武経七書: 森の学び

2024年06月09日

武経七書

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武経七書とは、中国における代表的古典とされる七つの兵法書。

①　孫子（そんし）
　　　　紀元前500年頃　中国春秋時代　軍事思想家　孫武の作

②　呉子（ごし）
　　　　呉起を主人公とした物語形式。
　　　　部隊編制、状況や地形毎の戦い方、兵の士気の上げ方。
　　　　騎兵・戦車・弩・弓の運用。
　　　　後の時代で応用ができなかったので、孫子ほど影響力は少ない。

③　尉繚子（うつりょうし）
　　　　自国の利益を得るために行う、軍事行動を厳しく非難。
　　　　大義名分があれば、先制攻撃もやむを得ないと捉える。
　　　　安定していなければ、民衆を軍事に動員する事は出来ないと説く。
　　　　

④　六韜（りくとう）
　　　　将軍への全権委任
　　　　兵力の換算（平坦ー1騎に対し歩兵8人　／　険しい土地ー1騎に対し歩兵4人）

⑤　三略（さんりゃく）
　　　　太公望が書き、神仙の黄石公が選録
　　　　後世の人物が書いた偽書か？

⑥　司馬法（しばほう）
　　　　戦争時の儀礼的なことを書いた部分が多い。

⑦　李衛公問対（りえいこうもんたい）
　　　　歩兵／騎兵／戦車の使い方、八陣・六花・五行の陣法など

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