白髪まじりの花嫁

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2022年9月

卵管造影検査後の診察がありました。

検査後に言われた通り、
卵管の左→狭窄　右→閉塞
ということでした。
片側は狭窄ではあるものの、ほぼ閉塞に近い状態なので自然妊娠は難しいだろうと。

そこで今後の治療としては選択肢は２つ。

１．体外受精にステップアップする
２．FT手術（卵管鏡下卵管形成術）を行い自然妊娠または人工授精を行う

私たち夫婦は２を選びました。

ただし今の病院ではFT手術を行っていないということで
それを行っているクリニックへの転院が決まりました。

このクリニックは、実績も高く、先生が信頼されている先生のクリニックとのことでした。
実は入院中、先生が病室に来た際にこのクリニックの話を聞いていたので余計安心。


転院先の病院は自宅から約50分ほどのところ。
今の病院が徒歩圏内だったのと比べると通院の労力は当然増えるけど
1時間以内なら恵まれている方だと思いました。
乗り換えも1回でいいしね。

病院から紹介状とこれまでの検査結果等を送ってくださるとのことだったので
週が明けてから電話で予約します。


気持ちがカクンと折れてしまって、ナーバスになってるの自分でもわかるから、
優しい先生だといいなぁ・・・

2022年9月
卵管造影検査レポ

9月の生理が終わって排卵前のタイミングで卵管造影検査を行うことが決定しました。
事前に同意書と抗生剤・痛み止めの坐薬を処方されました。
抗生剤は検査前日〜飲むようにとのこと、
坐薬は当日持って来て、検査前に自分で入れてということでした。

痛み止めの坐薬ってラミナリアの時以来や〜ん・・・怖い

ラミナリアの時とは


さて、当日は午後からの検査でした。
軽く昼食を食べていたのですが、
なぜかめっちゃ気持ち悪い！！
食べ終わるとソッコーでトイレでげぇぇ…
やばいな検査できるかなと思いつつ、ソファでしばらく横になっているとほどなく２回目！
食べたもの全部なくなった・・・！！！笑
そのあと少し休んでいると体調はすっかりよくなったので、予定通り検査へ出発。
おそらく極度の緊張だったと思われます。やばｗ

病院に着いて受付を済ますとすぐに坐薬を入れました。
これ、何気にめっちゃ心配してたけどすんなり入っていきました笑

その後は検査着に着替えて検査室へきてくださいと言われたのですが
何を思ったか下着を全部取り検査室へ向かった私、
看護師さんにショーツにナプキンを…という話をされて初めてノーパンおかしい！と気づく笑
よほど緊張してたんでしょうね・・・←



そして先生登場、いつもの先生じゃない！泣
と思ったのもつかの間、笑顔で優しい話し方の先生だったので安心しました。

いよいよ検査開始。

まずは器具を挿入するための処置を行っていたようで、この違和感はいつもの感じ。
その後にだんだんと鈍い痛みがきて耐えていたら先生が「造影剤入れますよ〜」と。
えっ痛いのにまだ入ってなかったんかい！
そんな衝撃を受けているとすぐに耐えがたい痛みが！！！

い・・・痛い・・・！！

呼吸が止まっていたのか、看護師さんが肩をさすりながら
「痛いですね>< ゆっくり息を吐いて・・・がんばって！」
と声をかけてくれていました。

はっとして、全身の力を抜きながら はーっはーっ と無理くり深呼吸をしていると
先生の「反対側に造影剤入れますよ」の声と同時に

痛ったあああああああ！！！！痛い！痛い痛い痛い痛い！！！！！
無理無理もう無理痛い痛い！！！！


この時も看護師さんが肩をさすって励ましてくれていたのですが
痛いし悲しいしで涙がボロボロと出てしまいました。

痛いよ・・・
みんな普通に赤ちゃん産んでるのになんだ私はこんな思いしなきゃいけないの
痛い痛い痛い痛い痛い・・・！
私なんか悪いことでもしたのかな・・・


ここで検査が中断し、先生が
「造影剤抜きますからね、すぐ痛くなくなりますよ」
と声をかけてくれながら検査は終了しました。終了というか中断。

痛すぎて耐えられなくて検査が中断してしまった・・・？
痛いということは卵管が詰まってるんだ・・・


左は狭窄、右は閉塞しているということでした。
今思えば、閉塞していると検査は最後までできないのは当然なのですが
この日は「検査すら最後までできない私がいけないんだ」という思いに駆られて
情けなくて悲しくてやりきれませんでした。

会計窓口に向かう間に思わず旦那に電話していました。
電話に出ると泣いてしまいそうだから出ないでほしい気持ちと、聞いてほしい気持ち。

すぐに旦那は電話に出てくれました。
「あのね、私だめだった・・・」と言いながら号泣してしまいました。

自然妊娠は見込めない

筋腫を取ってしまえば大丈夫だろうと思っていた矢先の現実が受け止められず
人も多い窓口近くでわんわん泣いてしまっていました。

3か月経った今思い出してもまだ泣いてしまうほど
この日は本当につらかったです。