節約して株主優待・高配当銘柄で賢くお金を貯めよう

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伊藤園（2593）は、日本の清涼飲料水メーカーで、緑茶を中心として、野菜、コーヒー飲料などを製造販売しています。代表的な商品としては、おーいお茶、充実野菜、TULLY'S COFFEE BARISTA'S BLEND などが有名です。近年では、国内収益基盤の強化と共に、海外事業基盤確立のための戦略的投資にも力を入れ、2015年、コーヒー事業に強みを持つ、米国 DISTANT LANDS TRADING CO.を連結子会社化しました。

配当は、10月（中間）と4月（期末）の年２回、実施しており、2015年10月の会社予想は20円、2016年4月も20円。合計40円となっています。年間配当利回りは1.61％です。株主優待は4月のみ実施され、持ち株数に応じて自社製品も貰えます。2015年10月期の権利付き最終日は、10/27（火）ですので、たとえば、その日の取引き終了までに100株保有していれば、10/2の終値2479円で計算すると、247,900円の投資金で、2,000円の配当金を稼ぐ事ができます。

伊藤園 株主優待

100株以上で、1500円相当の自社製品	1000株以上で、3000円相当の自社製品

次に、ここ２年の株価に目を向けると、まず、2014年4月期決算では、消費者の節約志向、競争激化による低価格化、大雪等の天候要因による厳しい状況などがありましたが、国内での金融緩和に伴う景気持ち直しの動きや、新商品の積極的な導入により、販売数量が増加。売上高は前年比8.4％増の4377.5億円。当期純利益も7.6%増の120.9億円となりました。一方、2015年4月期決算は、国内は消費増税に伴う駆け込み需要の反動や、個人消費低迷の長期化、競争激化による低価格化、円安に伴う原材料・燃料コストの上昇懸念などがあり、売上高は前年比1.6％減の4305.4億円。当期純利益も、39.7％減の72.9億円となりました。しかし、この9/11に発表された、2016年4月期の第1四半期決算では、個人消費に一部持ち直しの動きなども見られ、売上高が前年同期比8.0％増の1281.8億円。当期純利益も、155．0％増の23.4億円と好発進をしています。

四季報には、【底打ち】主力の飲料は特保関連お茶やコーヒー中心に数量回復、夏場好天も後押し。消費増税による悪影響も緩和。カフェ『タリーズ』順調。とあります。直近の証券会社による格付けでは、8/11 SMBC日興証券は3継続で、目標株価を1530→1740円に、8/31 みずほ証券もUP継続で、目標株価を2230→2350円に引き上げています。

最後に、昨年10月の配当権利落ち日前後の株価推移を見ると、配当落ち日には、13円の配当落ちがありましたが、翌々日には配当落ちを埋め、その後は、日経平均の上昇と連動して上昇しました。今年は、米国の利上げやチャイナショック等により、株価も調整色を強めていますが、2400円水準では底堅さも出てきていますので、市場の動向を伺いながら、投資候補に挙げてみるのも面白いかもしれません。

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本日の日経は、2.71円高の17725.13円と、3日連続で続伸しました。昨晩のNYダウは、9月のISM製造業景況指数が市場予想を下回った事を嫌気して売られ、12.69ドル安の16272.01ドルと反落しました。この流れを受けて、日経先物も売られ、前日比60円安の17630円で本日の日本時間を迎えました。日本時間では、17564円で寄り付きましたが、下値を売り込む気配はなく、次第に下げ幅を縮小。上海総合指数がプラス圏でスタートした事もあり、日経もプラス圏へ浮上しました。しかし、今晩の米雇用統計を前に上値は限定的でした。

本日の日経は、334.27円高の17722.42円と、大幅に続伸しました。昨晩のNYダウは、9月のADP雇用統計が市場予想を上回った事を好感し、値頃感から買われて、235.57ドル高の16284.70ドルと大幅に続伸しました。この流れを受けて、日経先物も買われ、前日比165円高の17495円で本日の日本時間を迎えました。日本時間では、17479円で寄り付くと、上値の重い展開が続きましたが、中国の9月 PMIが49.8と、景気判断基準となる50を下回ったものの、市場予想をわずかに上回り、前月の49.7よりわずかに改善した事が伝わると、外部環境の落ち着きを好感した買い戻しが入り、一段高の展開となりました。

