競馬の話『ブランド越後守』

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(´Д⊂ヽ

　「やばっ

　　　もう後半戦始まる」


昨日も遊びほうけて　宿題をまだやっていない

龍太郎をたたき起こし　ワールドカップ後半戦を

観戦する龍之介


「メッシってあんまり走らないね

あれなら、僕もできそう」
　　　　＞できるかぁ〜


０対０のまま終盤


　　　　ぴぃ〜ぴぃ〜


「えっ　終了！なの？」


「なんだ、ごはん炊けた音かぁ〜」



　　ぴぃ　ぴぃっ　


「えっ　終了！なの？」


「なんだ、お湯沸いたんかい」



　　　ぴ−ぴ−ぴ−

「えっ　終了！なの？」


「洗濯機止まった音なのね・・・」




朝からいろいろなタイマー終了の音が鳴る

主婦は忙しいことを知った龍之介であった。



ドイツのみなさ〜ん

おめでとう



「さあ　朝メッシ食おう〜っと」
　　　　　　　　　　（^ヮ^）はい！

週末・・・

仕事を終えて帰ってきた龍之介は、明日から久しぶりの

二連休だ



「今日はくつろぐぞ〜」


キッチンをチラ見した龍之介は


「やった

　　ざるそばかぁ

　　　　暑いときにはこれが一番なんだよねぇ」


汗だくの龍太郎は、先にお風呂でゆっくり　

　　ゆっくり

　　　　ゆっくり


　　　　　　　　　・・・・・って熱いは



「いやぁ〜暑いねっ　冷たいワインでものも」



「あれっ　お気に入りのワイングラス無い」



「あっ　ごめん

　いま　食洗器の中」



「いまから使おうと思ったのに〜」



仕方なく、コーヒーカップでワインを飲む龍之介
　　　＞うわっ　ださっ



「晩御飯が仕上がるまでに、ＰＣでも・・・」ｇｏｓｏｇｏｓｏ

ＰＣやWi-Fiなど、電源を延長コードにさし、あれっ
　　＞充電されないもよう


「あっ　さっき元栓抜いたよっ」



「もう

　いまから使おうとおもったのにぃ〜」



「暑いはぁ〜　晩御飯まだぁ〜」



「はいはい　ただいまぁ〜

　はいどうぞ　美味しい天ぷらそばの出来上がり〜」



つるつるつる

　　つるつるつる

　　　　つるつるつる



「って　熱いはぁ」　



帰ってきたばかりにのぞいた時は、確かに

冷たかったおそばを・・・

よりによって、わざわざ

熱いおそばに変身させたお嫁ちゃん



「いまから氷いれようと思ったのにぃ〜」
　　　　　＞そんなわけないやん



　

　

期末試験の後のゆるんだ身体

急な朝練や放課後の部活

アンダースローでの投げ込み



竜太郎の疲労は・・・

あっ　間違えた


龍太郎の疲労はピークに達していた


「お父さん　あちこち痛い」

そこは優しいお父さん
　　　＞自分で言うな

マッサージをしてあげるのだが・・・



「何の曲でいこうかな？

まずは・・・ありの〜ママの〜

すがたみせるのぉ〜よぉ〜」　


「こちょばい　こちょばい

もっと強くやって！」



「じゃあ、この曲

　た〜たんた〜

　た〜た〜たんた〜

　た〜たた〜

　た〜た〜たた〜

　猪木ボンバイレ　猪木ボンバイレ

　猪木ボンバイレ　猪木ボンバイレ

　元気ですか〜」


「い〜ね〜　ボンバイレのとこが、

　強めできくねぇ〜　他の曲ある？」


「じゃあ　三沢コール

た〜たららちゃらららららら〜ん　三沢

た〜たらららららら〜ららら〜　三沢

ちゃぁ〜ちゃららちゃらららららら〜　三沢

ちゃぁ〜ちゃららちゃららららららぁ〜

　　

　みさわ　みさわ

　　　みさわ　みさわ」



「そこ　そこ　そこ〜っ」

「(ノД`)・゜・。おはよぉ−」

昨日なかなか寝付けず、

しかし、早起きしてしまった龍之介



「お父さん　春一番って

　アントニオ小猪木？」



「違うよ！　(´Д⊂ヽ」



「じゃぁ　やっぱりだ」


「えっ　なにが・・・

　どした　どした」



「アントニオ猪木が・・・

し・し・死んだ」



「えっ　うそっ」

春一番をＴＶでみた龍太郎は、完全にアントニオ猪木と

勘違いしていた






「猪木をものまねする人、いっぱいいるからね。」
　　　　　　　　　　　　　　(-_-)/~~~ピシー!ピシー!　　　　　　

はじめまして

私はコミック「あっとホーム」の原作者

ペンネームももっちです　どもm(__)m



最近、コミック「あっとホーム」のキャラ作りに、

行き詰まり、悩んでいたころ、一人の面白キャラ

が、ＴＶにて大活躍しているのを発見した。



「これだ、この人を模倣すれば、必ずうける」



心優しき、愛すべきキャラ

一人の大人になりきれない、中年男性

人前で号泣しながら、オーバーなリアクション

机を叩き、大きな声で訴えるパフォーマンス



「すばらいい。３次元の世界に、こんな

　漫画的なキャラが実在しているとは・・・

　のの・・むら・・くん大丈夫か」



「では、新しいキャラを発表します。

名前は竜太郎　　歳は47歳」pasyapasyapasya

TV
記者からのインタビュー

「あの・・・主人公龍之介も47歳ですよね〜。

　ということは同い年ですね。その龍之介の

　長男龍太郎と読み方同じで、かぶってない

　ですか？その辺は大丈夫ですか？」



「テレビで活躍中ののの・・むら・・君と、

　キャラがややかぶっている本当の同級生が

　いるんですが、やつも、こんな感じで、泣きながら

　訴えることがあるし、説明の途中で、自分で何

　言っているかわからなくなることある。

　ＴＶのコメンテーターが、大人なんだからあんなに

　泣かなくてもとか言っていたが、47歳とはいえ、

　まだまだ子供の心が残ってて、それは、純粋と

　いうことで、悪いことではないと思います。

　我々、同じ年齢の男としては、彼を愛すべきキャラ

　ととらえ、盛り上げていきたいと思います。」



「ということは、名前は竜太郎でよろしいですか？」


「いやぁ〜　困りましたね

のの・・むら・・君でもいいかもしれませんねぇ〜」


　　　　
「そこっ　大事ですから、ハッキリさせてもらえますか」


「・・・だかｒ・・・

　　もう・・・・・



　うわぁ〜ん　

　だｋら　折り合いがぁ〜

　hikuhiku うわぁ〜ん

　温泉・・・hikku・・・出張・・・・・」



「放送の途中ですが、一旦ＣＭに入ります。」




「ブランド越後守」より

「ブランド越後守」