2023年1月23日、beincryptoが報じた記事(Could Cardano Buy Coindesk in DCG Fire Sale?)の内容です。
タイトル:DCGの投げ売りでカルダノがCoindeskを買収する可能性は?
要約
- CoinDeskは現在、資金調達か買収かの選択肢を模索しており、その価格は2億ドルと報じられている。
- カルダノブロックチェーンの共同創設者、チャールズ・ホスキンソン氏は、暗号ニュースサービスCoinDeskの買収に興味を示している。
- ホスキンソン氏のCoinDeskへの関心は、業界のジャーナリズムの健全性を向上させ、ブロックチェーンプロジェクトとメディアとの間に直接的なコミュニケーションラインを提供することである。
カルダノブロックチェーンの共同創設者であるチャールズ・ホスキンソン氏が、暗号ニュースサービスCoinDeskの買収に関心を示していることが明らかになった。CoinDeskは最近、部分的にせよ全面的にせよ、売却の選択肢を検討するため、財務顧問としてLazard社と契約したことを発表した。
同サイトはDigital Currency Group(DCG)が所有しており、その融資子会社Genesis Global Capitalが破産を申請している。
ホスキンソン氏は、Twitterに投稿した動画で、同サイトが約2億ドルで売りに出されていると聞いたと述べたが、CoinDeskの財務情報を見ていないとのことだった。同氏はこの価格が高すぎると思いつつ、本当にその気になれば買えるとも述べている。ホスキンソン氏がこのニュースサービスの買収に興味を持ち続け、それを実行に移すかどうか、また成功した場合、どのような変更を加えるかは様子見といったところだ。
Q. Coindeskの買収に興味があるのはなぜか
「最近、Coindeskが資金調達をするか、実際に買収を受けるか検討しているというような話が私のデスクに入ってきました。それで、人づてに聞いたり、調べたりして、価格がどれくらいになるかを探りました。
その結果、Coindeskをそのまま買えば、おそらく2億ドルくらいになるし、少なくともCoindesk側はそれくらいの価値はあると見込んでいると思います。
今現在、私は帳簿や財務状況を見たわけではありませんが、粗利益は5千万ドル前後で推移していると聞いています。なので、EBITDA(利払い前税引前償却前利益)や比率はどうなっているのか、また、その予測はどうなっているのかが興味深いところです。」
Q. カルダノは悪い報道が多いというイメージがあるのか
「私たちは、きわめて悪いメディアの受け皿になってきました。時間をかけて本気で調査し、事情を深く掘り下げなかったからというのもあれば、実際に中傷する意図があったからというのもあります。」
Q. 業界のプレーヤーから資金提供を受けている新しいサイトというのはどうなのか
「FTXはブロック[ブロックファイ?]かその組織の代理人に大金を渡し、一定の方向性を帯びた記事を書かせました。
Coin Telegraphは実際にはオリガルヒが所有しており、そこに怪しさがある(と言われている)のです。基本的には誰もがメディアを持ち、その分野で影響力を発揮する方法として使えればと思っています。
『ほらね、うちのチェーンは素晴らしくて、こっちのチェーンはダメなんだ』というふうに。
メディア側に対する私の関心は、実はその点ではもっと幅広いものです。どうすればジャーナリズムの健全性を取り戻せるかを考えたいのです。私のホワイトボード動画を見たり、長年にわたって私がAMAで話しているのを見たことがあると思いますが、誰かが何かを発表すると、その発表の内容が真実性を証明しているかのように思えて、実際にテーブルにお金を出してしまいます。
そして、もし書かれていたことが真実でなかったり、不正確であったりすれば、そのために出したお金を実際に失ってしまう可能性があります。ジャーナリズムの世界でファクトチェッカーの人々に実際に事実を確認することと引き換えに金銭的インセンティブがあれば、素晴らしいことだと思いませんか。
さらに、よく似た他の記事とリンクさせることもできます。そうすれば、特定の話題について、それがどんな話題であれ、実際に宇宙規模の情報を手に入れることができるのです。
Q. CoindeskをRedditやTwitterのようなものと考えているようだが、そうなのか
「業界特化型のメディアがあれば、本当に素敵だと思います。そんなメディアを実際に直接、トップ100のブロックチェーンプロジェクトと繋げて、「さあ、あなた方一人ひとりに、定期的にコンテンツを書いてもらえる場を提供しますよ。」と言うのです。
2週間か1カ月に1度、自分たちのエコシステムについて何か発表してもらいます。もちろん、その人たちのコンテンツであることがわかるよう分離されていますが、基本的には直接コミュニケーションが取れるようになっています。
また、調査報道部門を別に設け、特定の事柄について深く掘り下げることもできますし、内部告発をするための優れた技術もある程度用意できます。プロジェクトがメディアに近ければ近いほど、その組織の中堅や従業員は誰に相談すればいいのかがわかり、危機的状況や出来事などを内部告発しやすくなるのです。
