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2010年10月03日

天国のみるくへ(1)

9月29日 みるくが天国へ旅立ちました。
まだ1歳6ヶ月という若さでした。



26日の夜、様子がおかしくなりました。
興奮したように動きながらふらつき
初めて嘔吐+下痢をしました。

いろんな病院を調べ電話をしましたが
夜間診療を行っている病院は和歌山にはありませんでした。

翌朝、病院に駆け込むと
「カフェイン中毒」でした。

携帯用ケースに入っていたパパの栄養剤を
大量に食べてしまっていたようです。
糖衣だったのでおいしかったんでしょうね。

予断を許さない状況だと言われ
すぐに入院することになりました。

次の日の朝、
病院から連絡が入り
「痙攣をおこしているから来て下さい」
と言われました。

病院に着いた時には
痙攣はほぼ落ち着いていましたが
ぐったりとしたみるくの姿に
涙が止まりませんでした。
約2キロしかない小さな身体が
もっと小さく見えました。
点滴の必要があったので
5分程度抱くだけしか出来ませんでした。

午後の診療時間に面会に行きました。
みるくは元気はないものの少し歩けました。
ほっとしました。
待合室で点滴をしてくださり
病院が閉まるまで
約3時間ママがみるくを抱っこしていました。
仕事帰りのパパも駆けつけ
3人でみるくを見守り声をかけました。

次の日の朝
昨日の夜と変わらない状態のみるく。
私が抱っこしました。

みるくが少しでも楽なように
ベッドを持っていっていました。
みるくはすごしベッドに乗りながら
体重のほとんどを私の腕にかけていました。
甘えているように感じました。
途中、眠り始めました。
夜は私と一緒に寝ているので
眠りやすかったのかもしれません。

私はみるくと一緒に寝る時
呼吸を合わすようにしています。
このときも合わせて
みるくの呼吸音を確かめながら
「みるくが生きている」ってことを実感していました。

みるくは病気も怪我もしたことがなく
とても元気な子なので必ず回復すると信じていました。

「みるく頑張ってるね、もうちょっと頑張ろう」
「帰ってきたら観覧車乗りに行こうね」
「よくなったら大好きなチーズを食べようね」
「愛してるよ」
「みるくは賢いね、いい子だね」
いろんな言葉をかけながら
みるくを抱いていました。

1時間少しが経過した時
みるくが少し起き上がり「くぅ」と小さくなきました。
そして私の腕にもたれかかったとき
すぐに異変を感じました。
呼吸をしていない。

すぐに心臓マッサージ等が行われましたが
再び心臓が動くことはありませんでした。

余りにも突然で
私は「みるくみるく」と呼びながら
ただ泣くことしか出来ませんでした。
あんなに元気だったのに どうして
嘘でしょ みるく
こんなに暖かいのに。

posted by みぃ at 17:44| メモリアル
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