出版業界が不況だ、本が売れない！！と言われて久しいですがそれでも売れている本はあります。
去年大ヒットした本で私が注目したのは血液型シリーズです。
「A型　自分の説明書」っていう本で書店に行けば必ず目につくところに置かれています。
累計530万部ですって。すごいです。
あれってなんと自費出版からスタートしたんですって。
私は実はそれを聞いて本を読みたくなった口です。
世に血液型の本は星の数ほどありますが自費出版から530万部ってのはそうそう聞く話ではありません。
今更語り尽くされている血液型をどのような切り口で、どんな語り口で書けばそんなにみんなを引きつけることができるんでしょうか？興味あります。
これはぜひ読んでみなくっちゃ。

と同時に、プロの小説家をもしのぐ大ヒットが偶然の産物と片付けるわけにはいきません。
在野の小説家、研究者のどこに宝の山が隠されているかわかりませんから出版社だって掘り起こしにかかっています。
血液型シリーズを出した文芸社さんは530万部突破記念企画と銘打って第二第三のベストセラー作家を募集しています。
ジャンル・テーマは不問。自作未発表作品、かつ文芸社への未応募作品を募集して全応募作品から一作品を無料で出版してくださるそうですよ。
他に応募者全員に血液型シリーズオリジナル図書カードがもらえるそうです。
なーんて太っ腹なんでしょう。
我こそは！と思われる小説家のみなさま、ブログ執筆者のみなさま、応募してみてはいかがでしょう。

私は？というと、、、、残念ながらそんな大それたことはできませんね。