小間monoや。

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ムーンストーン　読んで字の如し　「月の石」　。『月長石』という和名を持っています。
パワーストーンに興味を持ったきっかけで　一番多いのがこの石ではないでしょうか。



名前と特徴がとても良く一致していて　神秘的ではかなげな乳白色の石は
見る角度によってこの石独特の青白い気象の輝きを放つことがあります。
ただし　それは質の良いムーンストーンである場合です。
物の本によっては　「月の満ち欠けで変化する｣　とまことしやかに書かれていたりしますが
それくらい　神秘的な尾ひれが付いても不思議でない石ということなのですね。


ムーンストーンというくらいで、六月の星座石にして月のパワーに守護された石です。
蟹座の守護石です。


ロマンチックな伝説は古くは中世のころからで
神秘的な月の光を閉じこめた乳白色の石は　「恋人達の愛を守護する石」　と伝えられてきました。
当時のヨーロッパの恋人達は　自陣の永遠の愛を相手に誓う手段としてこの石を相手に贈ったとされています。


またしても恋愛?　と　辟易する方もいらっしゃるかも?




歴史的に見て中世ヨーロッパの時代というのは　戦争と恋愛、この２つこそが国の繁栄の最重要パーツだった、といっても過言ではないのです。
日本に於いては平安時代(そう、紫式部の大ベストセラー、『源氏物語』　も一台恋愛叙事詩にして当時の政治の全てが網羅された歴史書でもありますね。)がそうであったように
ひとびとはこぞって恋愛成就のためのアイテムを自らの生活の必需品として崇め、大切にしたワケですね。


さて、月が司るものといえぱ　潮の満ち引き、産卵・産褥　など
また満月の夜には　なぜか犯罪に手を染める人が増加するという　不思議な統計があります。
あの魅惑の月の光が人の生命や心にどんな影響を与えるのかいまだ化学的にきちんと解明されていない部分も多く
それゆえ　神秘さがまさるとも云えるでしょう。
夜空に満ち欠けする月の光るを眺めている時に人の胸に去来するものをそのまま吸収する石が
「ムーンストーン」　なのです。




雑駁なところ、ムーンストーンの力は　ホルモンレベルで人の心に与える「癒し」　です。


女性で例えるなら生理周期によって乱れてしまった感情を不思議と穏やかになだめてくれる力を持っています。

生理前でちょっと感情コントロールができないときにふと取り出して眺めるのに適した石です。
また更年期の女性のホルモンコントロールにも力を発揮すると言われています。
この意味合いでいけば　当然　男性にも良い効果を与えてくれるでしょう。


自身の感情の負のパワーから湧き出た　他人への嫉妬・恨み・妬みなどの感情を
浄化しキレイに取り去ってくれるパワーに優れていると言われています。
ムーンストーン自体は　クセの無い柔らかいシフトパワーを持った石であり


他の石の補佐に回ると素晴らしい縁の下の力持ちとして活躍してくれます。
「陽」　のパワーを強く持った、制御の難しい石をしっかりコントロールしてくれる石として
組み合わせを考えて持つと良い効果を発揮します。


輝きが鈍ってきたかな、と感じられたときは
セージや水晶クラスターによる浄化
そして
月の光をタップリ浴びせると　パワーを取り戻すとされています。



ここでひとつ、中世ヨーロッパのロマンチックなおまじないをひとつ。


月のパワーが満ちていく過程である　新月から満月へと向う間
月のパワーの高まりを感じながら一心に願いをこめてストーンにパワーを送ります。


ストーンに月光浴をさせるイメージで　窓辺に置きましょう。


アナタの願い事と月の光をいっぱいに浴びたストーンを見に付けることで
願いは成就する・というものです　(主に恋愛)
これを満月の夜まで続けると　日に日に蓄えられるパワーは増していくのだとか



パワーストーンの中でも普及率が高く、比較的コスパが良い・という点でも
とても優秀な石ですよね。
ただし、真実　ムーンストーンの真骨頂である　「神秘的な青い光」
(シラー効果といいます)　を拝みたければ、質の良いブルームーンストーンを入手する必要があります。

それはそれは
本当に溜息が出そうなくらい美しく青い　光なのです。

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