2014年01月19日
電子ドラム防音対策 効果実証!!
どうも、しょまみです。
連載コラム”電子ドラム アパート防音対策が大成功!!!”で取り上げた
浮き床練習台について
今回は、それを基に実際に
どれほど効果があるのか実験を行いその効果を実証してみます。
前回までは、数種類ある音の中で特に問題となる
重量床衝撃音を伝えにくくする方法論と
実際にそれを形にする作成のプロセスを紹介しました。
今回は、その前回コラムで作成した
ドラム防音対策用の浮き床練習台
が一体どれ程の効果があるのか実際に検証していきたい
と思います。
方法は、iphoneのアプリ”地震計 -iSeismometer-”を使います。
❶ 実験方法
フットペダルの足で踏む面であるフットボードを足で7回ずつ踏み
ビーターがバスドラムに当たる時に発生する振動を計測します。
(電子ドラムなので実際にはパッドにビーターが当たる音になります。)
❷ 計測方法
@バスドラムのフットペダルをフローリングに直置きした時
Aバスドラムのフットペダルを浮き床上に置いた時
の2パターンでそれぞれ振動発生のデータを取ります。
❸測定条件
2パターンのデータをとる際の条件を出来るだけ同じにするため
計測器となるiphoneとバスドラムのフットペダルまでの距離を@Aで同じとし、
同じ強さでフットボードを踏んでいきます。
以上の結果を折れ線グラフで表示します。
データはX軸、Y軸、Z軸の空間の3方向の揺れで計測されます。
…………さて、前置きが長くなりましたが、早速実験スタートです。
写真の様になるべく計測器までの距離を同じにしてデータを取ります。
上の写真がフローリングに直でフットペダルを置いた状態での実験です。
右側の黒い物体が測定器(実際はiphoneなので実験イメージです。)
下の写真が浮き床練習台の上にフットペダルを置いた状態での実験です。
この2つの条件でそれぞれフットペダルを7回ずつ踏んだ結果が
折れ線グラフに表されます。
さて、結果を見てみましょう!!
上のデータはフローリングにフットペダル直置きの振動データ。
下のデータは浮き床練習台の上にフットペダルを置いた振動データ。
3つの軸すべての振動が軽減されています。
特にZ軸の揺れに大きな差が出ているので
直下に対しての影響が大分軽減されている事が分かります。
グラフで判断する限り、
1/3から1/4に振動が軽減されているようです。
浮き床練習台の詳しい作り方は
”電子ドラム アパート防音対策が大成功!!! 実践編”で取り上げているので
ぜひ、ご覧下さい。
では、良い週末を!!
センター試験最終日の方々も頑張って!!!!
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