Quadrant
現代のスペースミュージック、ダンスミュージックから、
北アイルランド出身のプロデューサーJack Hamill(24歳)“”スペースディメンションコントローラー”。
2013年にThe Love Quadrantが発表されて以降虜になる人が続出しました。
2012年に代官山UNITでのジャパンツアーで来日しています。
一昔前のテクノサウンドを彷彿とさせる懐かしい感じが逆に新しく、かっこいい。
神秘的なエコーのきいた色気のある音に未来の宇宙を感じます。
→AmazonでSpace Dimension Controller-The Love Quadrantをみる
Boards Of Canada - Music Is Math
神秘的、幻想的な気分になりたい時一番に思い出すのがBoards Of Canada
1986年から活動しているスコットランド出身の兄弟エレクトロデュオ。
宗教ではなく、音楽で超自然的イメージ心理的イメージを突き詰め実験的な音制作をしているため
彼らの音楽性は非常に高い。
自分のイメージだが、Music Is Mathは宇宙との交信を思わせる電子的な音が不思議な世界へと誘ってくれる。
宇宙へ、また、心の奥に深く訴えてくる。
→AmazonでBoards Of Canada - Music Is Mathをみる