2019年08月07日
『快』の状態を作り出す(報酬系を刺激する)
『快』の状態を作り出す(報酬系を刺激する)
人間の脳の中には、
『快感』を感じる報酬系
という回路があります。
これは、脳の中で比較的奥の方にある回路で、
外側視床下部、視床、
内側前脳束、腹側中脳、
尾状核といった、
快感を生み出すのに関わる
部分の総称です。
この部分が刺激されると人は快感を感じます。
食欲や性欲などの本能的な
欲求だけでなく、
人助けなど社会的な行動も
含め、
「自分が気持ち良い行動」
をとると活動する部分です。
自分が心地よい、気持ちよいと思える状態を積極的に
作り出している人は、
常にこの報酬系を刺激していることになります。
自分の報酬系を上手に操れる人は、
自分の今ある状態にとても満足できる人です。
人がもっともしあわせを感じるのは、
自分が心地よいと思える状態に心底浸っているとき。
「もっとああしたい」
「もっとこうなったらいいのに」
という欲を忘れ、
「ああ、気分がいいな」
「気持ちがいいな」
としか感じない瞬間です。
その瞬間には、
「ああ、もう何もいらない」
とさえ思えます。
自己一致の状態
常に『快』の状態を作り出す努力をしている人
(報酬系を刺激している人)
は、心理学では『自己一致』の状態になりのです。
自己一致の状態とは、
こうなったらいい、
こうあるべきだと考えている
『理想の自分』と
『実際の自分』
が一致していること。
あるがままの自分を自分で受け入れていること。
自分で自分が好きな状態です。
もっと頭が良ければいいのに、
もっと仕事がうまくできればいいのに、
もっとスタイルが良ければいいのに、
などといった欲を持っていない、
私は今のままの私でいいんだ、
と自分で認めている状態です。
この『自己一致』の状態になる人は、
人をひきつける力があります。
「もっとこうしたい」
「もっとああしたい」
といった、ある意味攻めの姿勢が全くないので、
一緒にいる人はとても楽なのです。
また、常に『快』の状態でいるので、
一緒にいる人も快い気持ちになってくる。
さらに、『自己一致』の状態にある人は、
人の話を素直に聞けるという特徴もあります。
話ししている側の心が多少波だっても、
それを吸収してしまう余裕も持っています。
こういう人が他人に好かれないわけはありません。
【引用文献】
科学がつきとめた
「運のいい人」
脳科学者 中野 信子 サンマーク出版
人間の脳の中には、
『快感』を感じる報酬系
という回路があります。
これは、脳の中で比較的奥の方にある回路で、
外側視床下部、視床、
内側前脳束、腹側中脳、
尾状核といった、
快感を生み出すのに関わる
部分の総称です。
この部分が刺激されると人は快感を感じます。
食欲や性欲などの本能的な
欲求だけでなく、
人助けなど社会的な行動も
含め、
「自分が気持ち良い行動」
をとると活動する部分です。
自分が心地よい、気持ちよいと思える状態を積極的に
作り出している人は、
常にこの報酬系を刺激していることになります。
自分の報酬系を上手に操れる人は、
自分の今ある状態にとても満足できる人です。
人がもっともしあわせを感じるのは、
自分が心地よいと思える状態に心底浸っているとき。
「もっとああしたい」
「もっとこうなったらいいのに」
という欲を忘れ、
「ああ、気分がいいな」
「気持ちがいいな」
としか感じない瞬間です。
その瞬間には、
「ああ、もう何もいらない」
とさえ思えます。
自己一致の状態
常に『快』の状態を作り出す努力をしている人
(報酬系を刺激している人)
は、心理学では『自己一致』の状態になりのです。
自己一致の状態とは、
こうなったらいい、
こうあるべきだと考えている
『理想の自分』と
『実際の自分』
が一致していること。
あるがままの自分を自分で受け入れていること。
自分で自分が好きな状態です。
もっと頭が良ければいいのに、
もっと仕事がうまくできればいいのに、
もっとスタイルが良ければいいのに、
などといった欲を持っていない、
私は今のままの私でいいんだ、
と自分で認めている状態です。
この『自己一致』の状態になる人は、
人をひきつける力があります。
「もっとこうしたい」
「もっとああしたい」
といった、ある意味攻めの姿勢が全くないので、
一緒にいる人はとても楽なのです。
また、常に『快』の状態でいるので、
一緒にいる人も快い気持ちになってくる。
さらに、『自己一致』の状態にある人は、
人の話を素直に聞けるという特徴もあります。
話ししている側の心が多少波だっても、
それを吸収してしまう余裕も持っています。
こういう人が他人に好かれないわけはありません。
【引用文献】
科学がつきとめた
「運のいい人」
脳科学者 中野 信子 サンマーク出版
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