だから、広告面でも素敵なものがたくさん出てくるに違いありません。私はかなり長い間、この分野のことを知っています。
トークンを通じてコンテンツにインセンティブを与えるという全体的な広告モデルや、BAT(Basic Attention Token)の広告モデルなど、人々がコンテンツを作るためのインセンティブ層が作れるような大きな設計スペースがあると思います。
●コミュニティ主導のコンテンツ
ホスキンソン氏は、ブロックチェーン上で検証される取引と同じ方法で、コミュニティがストーリーを進め、事実を確認することを考えている。同氏は次のように続けた。
「コミュニティ主導のコンテンツ、真実性の証明書のようなコンテンツの健全性に関する仕組みとコミュニティーのやりとり、そして、時価総額などの状況を定期的に記事にする業界のプロジェクト専用のスペースを束ねる方法を見つけられれば、
本当に素晴らしいメディアを構築することができるだろうと思います。問題は、CoinDeskという存在にどのような真価があるのかということです。というのは、CoinDeskにはかなり優れたイベント部門がありますから、財務状況まで掘り下げて、実際にどれだけの利益が上がるかを確認するのは興味深いことです。
しかし、Consensusは巨大なカンファレンスであり、そこには確かに何かがあります。また、Barry(Digital Media GroupのCEO、Barry Silbert氏)が資金を提供して、多くの読者を獲得するまでに構築したかなり立派なオペレーションがありますし、確かにそこでの影響は大きいです。
Q. CoinDeskに2億ドルを使うくらいなら、新興のニュースサイトを立ち上げるのはどうか
「2億ドルという数字は少し高すぎると思います。そこまでの数字ならもっと何かあっていいはずです。本当に買収しようと思えばできますよ。私はこれでもこの業界で最も裕福な人間の一人ですが、持っているからといって、それを使うということではありません。もっと少ない金額でもっと多くのことができるんですから。
500万ドルや1000万ドルの資金を投入して、もっと分散化された組織を立ち上げ、インキュベートして成長させ、基本的に近隣の全企業を駆逐するところまで持っていくなら、そのくらいの資金を突っ込みたいと思うのも理に適っているでしょうね。
もうひとつは、今のCoinDeskにはメタバース的な要素がなく、また、本当に優れた動画チャンネルもないことです。CoinDeskはそのようなビジネスラインを構築しようとしていますが、それほど人気があるわけでもなく、難しいと思います。
パートナーシップはたくさん築くことができるかもしれません。たとえば、Messariですが、もっと緊密に統合することができるでしょう。私はRyan(Messari社のCEO、Ryan Selkis氏)と何年も前から知り合いですが、この関係を育てていくのは楽しいでしょうし、お互いにとって有益です。実際、Laceウォレットも情報レイヤーを持つことによって恩恵を受け、そのようなコンポーネントを活用できるようになるでしょう。
Q. カルダノに関する記事を掲載する際、どのようにバイアスがかかかっているとの非難を受けないようにするか
「カルダノと私が深夜にしっかりと安全に守られた場所にいるとして、そんな組織がどうやって公正に認識してもらえるのだろうかという客観性に関する疑問があります。
もし私がそのようなものを手に入れたとして、カルダノに有利なストーリーがあれば、いつだって、それはカルダノが所有しているからに他ならないと言われるのではないでしょうか。それとも、否定的な記事があれば、それはカルダノの人々が否定的になっているからでしょうか。
バイアスがかかっているという認識を取り除きたいからですか。私は、このことに関する究極の解決策は、やはり、真実性の証明とコミュニティのやりとりによってストーリーを見ることだと思います。もし、ストーリーがどれもNFTで、情報グラフの中に存在し、人々が常にストーリーと対話しているのなら、基本的に質問をしたり、ストーリーの背後で実際に議論を交わし続けたりしようとの動機になるのです。」
免責事項
当ウェブサイトに掲載されている情報は、いずれも誠意をもって発表され、一般的な情報提供のみを目的としています。当ウェブサイトに掲載されている情報に基づく行為についてはいずれも、必ずご自身の責任で行動してくださいますようお願いいたします。
(記事は以上です。)
【免責事項】
・投資は自己責任でお願いします。
・本動画の内容については正当性を保証するものではありません。
・本YouTubeチャンネル、記事を利用して損失を被った場合でも一切の責任を負いません。
・内容によっては期限が限られているため、ご自身で問題ないことを確認してください。
・最終的な決定は、ご自身の判断でお願いします。
以上をご了承の上でご利用ください。
はじめての ADA(エイダ)―ビットコイン、イーサリアムに次ぐ第3世代暗号資産をゼロから学ぶ― 新品価格 |
新品価格 |
新品価格 |
GMOインターネットグループ(東証一部上場)の【GMOコイン】
カルダノ(ADA)の購入もこの取引所でできます!
Ledger Nano X 暗号通貨ハードウェアウォレット
ビットコイン、イーサリアム等の多くの仮想通貨に対応。安心の正規代理店。