2015年06月03日
渦中のFIFAの賄賂事件の「真相」
タイトルほいほい、第二弾ということでね。
はい、FIFAのことなんか、語るつもりは毛頭ありません。
というより、僕のポテンシャル・エネルギー(後の伏線です)が足りないのです。
というわけで、こんばんわ。
Twitterのフォロワーから、僕が学校の教師だとしたら「理科」の先生だ、と言われた、小説家のともなりたかひろです。
ところで、今日(2015年6月3日)は満月ですね。
占星術的に言えば、太陽星座と月星座がオポジション(180°)の角度を取る日が、満月に当たります。
そんなスピリチュアルな日ですから、今日は宇宙について少し語りたいと思っています。
皆さんは、宇宙がどのようにして生まれたのか、ご存知でしょうか?
最新の宇宙論によると、宇宙は「無」から誕生した、と考えられています。
「無」というと、物質がなく、エネルギーもなく、時間・空間もないわけですから、文字通りに解釈すると、本当に「何もない世界」ということになってしまいます。
しかし、量子論では、その「無」を説明しようとします。
量子論は、原子よりももっと小さな素粒子の世界での物理法則を扱っています。
そして、量子論では、こんなことを言っています。
「素粒子の世界では、粒子というのは、存在したり、しなかったりしていて、存在するか否かは確率でしか説明できない。」
私たちが普段生活していて、ある人が突然消えたり、現れたりすることはまずありません。
が、量子論を突き詰めてミクロの世界にいくと、時間・空間・エネルギーですら、あったり、なかったり、たえずゆらいでいると考えられています。
この状態を「無のゆらぎ」と言います。
そして宇宙のはじまりは、この「無のゆらぎ」の中で現れたり・消えたりする、超ミクロな真空(最低エネルギー状態)だったわけです。
こうして、「無」から誕生した宇宙は、誕生直後に、「一瞬」にも満たないような時間で、ゼロが一気に43個つくような大きさまで「膨張」しました。
宇宙論では、この膨張を「インフレーション」と呼んでいます。
しかし、最低エネルギーだった宇宙に、そんな加速度的な膨張(成長)が果たして可能でしょうか。
明らかに膨張を可能にした「エネルギー」が必要になってきます。
これを説明するのが、真空のポテンシャル(潜在)・エネルギーの存在です。
ポテンシャル・エネルギーとは、たとえれば、地上の位置エネルギーのようなものです。
といっても、たとえになってないほど意味不明ですが、簡単に言いますと、位置エネルギーとは、重力の弱い山の上より、重力の強い地面の方が小さくなる、そして、岩はエネルギーの低い方へ山を転げ落ちていく、というような法則のことです。
しかし、真空のポテンシャル・エネルギーには、空間同士が斥け合うという法則も持ちます。
そんな岩が山を転げ落ちるように、宇宙は誕生するやいなや、エネルギーの低い状態へ移行していきました。
というよりも、宇宙はインフレーションを起して膨張する方が、ポテンシャル・エネルギーが低くなる、すなわち、空間同士が斥け合わなくなる、ゆえに、マクロ(広大)な宇宙へ進化するように運命付けられていた、といった方が正解でしょうか。
さて、このインフレーションの過程において何が起こったでしょうか?
真空のポテンシャル・エネルギーは、インフレーションによって最後にはゼロになりました。
これを真空の「相転移」といいます。
そして、その「相転移」によって失われたポテンシャル・エネルギーと引き換えに、それに相当する熱エネルギーが生まれました。
そして、皆さんもご存知の通り、宇宙は、次の段階、ビッグバンに進みます。
――などと、宇宙の歴史を語りだすとキリがなく、僕も面倒くさいので、最後に「宇宙の未来はどうなっていくのか?」について語り、この記事を終らせようと思います。
まず、宇宙の未来には、2通りの「未来」が考えられます。
一つは、「開いていく宇宙」の末路。
もう一つは、「閉じていく宇宙」の末路です。
僕は後者の方を信じているので、「閉じていく宇宙」の末路の方を語ることにします。
この説は、ある時点を境に宇宙が収縮していく、ということを意味します。
収縮を始めた宇宙は、狭くなる分、温度がどんどん高まり、そのせいでやがて銀河が激しく衝突し、星が爆発して溶け始め、ブラックホール(星が爆発することで、中性子の核が収縮、結果、強い重力により時空が曲がり、光さえも閉じ込めるような強い重力のこと)が巨大に成長することになり、そして最後には、宇宙全体が一点に収縮していくことになります。
つまり、宇宙の「未来」は、「過去」(はじまり)に戻る、ということになります。
面白くありませんか?
現在、「宇宙の果て」はわかっていません。
というのも、私たちが見て知ることのできる宇宙の範囲は、光が到達できる範囲までなのです。
しかも、宇宙は今も膨張を続けているというのが定説です。
すると、「宇宙の果て」は、光より遠く遠ざかっているので、見ることができないのです。
もし仮にようやく光が届いても、その時点で、「宇宙の果て」はさらに先に膨張していっているのです。
そんな宇宙の終わりが、「はじまり」(過去)に戻る、というのは、面白いじゃありませんか。
「宇宙の果て」を追いかけることは、時間を進めているようで、実は、時間を遡ることかもしれないのです。
ん〜、面白いですね。
というわけで、本日の商品紹介。
じゃん!
