ちょっといい話

12月27日の産経新聞配信として、介護施設職員の高齢者への虐待と自治体が判断したケースが平成２４年度は前年度比２・６％増の１５５件にも達し過去最多となったことが２６日、厚生労働省の調査で分かった、とYahooニュースは伝えています。



この調査は、高齢者虐待防止法に基づき１８年度から実施されているものですが、今回は初めて職員の性別・虐待の要因が調査されています。中でも注目すべきは、３０歳未満の男性職員による虐待が多発していることと、職員のストレスが原因の３割近くを占めていること、認知症の症状が重い高齢者ほど虐待を受ける割合が高いことなどです。



私が思いますのに、介護の現場は相当過酷な職場と言って過言ではないと思います。介護職員の肉体的・精神的負担は相当重く、かといって待遇的には必ずしも恵まれているとはいえないところが多いと思います。このような介護施設での虐待という不幸な出来事をなくすことを真剣に考えていく必要があると思います。そのためには、まず第一には、介護の現場で介護職員の精神的ケアを施設全体で行える体制づくりを整える必要があると思います。悩み事を上司が懇切丁寧に聞きストレスを発散させてあげる事が大事です。