2017年01月14日
17.1.9〜1.13 日経概況:トランプ氏記者会見後の円高嫌気し下落
1/9週の日経平均株価は、1/6(金)終値より167.05円安い、19287.28円で着地しました。前半は、先週末に発表された12月の米国雇用統計が強弱入り混じった事で、日米市場とも高安まちまちとなりましたが、11(水)に行われた、トランプ氏の大統領選挙後初となる記者会見後は、大型減税やインフラ投資など、期待が先行した政策について、具体的な策が示されなかった事を嫌気し、為替が円高方向に振れた為、売り押される展開となりました。テクニカル的には、12(木)に一旦、25日線を下振れた後、即日奪回した状態ですが、早々に最高値を更新できないと、直近の天井として意識され利確定売りが入りやすくなる為、やや警戒が必要です。尚、1月のSQ値は19182円となりました。個別では、トランプ氏の記者会見において、高額な薬価が牽制された、ヘルスケア・医薬品銘柄が下落。武田薬品工業(4502)、アステラス製薬(4503)等が売られました。次週からは、米国で企業の10-12月決算期に突入です。日本企業の決算前哨戦として重要なイベントですので、注目してみたいと思います。
![日経市場動向_170109_170113.jpg](/moneymanagementinfo/file/E697A5E7B58CE5B882E5A0B4E58B95E59091_170109_170113.jpg)
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