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2024年01月11日
屋根の雨漏り
「雨漏りは絶対する」
というのが祖母の言(げん)でした。
今でこそ優れたメーカー設計の家がありますが、
元々の木造家屋は雨漏りがしょっちゅうするものだったとか。
なぜ雨漏りしないのか?を考えると、
「直しているから」ということです。
ひどい雨や冬の嵐の来る前に屋根を補強しておく。
昔なら屋根は傷んだところを少しずつ「葺(ふ)きなおす」ものだったそう。
どれくらい昔のことなのか…茅葺の屋根…?と思う所ですが、
明治生まれの曾祖母の家は黒い瓦だったような…記憶違いかもしれませんが.
屋根に上がってアンテナを直したり等もあったようです。
小さい頃は天気が悪い日にテレビが砂嵐になったらバンバン叩いていました。懐かしい・笑
メンテナンスしながら悪くなる前に直しつつ使っていたということなんですね。
「屋根瓦を見ましょうか」「もう屋根を換えた方がいいですよ」
という怪しい?業者も時々あったとか。
さすがに10数年に一度くらい換えたら良いほうかも?
「換えたばっかに限ってそういう怪しい業者が来るんだよ〜」
と言っていたこともあったような。
近所の人の話かもしれないですが、ありそうな話です。
なんだかネットで注文すると同じような商品をオススメしてくる…みたいな現象。
「家は嗜好品」と言う人もいますし、
どこか壊れても直しつつ使う、そんなに家に期待しない、
くらいの心の持ちようがいいのかもしれません。
願わくば、心安らげる場所でありますように。