2013年08月18日
幸せってどうやってやってくるもの…?
学校の作文で「将来の夢」について、
「現実離れした夢は持たずに、こつこつと地道に働いて生きていく」
と書き、先生に「夢は大きく」と言われた主人公の美舟。
お父さんは画家と言いながら、放浪して家にはいないことも多く、
お母さんはお父さんの田舎に帰るためにデザイナーの仕事を捨てて、
おばあちゃんと一緒に「べんり屋」として翻弄する毎日。
美舟もべんり屋を手伝うばかりの忙しい夏休みです。
そんなある日、放浪していたお父さんから電話があり、
美舟はお父さんと二人、お父さんの同級生が開くことになったペションへ行くことになりました。
そこで初めて知ることになった
画家としてのお父さんのこと、
そして帰ってから気がついた
お母さんのお父さんへの想い。
デザイナーという職を捨てても、
思いがけない「幸せ」があったことに気がついたお母さんの想い。
順調に進学していた親友のお兄ちゃんの挫折と立ち直りや
べんり屋を手伝う中で出会った人たちとの交流で感じる様々な想いは、
「幸せって、いろんなところからやってきているんだな」
という気持ちにさせてくれます。
「夢がかなって自分の思い通りになるのも幸せ、
でも、思いもよらない形でやってくる幸せもある」
というお母さんの言葉が印象的でした。
「べんり屋、寺岡の夏」 中山聖子・作
「現実離れした夢は持たずに、こつこつと地道に働いて生きていく」
と書き、先生に「夢は大きく」と言われた主人公の美舟。
お父さんは画家と言いながら、放浪して家にはいないことも多く、
お母さんはお父さんの田舎に帰るためにデザイナーの仕事を捨てて、
おばあちゃんと一緒に「べんり屋」として翻弄する毎日。
美舟もべんり屋を手伝うばかりの忙しい夏休みです。
そんなある日、放浪していたお父さんから電話があり、
美舟はお父さんと二人、お父さんの同級生が開くことになったペションへ行くことになりました。
そこで初めて知ることになった
画家としてのお父さんのこと、
そして帰ってから気がついた
お母さんのお父さんへの想い。
デザイナーという職を捨てても、
思いがけない「幸せ」があったことに気がついたお母さんの想い。
順調に進学していた親友のお兄ちゃんの挫折と立ち直りや
べんり屋を手伝う中で出会った人たちとの交流で感じる様々な想いは、
「幸せって、いろんなところからやってきているんだな」
という気持ちにさせてくれます。
「夢がかなって自分の思い通りになるのも幸せ、
でも、思いもよらない形でやってくる幸せもある」
というお母さんの言葉が印象的でした。
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「べんり屋、寺岡の夏」 中山聖子・作
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