2010年07月17日
夜光杯
葡萄の美酒 夜光の杯 飲まんと欲すれば 琵琶馬上に催す
酔うて沙上に臥す君 笑うなかれ 古来征戦幾人かかえる
高校時代漢詩の授業で学んだ有名な詩、王翰の涼州詩です。
私はとても綺麗なこの詩にシルクロードをイメージしながら
夜光の杯とはいったいどんなものかしらとずっと憧れていました。
酔うて沙上に臥す君 笑うなかれ 古来征戦幾人かかえる
高校時代漢詩の授業で学んだ有名な詩、王翰の涼州詩です。
私はとても綺麗なこの詩にシルクロードをイメージしながら
夜光の杯とはいったいどんなものかしらとずっと憧れていました。
たまたま最近、夜光の杯が手に入りうれしくなってしまいました。
写真ですと、ちょっと暗いので透けた感じが出ていないのがとても残念です。
2客だけですが、またチャンスがあれば同じものが手に入るかもしれないので
それまで待つつもりです。
いずれにしましても、この有名な詩が知られている割に、夜行の杯が
知られていないのでは、面白くありませんので、この機会に
夜光の杯を見て楽しんでいただきたいと思います。
涼州詩に出てくる杯がどんなものであるかを知ると知らないのでは
大違いではないでしょうか。
書物だけでなく、それがどのようなものであるかを知って
使ってみれば、学んだ事がさらに深まり、忘れる事は無いと思います。
本物を知るのは、とても楽しい事です。
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