2017年01月21日
17.1.16〜1.20 日経概況:トランプ氏就任式前の円高を嫌気し弱含む
1/16週の日経平均株価は、1/13(金)終値より149.37円安い、19137.91円で着地しました。前半は、112円台半ばまで進行した円高ドル安を嫌気して下落しましたが、1/18(水)の後場からは、円高が一服した事で買い戻される展開となりました。特に、1/19(水)早朝、FRBイエレン議長の講演にて「米国経済が今後も好調を持続できれば、年2、3回のペースで利上げを実施していく」との意向が示された事が追い風となり、ドルが週末にかけて一時115円台半ばまで買い戻された事が買戻しを加速させました。一方、1/20(金)には、トランプ氏の就任式が予定され、民主党議員50人の欠席や、各地の抗議デモに関する報道も相次いだ事で、経済政策への発言を見極めたいとの思惑から、上値の重い展開でもありました。
後半のリバウンドにより25日線の手前まで値を戻しましたが、判断に苦しむポジションでもあり、25日線に頭を抑えられるとテクニカル的には少し厳しい状況です。今後の材料としては国内企業の10-12月決算が控えていますが、前哨戦の米国企業決算に目を向けると、今週、大手金融グループの決算が本格化。17日にモルガン・スタンレー、18日にゴールドマン・サックス・グループ、シティーグループ等の決算が発表されましたが、いずれも、米国大統領選挙後の取引き急拡大により、良好な結果で着地したものの、決算結果を受けた株価は、これまでの上昇に対する利確定で反応されるケースが多かった為、国内企業の決算に対しても過渡な期待をしずらい状況かと感じております。
最後に個別銘柄では、東芝(6502)が急落です。1/19には25%超下落しました。米国の原発事業に伴う負債が、当初報道値の4000億円を遥かに超え最大7000億円となり、債務超過に陥る可能性が出てきた事が嫌気されました。また、1/8の記事でご紹介した武田薬品工業(4502)も売られ、26週線付近まで値を落としました。記事作成時は13週線付近で少しエントリーしようかと考えておりましたが、同線付近において反発の兆しが見られなかった事や、トランプ氏就任後の相場全体の方向性を確かめたいとの思いもあり、もう少し様子を見る事にしました。2月上旬に10-12月期決算が予定されていますので、決算に向けた株価動向や、決算時点の立ち位置を見て、再度、エントリーポイントを判断しようかと思案しております。今は無理して買いを出すような場面ではないような空気を感じておりますが、次週もぼちぼち頑張ります。
後半のリバウンドにより25日線の手前まで値を戻しましたが、判断に苦しむポジションでもあり、25日線に頭を抑えられるとテクニカル的には少し厳しい状況です。今後の材料としては国内企業の10-12月決算が控えていますが、前哨戦の米国企業決算に目を向けると、今週、大手金融グループの決算が本格化。17日にモルガン・スタンレー、18日にゴールドマン・サックス・グループ、シティーグループ等の決算が発表されましたが、いずれも、米国大統領選挙後の取引き急拡大により、良好な結果で着地したものの、決算結果を受けた株価は、これまでの上昇に対する利確定で反応されるケースが多かった為、国内企業の決算に対しても過渡な期待をしずらい状況かと感じております。
最後に個別銘柄では、東芝(6502)が急落です。1/19には25%超下落しました。米国の原発事業に伴う負債が、当初報道値の4000億円を遥かに超え最大7000億円となり、債務超過に陥る可能性が出てきた事が嫌気されました。また、1/8の記事でご紹介した武田薬品工業(4502)も売られ、26週線付近まで値を落としました。記事作成時は13週線付近で少しエントリーしようかと考えておりましたが、同線付近において反発の兆しが見られなかった事や、トランプ氏就任後の相場全体の方向性を確かめたいとの思いもあり、もう少し様子を見る事にしました。2月上旬に10-12月期決算が予定されていますので、決算に向けた株価動向や、決算時点の立ち位置を見て、再度、エントリーポイントを判断しようかと思案しております。今は無理して買いを出すような場面ではないような空気を感じておりますが、次週もぼちぼち頑張ります。
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