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2009年02月21日
二人のベースマン
JAZZの楽しみは 」と問われれば
Freedom
いろいろなJAZZがあるから
聞き手も自分流の楽しみを見つけて
幾通りもの楽しみ方ができる。

初心者であろうが上級者であろうが
聞き手の流儀は・・たぶん「 Freedom

私流の聞き方は
パートの音に聞き耳をたてる事
ベースを意識の真ん中に持ってきて聴く
そんな楽しみ。

さらにお気に入りのベースマンで
同じシチュエーションのアルバムが見つかった時などは

両者の甲乙をつけるのではなく
両者の特長や
両者ならではの魅力を
私流の理屈をつけて聞き探る事

この度
その楽しみを深める
恰好のアルバム2枚が手元にそろった

David Hazeltine Trio
一枚は私の以前からのお気に入りのアルバム


Cleopatra's Dream: クレオパトラの夢
David Hazeltine(p) George Mraz(b) Billy Drummond(ds)
(画像左)












そしてもう一枚は



Pearls: パールス
David Hazeltine(p) Peter Washington(b) Joe Farnsworth(ds)
(画像左)











私のお気に入りのベースマン
George Mraz ジョージ・ムラーツと Peter Washingtonピーター・ワシントン



二つのアルバムのピアニスト
David Hazeltine(p)デヴィッド・ヘイゼルタインに絡む二人のベースプレイを
興味深く聞いてみる
なんども聞いてみる

私の耳には
George Mrazのベースは
時に遠くに聞こえたり
時にポンと一番前に出てくるように聞こえる

Peter Washingtonのベースは
いつもきっちりとピアノに寄り添って
時に強く、時に軽く、時にスリリングに
ビートを刻んでいるような
ベースに聞こえる

だから・・・
George Mrazのベースは
David Hazeltine(p)の音の世界の空間をより深め広げる
そんなベースプレイだと感じる。


Peter Washingtonのベースは
David Hazeltine(p)の音の世界の輪郭を
よりクリアに際立たせる
そんなベースプレイだと感じる。



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