2017年01月28日
17.1.23〜1.27 日経概況:トランプ政策に一喜一憂も、再加速開始?
1/23週の日経平均株価は、1/20(金)終値より329.49円高い、19467.40円で着地しました。前半は、先週末、トランプ氏が大統領就任後に宣言されたTPPの永久離脱を受け、保護主義的な政策が嫌気されて大幅に売られましたが、1/24(火)に発表された、2つの石油パイプライン建設を推進する大統領令の署名報道や、概ね良好な米国企業の10-12月期決算結果が好感され、NYダウが2万ドルの大台を突破すると、日経も連れ高となり、再上昇へのキッカケを掴んだ週でした。
トランプ大統領の経済政策に左右される相場が続きますが、1/26(木)に発表された「メキシコからの輸入品に対し、新たに20%の関税をかけ、メキシコ国境の壁建設費を捻出する案を検討中である」との報道は気になっています。就任後、間もない大統領令の連発を踏まえると、もはや脅しでもなさそうです。ジェトロの試算によると、自動車をメキシコで生産して米国に輸出しても、6%以上の関税を課せられると、人件費の利点が失われるとの事ですから、メキシコ生産比率の高いメーカーは苦しくなるかもしれません。公平な自由貿易なら得られていたはずの利益で、壁を造らされる訳ですから理不尽な話ですよね。同郷で保護する立場にあるはずのフォード・モーターもメキシコ撤退で赤字転落している様ですので、本当に意味の分からない政策です。この調子ですと、早ければ、次週当たり、医薬品価格にもメスが入り始めるかもしれません。win win思想で、敵を増やさず、味方を増やす政策に転換する事を望みます。スティーブン・リチャーズ・コヴィー氏は米国の方だったように記憶しています。win winはビジネスの基本であり、トランプ大統領も成功を収めた超偉大なビジネスマンの1人。win loseな米国をこれ以上見たくありません。
トランプ大統領の経済政策に左右される相場が続きますが、1/26(木)に発表された「メキシコからの輸入品に対し、新たに20%の関税をかけ、メキシコ国境の壁建設費を捻出する案を検討中である」との報道は気になっています。就任後、間もない大統領令の連発を踏まえると、もはや脅しでもなさそうです。ジェトロの試算によると、自動車をメキシコで生産して米国に輸出しても、6%以上の関税を課せられると、人件費の利点が失われるとの事ですから、メキシコ生産比率の高いメーカーは苦しくなるかもしれません。公平な自由貿易なら得られていたはずの利益で、壁を造らされる訳ですから理不尽な話ですよね。同郷で保護する立場にあるはずのフォード・モーターもメキシコ撤退で赤字転落している様ですので、本当に意味の分からない政策です。この調子ですと、早ければ、次週当たり、医薬品価格にもメスが入り始めるかもしれません。win win思想で、敵を増やさず、味方を増やす政策に転換する事を望みます。スティーブン・リチャーズ・コヴィー氏は米国の方だったように記憶しています。win winはビジネスの基本であり、トランプ大統領も成功を収めた超偉大なビジネスマンの1人。win loseな米国をこれ以上見たくありません。
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