2020年01月13日
機嫌の悪い人に 振り回されない・巻き込まれない ☆私の解決策☆
こんばんは
いつも遅くなってしまい ごめんなさい<(_ _)>
おふみです
昨日の外来は土曜日ということもあり
いつものように「私、何時に帰れるんだろう」と思うほどの激込みでした
今回は私自身 仕事の場面であった出来事を具体例に挙げて
自分の気持ちのコントロールについて 書いていきたいと思います
【診療場面での裏側ではこんな事が起きています】
忙しい時って 何となくバタバタするうちに
大抵の場合 クリニックの医師が
パソコンにズラーっと表示された とんでもない数の患者さんの名前を目にします
すると一気にテンションが下がるのか・・
ちゃっちゃと診療を進めて、早く終わらせたい!と焦るのか・・
(私は その医師ではないので よく分かりませんが)
明らかに機嫌が悪くなります
それは「急いで!」「何だあの患者!もうあの人の訴えなんて俺に言わなくていいから!」
など私たち看護師に向けた言葉であったり
「溜息を頻繁につく」「終了したカルテを雑に置く」
「患者さんの質問や訴えに耳を貸すことなく話を途中でバッサリ切る」
など こちらがヒヤヒヤする態度を取るようになります
その後の患者さんへのフォローも必死で行わなくてはならず
それも一苦労なのですが
またもや そんな事をしていると
「俺が悪いのか!余計な事はしないで!」と医師の苛立ちが増します
注)普段は割と穏やかな優しい医師だと思います
【そして魔のループの始まり】
誰かの機嫌が悪くなる(今日はここで言う誰かを医師とします)
機嫌がこれ以上悪くならないよう、卑屈になり必要以上に気を遣う ☜ 以前の私
次第に周りも悪い影響(苛立ちや不安感・焦燥感)が伝染する ☜ 以前の私
自分も苛立ち、嫌な気持ちのまま仕事を続ける ☜ 以前の私
自分も周りも、いつもならやらない失敗があちこちで発生する ☜ 以前の私
そして自分で勝手に落ち込む ☜ 以前の私
その結果 自己肯定感0の不安神経症である 心の弱っちい私は
仕事中も帰宅後も 胸のざわざわを引きずり 「あーダメだダメだ・・」と
普段から山のように飲んでいた 抗不安薬や抗うつ剤では足りずに
いつもの安定剤(私の場合はデパス)を 必要以上に限界を超えて服用し
無理やり気持ちを落ち着けようとしていました
そして また薬に依存してしまったと 罪悪感でいっぱいになるという
まさに魔のループです
私は 処方薬依存症でした ⇐ この事はまた今度ブログに載せますね
特にデパス(安定剤)とSG顆粒(鎮痛薬)です
上に挙げた例は 皆さんが働いている職場でも
ちょいちょい体験する事だと思います
特に苦手な上司に振り回されてしまい
1日テンション下がりっぱなし なんて事も多いと思います
嫌ならそこを逃げ出して 他の職場を探せばよいと言う方もいらっしゃいますが
なかなか そう簡単に出来ないのも現実ですよね
職場は仲良しの集まりではないので
上司の圧力や意見の衝突 緊急事態の対応やお互いの仕事の仕方にストレスを感じることも
もちろんあります
では 私達はこんな時 どうすればよいのでしょうか?
いろいろな職場で働いてきて 私が感じたこと
「他人の機嫌の悪さは その人自身の感情です!
たかがそんな人の感情に左右されず
自分の感情をしっかりと自分自身がコントロールし
卑屈にならず 堂々と淡々と仕事をしましょう」
前置きが少々 長くなってしまいましたが
これが 今日のテーマの結論です
この言葉は 未だにブレブレの自分自身に対しての教訓とするようにもしています
数年前に 病んで病んで どうして私ばかり・・と悲劇のヒロインになり切ってしまった時
偶然 本屋さんで見かけた詩集がありました
その中の「自分の感受性くらい」という詩でしたが
私は 自分の心の弱さと甘えに はっとさせられ
思わず本屋さんで涙がこぼれてしまいました
一見、少し強い口調にも思えますが
そこには人の心を奮い立たせる 人間に対する深い愛情を感じました
今でも 自分を見失い、落ち込み、誰かを責めたくなった時など
これではいかんなぁ・・と感じた時に 自分への戒めを込めて 前を向いて歩けるように
何度も読み返します
この詩は、以前ドラマ「3年B組金八先生」でも
金八先生が生徒たちに紹介していました場面がありましたね(懐かしいですねぇ)
これは 茨木のり子さんという方の詩です
(ご存知の方も多いと思いますが 私はその時初めて知りました)
戦後の日本を代表する女性詩人で話作家、エッセイスト、脚本家である方です
2006年にお亡くなりになりましたが
心に響くたくさんの詩は 今でも現代人の心を揺さぶります
戦争への怒りを詩にした「私が一番きれいだったとき」などは
教科書にも載っていましたので どこかで目にした方もいらっしゃるのではないでしょうか
●自分の感受性くらい
ぱさぱさに乾いてゆく心を
ひとのせいにはするな
みずから水やりを怠っておいて
気難しくなってきたのを
友人のせいにはするな
しなやかさを失ったのはどちらなのか
苛立つのを
近親のせいにはするな
なにもかも下手だったのはわたくし
初心消えかかるのを
暮らしのせいにはするな
そもそもが ひよわな志しにすぎなかった
駄目なことの一切を
時代のせいにはするな
わずかに光る尊厳の放棄
自分の感受性くらい
自分で守れ
ばかものよ
こちらより引用させて頂きました
茨木のり子さんに関する著書は ご自身のものから
他の方がいろいろな解釈で書かれているものなど 沢山あります
ちなみに 楽天市場で購入の際は
こちらの本が個人的にはお勧めです
若松英輔特別授業『自分の感受性くらい』 読書の学校 (教養・文化シリーズ 別冊NHK100分de名著) [ 若松英輔 ] 価格:880円 |
若松英輔さんという方は
批評家・随筆家であり、哲学や詩集を通して
人生について 数々の著書を出版されている方だそうです
先程ご紹介した本は 読書の学校シリーズの特別授業と題し
「自分の感受性くらい 〜生きづらさを抱える人へ〜」若松英輔さん著です
この本では 茨木のり子さんの遺した詩が、なぜ日本人の心に響くのか?
「詩」を感じることができれば、言葉は人生支える糧となると 仰っており
「自分の感受性くらい」という茨木のり子さんの詩を より深く理解する手助けをしてくれます
純粋に茨木のり子さんの詩集をご覧になりたい方は こちらでも良いかもしれません
価格:770円 |
私は本も持っておりますが 電子書籍としても購入し
いつでも 読めるようにしています
今の時代 本を買わなくとも
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ご自分に合った方法で 読書をして
知識を得たり 自分を見つめ直したりすることも良いですよね
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明日お休みの方は ごゆっくりと
お仕事の方は 無理なさらず行ってらっしゃい
ではでは おやすみなさいませ
最後までお読み頂きありがとうございますm(__)m
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