本日の日経は、457.31円高の17388.15円と、大幅に反発しました。昨晩のNYダウは、9月の消費者信頼感指数が市場予想を上回った事で、47.24ドル高の16049.13ドルと小反発しました。この流れを受けて、日経先物も買い直され、前日比250円高の17190円で本日の日本時間を迎えました。日本時間では、17193円で寄り付くと、前日の急落への反動から、主要銘柄を中心に買戻しが先行しました。また、上海総合指数も強含みで推移した事から、後場は一段高となり、一時、上げ幅が500円超となる場面もありました。

本日の日経は、714.27円安の16930.84円と、大幅に続落しました。昨晩のNYダウは、中国の8月 工業企業利益が、前年同月比8.8％減と、2011年の調査開始以来、最大の落ち込みとなった事を嫌気して売られ、312.78ドル安の16001.89ドルと大幅に反落しました。この流れを受けて、日経先物も売られ、330円安の17360円で本日の日本時間を迎えました。日本時間では、17359円で寄り付きましたが、特別な買い理由もなく、弱含みました。

そして、心理的な節目であった、9/8の直近の最安値 17415円を下抜けると、売りの速度が加速して下値模索となり、今年の1/17以降初めて17000円の大台を下回りました。外国証券寄付き前動向でも、ここ数営業日、売りが目立ってきました。

本日の日経は235.40円安の17645.11円と、大幅に反落しました。先週末のNYダウは、米国 第2Q 実質GDP確定値や、9月のミシガン大学消費者態度指数が市場予想を上回った事を好感し、113.35ドル高の16314.67ドルと大幅に反発しました。この流れを受けて、日経先物も買われ、15円高の17785円で本日の日本時間を迎えました。日本時間では17811円と、小安く寄り付きましたが、9月の配当権利落ち日だった事もあり、売りが先行しました。しかし、売り一巡後は、10:30にかけて素早いカバーが入り、下げ幅を縮小。即日配当落ちを埋めるかと思われましたが、上海総合指数が下落して始まると、週末の米雇用統計への警戒から、売り直されて、下値模索の展開となりました。

本日の日経は308.68円高の17880.51円と、大幅に反発しました。昨晩のNYダウは、経済指標はさほど悪くはありませんでしたが、VWの排ガス不正問題などを受けて売りが先行し、78.57ドル安の16201.32ドルと3日連続で続落しました。この流れを受けて、日経先物も売られ、前日比35円安の17415円で本日の日本時間を迎えました。日本時間では、17618円で寄り付くと、早朝に行われたFRBイエレン議長の会見により、年内の利上げが適切との考えが示された事で、米ドル円安が進行した事もあり、買い戻しが先行しました。その後、上海総合指数が弱含んだため、一時マイナス圏に転落しましたが、正午の安倍首相と黒田総裁の会談により、追加金融緩和への期待が強まると、本日が配当権利最終日である事もあり、先物にまとまった買いが入って、300円超高となりました。

本日の日経は498.38円安の17571.83円と、大幅に続落しました。昨晩のNYダウは、中国の9月製造業PMIが、6年半振りの低水準となった事を受けて、上海総合指数が下落した事が重しとなり、50.58ドル安の16279.89ドルと続落しました。この流れを受けて、日経先物も売られ、前日比425円安の17575円で本日の日本時間を迎えました。

日本時間では、17803円で寄り付きましたが、シルバーウィーク中の海外株安を嫌気した売りが出て、終日、軟調に推移しました。特に、中国関連銘柄である建設機械の売りがきつく、コマツ（6301）が5.76％安で1840.5円。日立建機（6305）も7.89％安で1658円となりました。

本日の日経は休場でした。尚、昨晩のNYダウは、独自動車大手フォルクスワーゲンの排ガス規制逃れ問題などを受けて、欧州株が全面安となった流れを受け、売りが先行しました。また、翌日に、中国の製造業PMIの発表を控え、世界経済の先行き不安が再認識され、積極的なカバーも出ず、179.72ドル安の16330.47ドルと大幅に反落しました。

本日、発表された中国の9月製造業PMIは、47.0と好不況の分かれ目である50を下回り、6年半振りの低水準となった事から、上海総合指数が下落し、日経先物も一時17350円水準まで売られました。

本日の日経は休場でした。尚、昨晩のNYダウは、8月の中古住宅販売件数が市場予想を下振れたものの、欧州株高や原油価格の反発などを好感し買戻しが入って、125.61ドル高の16510.19ドルと大幅に反発しました。