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2020年07月18日

「これって分ける必要あるんですか?」

先日仕事中にこんな事聞かれちゃいました…
「このビニールとかプラスチック容器って、可燃ゴミと分ける意味あるんですか?」
これねー…説明するのすんごい難しい事なんです…(~_~;)
収集員の立場として答えるなら…
「一応決まりなんで分けて下さい…できる範囲で結構ですので」となります
ですが、個人的な答えとしては「別に無理に分けなくていんじゃ無いw」となります
なぜこうなるのかと申しますと…燃やそうとすれば燃えるからです

まず、なぜわざわざビニールとプラ容器(以下ビニプラと表記)を可燃ゴミと分けているのか?から説明します

以下引用
プラスチック製容器包装は焼却すると、生ごみなどの150倍の温室効果ガス(CO2など)を出します。
分別することで、資源を再利用(リサイクル)できるだけでなく、CO2の削減に大きく貢献します。
ここまで引用

自分の地域では「資源の再利用」の所に「工業用燃料として生まれ変わる」
と記載されていたと思います(うろ覚えですw)
元ゴミ処理場勤めの先輩に伺った所、
「ビニプラは一気に燃やすと炉の温度上がりすぎちゃうんだよね」と漏らしていました

結局は「単に燃やしてしまうより、使える物は手を加えて再利用しよう」
ということです(まあそれをリサイクルって言うんですけどねw)

まあそういった諸々の理由(この言葉便利ですよねw)により、分別が決まっているようです
ではなぜ自分個人は「無理に分けなくていんじゃない?」という答えになるのでしょう?
それは自分が仕事柄、分別後のゴミの処理を知っているからです

自分の担当地域では回収したビニプラを一度ビニプラ専用の処理場へと持っていきます
そこで汚れていたり、可燃や生ゴミなどが混ざっている物を選別します
選別後純粋に資源として利用できるゴミは70%程だそうです
そして選別後に不合格となった汚れたビニプラは最終的に可燃ゴミとして、
10数キロ離れた可燃ゴミ専門の処理場に運んで処理されます

ここで気になっているのが、全体のビニプラとして搬入されたゴミのうち
およそ30%が結局生ゴミとして処理されていることです
これはあくまで収集員が回収したゴミのうちの30%です
収集時に不合格とされた物は分別不良として、違反シールを貼って現場に置いてきます…これらは含まれません
置いていかれたゴミはどうなるでしょう? 
「出した人が再分別して出す」これが理想ですが…残念ながら、地域柄こんなことやる人ほぼいませんw
置きっぱなしになっていると地域のゴミ担当の方から依頼が来て、結局は可燃で回収することになります

正しい分別をしないと、頑張って分けても結局は可燃として処理されてしまうんですよね…
しかも回収してしまった不合格ゴミは、トラックでまた別の処理場へ人と燃料を使ってまで燃やしに行く…
こんな無駄なシステム必要ですか?
これが個人的に思う「無理に分けなくていんじゃない?」の真相(?)ですw


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