2001年宇宙の旅(初回生産限定スペシャル・パッケージ) [Blu-ray]
この映画、俺、今でも意味わかんないす。
でも、メモリアルな作品ですし、難解だからこそ、何回も観直すべき映画ですから、ここはぜひとも購入の方を・・・(以下略)
とまぁ、今日は宇宙について語ってきましたけど、僕はこの記事を書きながら、ラーメンズのコント『STUDY』を思い起こしてしまいました。
なんか、この記事、ラーメンズの『STUDY』のトーンですよね、全体的に。
なので、コント『STUDY』風に(というか引用しながら)、アフィリエイトの宣伝をしてみたいと思います。
・・・この世界にある長い長い時間の中で、今までいなかったあなたという存在が現れて、今いて、そしてまたいなくなっていく。
何もなかったかのように、完全に消えるんです。
私を含め、人間の存在とは、ただそれだけのことです。
・・・この広い広い宇宙の中で、あなたの存在など、もはや、ないんです。
1才の赤ん坊と、2才の赤ん坊とでは、倍違う。がしかし、79万1才と、79万2才との赤ん坊とでは、見分けが、つかないのですよ…。
この広い広い宇宙の中で、あなたの自宅と、あらゆる国との距離なんて、もはや、・・・ないんです。
だから、この記事の末尾に設置してある、夏休みの旅行を格安で提供するアフィリエイトをご利用なさい。
短い人生において、夏休みに旅行ぐらい、しておいた方がよいでしょう。
あなた、という存在が、この世界から消えてしまわぬ前に……。
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というわけで、こんばんわ。
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ところで、今日(2015年6月3日)は満月ですね。
占星術的に言えば、太陽星座と月星座がオポジション(180°)の角度を取る日が、満月に当たります。
そんなスピリチュアルな日ですから、今日は宇宙について少し語りたいと思っています。
皆さんは、宇宙がどのようにして生まれたのか、ご存知でしょうか?
最新の宇宙論によると、宇宙は「無」から誕生した、と考えられています。
「無」というと、物質がなく、エネルギーもなく、時間・空間もないわけですから、文字通りに解釈すると、本当に「何もない世界」ということになってしまいます。
しかし、量子論では、その「無」を説明しようとします。
量子論は、原子よりももっと小さな素粒子の世界での物理法則を扱っています。
そして、量子論では、こんなことを言っています。
「素粒子の世界では、粒子というのは、存在したり、しなかったりしていて、存在するか否かは確率でしか説明できない。」
私たちが普段生活していて、ある人が突然消えたり、現れたりすることはまずありません。
が、量子論を突き詰めてミクロの世界にいくと、時間・空間・エネルギーですら、あったり、なかったり、たえずゆらいでいると考えられています。
この状態を「無のゆらぎ」と言います。
そして宇宙のはじまりは、この「無のゆらぎ」の中で現れたり・消えたりする、超ミクロな真空(最低エネルギー状態)だったわけです。
こうして、「無」から誕生した宇宙は、誕生直後に、「一瞬」にも満たないような時間で、ゼロが一気に43個つくような大きさまで「膨張」しました。
宇宙論では、この膨張を「インフレーション」と呼んでいます。
しかし、最低エネルギーだった宇宙に、そんな加速度的な膨張(成長)が果たして可能でしょうか。
明らかに膨張を可能にした「エネルギー」が必要になってきます。
これを説明するのが、真空のポテンシャル(潜在)・エネルギーの存在です。
ポテンシャル・エネルギーとは、たとえれば、地上の位置エネルギーのようなものです。
といっても、たとえになってないほど意味不明ですが、簡単に言いますと、位置エネルギーとは、重力の弱い山の上より、重力の強い地面の方が小さくなる、そして、岩はエネルギーの低い方へ山を転げ落ちていく、というような法則のことです。
しかし、真空のポテンシャル・エネルギーには、空間同士が斥け合うという法則も持ちます。
そんな岩が山を転げ落ちるように、宇宙は誕生するやいなや、エネルギーの低い状態へ移行していきました。
というよりも、宇宙はインフレーションを起して膨張する方が、ポテンシャル・エネルギーが低くなる、すなわち、空間同士が斥け合わなくなる、ゆえに、マクロ(広大)な宇宙へ進化するように運命付けられていた、といった方が正解でしょうか。
さて、このインフレーションの過程において何が起こったでしょうか?
真空のポテンシャル・エネルギーは、インフレーションによって最後にはゼロになりました。
これを真空の「相転移」といいます。
そして、その「相転移」によって失われたポテンシャル・エネルギーと引き換えに、それに相当する熱エネルギーが生まれました。
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収縮を始めた宇宙は、狭くなる分、温度がどんどん高まり、そのせいでやがて銀河が激しく衝突し、星が爆発して溶け始め、ブラックホール(星が爆発することで、中性子の核が収縮、結果、強い重力により時空が曲がり、光さえも閉じ込めるような強い重力のこと)が巨大に成長することになり、そして最後には、宇宙全体が一点に収縮していくことになります。
つまり、宇宙の「未来」は、「過去」(はじまり)に戻る、ということになります。
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ん〜、面白いですね。
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この映画、俺、今でも意味わかんないす。
でも、メモリアルな作品ですし、難解だからこそ、何回も観直すべき映画ですから、ここはぜひとも購入の方を・・・(以下略)
とまぁ、今日は宇宙について語ってきましたけど、僕はこの記事を書きながら、ラーメンズのコント『STUDY』を思い起こしてしまいました。
なんか、この記事、ラーメンズの『STUDY』のトーンですよね、全体的に。
なので、コント『STUDY』風に(というか引用しながら)、アフィリエイトの宣伝をしてみたいと思います。
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何もなかったかのように、完全に消えるんです。
私を含め、人間の存在とは、ただそれだけのことです。
・・・この広い広い宇宙の中で、あなたの存在など、もはや、ないんです。
1才の赤ん坊と、2才の赤ん坊とでは、倍違う。がしかし、79万1才と、79万2才との赤ん坊とでは、見分けが、つかないのですよ…。
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