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2014年01月13日
電子ドラム アパート防音対策が大成功!!! 実践編
そういえば、今日は成人式でしたね。
成人の皆さん、本日はおめでとうございます。
さて、前回の 電子ドラム アパートの防音対策が大成功!!! 検証編 の続きです。
今回は、実際に浮き床を制作していきたいと思います。
必要な材料は、自転車のタイヤ3本、スタイロフォーム
配向性ストランドボード、ラグマットを使用していきます。
詳しくは、前回の記事をご覧下さい。
@フローリングの上に自転車のタイヤチューブを膨らませたものを
3本並べます(写真は4本です。)。
ドラムを叩く振動等で位置がずれて形が変わらない様
ヒモでそれぞれ固定します。タイヤはパンパンに膨らませない方が良いです。
Aタイヤチューブの上にスタイロフォームを敷きます。
載せるだけで固定はしません。
B配向性ストランドボードをスタイロフォームの上におきます。
カット物を使う際には、スタイロフォームも同じ寸法に加工したものを
使うようにして下さい。
Cラグマットを配向性ストランドボードの上に敷きます。
マットが長い場合は、内側に織り込んで使いますが
注意点があります。
ハイハットやバスドラムのフットペダル下に折り返しが来てしまうと
傾斜ができてしまい、うまく踏み込めなくなります。
正面からドラムセットを見たときに奥と右側に折り目がくる様にすると
ベターかと思います。
Dラグマットの上に電子ドラムセットとアンプ類を置きます。
配線等ががちゃがちゃにならない様、なるべく見えない所に
ひとまとめにします。
写真のクローゼット、これじゃ開かないっしょ?
という目敏い方がいらっしゃるかと思いますが、ドント・ウォーリー、
ちゃんと手前片側開きます。
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実際に、これで叩いてみたらどうだったかというと、詳しくは次回...........嘘。
おぉ、効果抜群です。
特に気になっていたバスドラムを踏み込む時の振動も全くフローリングに
伝わっていません。
これなら、下階からの苦情は来ないでしょう。実際にこの浮き床の台を作って
3ヶ月以上経ちますが、未だに苦情は来ていません。
ここでも注意点が一つ。
この浮き床構造の台を壁等にベタ付けして設置すると
壁を伝って振動が伝わりますので
必ず壁から少し離して設置して下さい。
アパートで電子ドラムを諦めていた貴方(貴女)。
また、ドラムではないが今の趣味で下階への振動が気になっている方も
ぜひ、検討してみてはいかがでしょうか!!!!
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おまけ
ちなみに今回かかった費用は
○タイヤチューブ 950円 × 4本 = 3,800円
○スタイロフォーム 1枚 = 1,600円
○配向性ストランドボード 1枚 = 980円
○↑カット代 = 50円
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合計 : 6430円
ドラム用の市販の防振マットも10,000円以上するので
効果を考えると、これは安過ぎですね。
DIY最高!!!!
電子ドラム アパートの防音対策が大成功!!! 検証編
お早うございます。しょまみです。
仙台でも朝の挨拶は”お早うございます”です。
・・・あぁ、えぇ、そうでしょうね。反応するのも疲れましたよね。
前回の電子ドラム アパートの防音対策が大成功!!! の記事では音の種類には
重量床衝撃音と軽量床衝撃音の2種類があり、特に対策が必要な
重量床衝撃音の対策に"浮き床"構造を採用しよう。という所まで話をしました。
今回、ドラムの防音対策で記事を書いてはいますが、それ以外でも
下階への振動や音漏れが発生してしまい集合住宅では今まで
できなかった。または自重していた趣味をお持ちの方の防音対策
にも効果があると思います。
ですので、ぜひ参考にしていただければ幸いです。
話を戻しますが、
ちなみに建築で用いる工法で乾式の浮き床(2重床)工法は下図のような構造です。
実際の乾式浮き床(2重床)の工事("置き床"という事もあります。)では
コンクリートスラブ上に床束を一定間隔で置き、その上にパーティクルボードを敷き
さらに防振用のゴムマット(敷かない事もあります)
その上にフローリングを敷くのが一般的な構造です。
(私は建築工事の現場監督をしているのでちょっと詳しいのです。)
これをそのまま作ろうとすると問題が2つあります。
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1つ目は、アパートの部屋の広さは限られているので浮き床の上にドラムセット
を置き、ドラムのイスは既存のフローリング上に置いて演奏したいので
既存フローリングと浮き床の段差寸法をなるべく小さくしたいのです。
でないと、座る位置に比べてドラムセットの高さが異様に高くなってしまいます。
演奏に支障出まくりです。
床束は伸縮して寸法調整できる様になっていますが、最小寸法でも15cm
くらいはあるので、これはアウトです。
2つ目は防振効果についてですが、床が2重になっていても
実際には床束で既存のフローリングに接するので振動は伝わります。
防振ゴムがついている床束を使う事で軽減はされますが十分ではないと思います。
その下にさらに厚手のゴムマットを敷いたり、隙間の空間に
高性能なグラスウールを詰める事で十分な防音効果は得られそうですが
コスト的な面でアウトです。
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う〜ん、浮き床(2重床)の着想自体は悪くないと思うのですが
なるべく安く。しかもなるべく簡単な構造にしたいので
それらを満たし、しかも効果が高いものはないだろうか.................
色々と調べた所、空気を入れた自転車のタイヤチューブを防振材代わりに
使う事で非常に高い効果を得られる事が分かりました。
タイヤは軽く、しかも中空層が空気なので振動が伝わりにくく
さらに空気を入れたタイヤ自体がかなりの重量に耐えられる。
しかも、タイヤの厚みは4,5cm程度なので、上で書いた
イスとドラムセットの高さの問題も解決できます。
そして 何より、安い!!!
今回の構造は、
最上部:ドラムセット
4層目:カーベット類 ↑
3層目:浮き床(2重床)の床材 ↑
2層目:緩衝・断熱材 ↑
1層目:防振材 ↑
の構造にしようと思います。
1層目の防振材は自転車のタイヤ。
(浮き床寸法を90cm×160cmにするのでそれを支えるためタイヤは3本使います。)
2層目の緩衝・断熱材はスタイロフォーム。
3層目の床材は配向性ストランドボード
(パーティクルボードや厚めのベニヤ板でも良いです)
4層目は家にあるラグマットにしました。
すべて、近くにあるホームセンターで手に入ります。
実際の施工は、また次回に!!!
電子ドラム アパートの防音対策が大成功!!! 実践編へ続きます。
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