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2014年05月14日
121話 自転車通学
部活の後、今日は帰りが遅い龍太郎
「また、友達と寄り道してんじゃない?」
19:30をまわり、ようやく帰ってきた。
もう外は暗い
「ただいまぁ〜」
その声は、元気なく・・・
「どうしたの?それっ」
驚く嫁ちゃんの声に反応して玄関に皆が集まった。
ヽ(´Д`ヽ)(/´Д`)/イヤァ〜
щ(゜ロ゜щ)オーマイガーッ!!
学校から自宅までの大通りは、概ね道も広く
歩道もしっかりしている。
自転車ではあるが、安全のため広い歩道を
走っている。
だが、わずか10mほど道が細くなっている所
があり、よくトラブルが起こる場所である。
「こけた。溝にカバン落ちた。
教科書、ノート、筆箱、新しいの
買って〜 (/へ\*)))ウゥ、ヒック」
泣きたいのはこっちだよ!と思う龍之介と
最近出費がかさみ、家計が厳しい嫁ちゃん
であった。
でも、怪我がなくてよかったね
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2014年05月13日
120話 雨
「雨強いけど、龍太郎は部活あるのかな?」
「体育館でするんじゃない?」
「でも、もし早上がりだったら、ずぶ濡れで帰ることになるんじゃ・・・」
「大丈夫よ!カッパもっていってるし・・・」
「う〜ん、でも心配だから少し待ってみるよ!」
「もう、中学生になって、喜ばれないかもよ!」
「えっ」
でも、自分だったら、強い雨の中自転車で帰りたくない
けどなぁ〜と思う龍之介。うちの嫁ちゃんと考えが分かれた。
確かに、駐車場に他の親の車は見られない。
不安にかられる龍之介
その時、子供達の姿が・・・
PUPPU−−−
「どうする?乗って帰る?」
「うん 友達もいい?」
「もちろん・・・いいとも」
流石、男心がわかる龍之介だと思う、
オレ(自身)龍之介であった。
あ〜よかった
2014年05月12日
119 母の日
早朝から二試合の練習試合を消化した龍太郎たち
一旦家に帰り、母抜きで、買い物にでかけた。
目的は「母の日のプレゼント」
プレザントの他に、花を選ぶあずきと龍太郎。
個性を重視する龍之介一家。
子供たちの感性にまかせ、好きな花を選ぶ。
「お母さんはカスミソウが好きって聞いてるから、
カスミソウとピンクのカーネーションにする。」
流石女の子のあずきちゃん。
「お兄ちゃんは、どの花にするの?」
「オレはこの花がきれいだと思う。
黄色い花。これ下さい。」
すると店員が・・・
「このお花母の日プレゼントにするの?」
「はい、そうです。」kirittu
「この花は菊っていってね、仏様にお供えする
時とかなんで、カーネ―ションにしたら?」
龍太郎
子供の感性を否定され、世の中の常識に
流されてしまいそうな、少し大人に近づき
つつある、中学生龍太郎であった。
「じゃぁ、それ下さい。」
2014年05月09日
118話 お婆ちゃんの逆襲
午後9時
仕事からどっと疲れて帰宅した龍之介に
早速携帯の呼び出し音が鳴り響いた。
「折角くつろごうと思ったのに、誰だよ」
「もしもっし」
「あっ 龍之介おまえか・・・相談がある。
あの家のことやけど、りつみがfvkm
売ってもいいけどmdvkdmmkdm
リホームせなdkvvkfmmfmvm
トイレもfmsllmfmmbckwr
それからlml、Ðかm御vmckskx
そして可ds絵KCMKVcdkklkd
だからdkfjrmぁ㎢mkmmっふぇr
・・・・・延々と・・・・」
「携帯で長話もなんだから、主旨を言ってよ」
「なに なにが
おまえ忙しいんか
だったらええわい」
「いやいやそういくことじゃなくて
どうせ、明日の朝実家行くし・・・」
ツ−ツ−ツ−
「切ってるし」
人の事情など何も知らず、相談といいながらも
自分の考えだけを聞いてほしくて、
こちらの意見を言っても何一つ話を聞かず、
挙句の果てに、逆切れして電話を切る龍之介の母親。
これが、龍太郎とあずきのお婆ちゃん。
ストレス以外の何物でもない、龍之介なのであった。
「今宵は深酒するぞ〜」
お父さん お酒はほどほどにね
2014年05月08日
117話 睡眠時間
明日から朝練が始まる龍太郎
PM9時過ぎ
食事、風呂など終わり、テレビを観ていた龍太郎に
「リスト鍛える練習しながら観たら・・・」
「・・・(=_=)」
「なんだ眠ってるんだ。」
成長途上の龍太郎にとって、睡眠が一番
成長ホルモンは十分な睡眠によって分泌
される。
朝5時40分起きで、8時間以上の睡眠
ということは・・・
「9時に寝て丁度いいね。」
でも、勉強っていつすればいいのだろう
・・・と首を傾ける父、龍之介であった。
「まあっ いいっか!」