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2014年07月30日
156話 行ってきますは一回で・・・
初盆の準備で、朝早く実家におもむく嫁とあずき
「お父さん 婆ちゃんとこに行ってきます。」
(´Д⊂ヽmumumu
昨日寝つきの悪かった龍之介は、
ようやく熟睡できたところだったのに・・・
「行ってらっしゃい。お墓お願いします。」
(ノД`)・゜・。
それから数分後、すでに寝付いて龍之介に・・・
「お茶、冷蔵庫に入れてあるからね」
と優しい嫁ちゃんが、大きな声で
教えてくれる
「いちいちおこすなよ〜」
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2014年07月29日
155話 いいっぱなし
「行ってきまぁ〜す。
あっ そうだあずき
お父さんのお昼のお弁当造っといて
じゃあ 行ってきま〜す」
夏休みに入って間もない平日
ラジオ体操で早起きするあずきに
朝早く仕事に出かける鬼嫁は・・・
いや、とても優しいよくできた嫁は
娘あずきに上のように言い放って
ささっと出て行った
「お父さんのお弁当造っといて」
と言い放たれた娘あずきは、まだ
小学校3年生である。
「あずき知らな〜い」
そりゃそうだろうと思う龍之介だが・・・
仕事出発30分前
「あっ そうだ
お父さんお昼暑いから、
おそうめんお弁当にしてあげる 」
そう言うと、ささっとお湯を沸かし、
そうめんをゆでること3〜4分
「色が変わったら出来上がりなんだよねぇ〜」
見事な出来上がりである
でも、大人の龍之介にはややボリュームが足りない
「もう一たば、ゆでてもらってもいい?」
遠慮がちに頼む龍之介
「うん わかった」
やっぱ女の子だねぇ〜
まだ、3年生なのにえらいねぇ〜
などと心の中でつぶやく龍之介
「これが彼氏のお弁当だったらなぁ〜」
>えっ まじで
龍之介はその日は残業で遅くなり・・・
お腹はぺこぺこ
「そうめん お腹すくの はやっ」
次から、そうめんのお弁当はなしだと思う龍之介であった
今日もご苦労様
2014年07月28日
154話 髪の長さは1mm
明日は県の地区予選
龍太郎たちチームのメンバーは公式戦の前に
いやな儀式をおこなわなければならなかった。
それは丸坊主
長さは1mm
いきつけの大衆理髪店に父龍之介と共に
到着した龍之介は、嫌がる龍太郎をハゲましながら
先に店に入ったが、龍太郎は壁に隠れてなかなか入ってこない。
「 (*ノωノ)いやだ! 」
店内には同じくらいの歳の子供が4人ほどいたのだ。
お節介な店のおばちゃんが声を掛ける。
「どうしたの、すぐできるから入っておいで。」
声をかけられたことが迷惑そうに、渋々店内に入る龍太郎。
店員さんは元気よく
「丸刈りですね!」
「はい。1mmで!」
>容赦のない父龍之介の声
「えっ いいんですか?」
ざわ ざわ ざわ
同じくらいの歳の子供たちがざわつく
「1mmだって
〇×△くんもツルピカにした時、日焼けして頭の皮が
ムケてひどかったらしいよ
大丈夫か、あいつ」
気の毒な龍太郎だが、それが、決められたチームのルール
チームのメンバーは皆同じ丸ハゲなのだ!
明日からトーナメント
一戦一生を目指せ龍太郎
「ますますおさるのジョージに似てきたな」
「ウッキー」
2014年07月16日
153話 休肝日
(´Д⊂ヽダルビッシュ
やや二日酔いの龍之介が目覚めた。
「なんで昨日のみ過ぎたんだっけ?」
龍之介は昨夜のことを思い出す・・・
帰宅後・・・
龍太郎と野球のことで会話しようとした龍之介だったが、
その話に興味を示さない態度に怒った龍之介
「今日、学校から帰って何しよったの?」
「友達と勉強した。」
「勉強?友達と一緒なら、そこは野球だろ!」
「この辺で、キャッチボールしてたら怒られるから。」
「えっ そうなん?!
じゃぁ どっかに行ってやるとか、
学校のブルペン使わせてもらうとか・・・」
「でも、お父さん昨日、勉強しろって
言ったじゃん!」
そんなこと言った覚えがない龍之介
>こまった
「今プロ野球してるからそれ観ろ。
見て野球を勉強しろ!勉強というのは
野球の勉強という意味だよ」
と支離滅裂となってしまった龍之介のお説教は
全く説得力がない。
「飲むしかね〜だろ」
そして、今日からもう酒やめたと
思う龍之介であった。
肝臓休めてね
2014年07月15日
152話 味覚は大丈夫?
「( ´ ▽ ` )ノ タダイマァ
今日晩御飯な〜に?
腹減った〜 空腹 」
「ごめん まだ
とりあえず枝豆で一杯やってて!」
「やったぁ〜 珍しく冷凍ものじゃないじゃん」
gokugoku
モグモグ
モグモグ
モグ?!
「あれっ 味がない?」
表面の塩味はわかるのだが、中の豆に味を感じない龍之介
「俺、舌おかしいのかなぁ?」
「えっ〜大丈夫! じゃあ
この茶碗蒸し食べてみて
美味しくできたから!」
同じくお腹をすかせていた息子龍太郎が、
真っ先にがっついた。
モグモグ
モグモグ
モグ
「美味しい! お母さん
これ すごくおいしいじゃん」
「どれどれ じゃぁ 俺も・・・」
モグモグ
モグモグ
モグ
「やっぱりだめだ
味がわからない」
「えっ うそぉ〜 どれどれ・・・」
料理を造った嫁ちゃんも味見する・・・
モグモグ
モグモグ
モグ
「あっ ごめん
ちょっと味 薄かったね
かまぼこに味があるから、一緒に食べれば
大・丈・夫!だよ!」
それにしても、味覚障害ではと心配になる龍之介
「大丈夫かな俺。この前頭打って
まだ、頭しびれ感とれてないし、まさか」
「じゃぁ 今度はこれ食べてみて!」
これも薄味そうなブリ大根
モグモグ
モグモグ
モグ
「美味しい!」
結局、料理自体の味が原因であったことが判明し、
味覚障害からの不安から解消された龍之介
とりあえず病気じゃなくてよかったね