2014年08月08日
メンズ化粧水&uvクリームの口コミを調査!肌に優しい?浸透化粧水。
メンズ用に日焼け止めの中には、「肌に優しい」と書かれたものがありますが、果たして本当に肌に優しい成分でできているのでしょうか??
というわけで今回調査したのは、メンズビオレ 浸透化粧水 UVミルキータイプ 180ml。
まずは特徴をまとめてみます。
メンズビオレ 浸透化粧水 UVミルキータイプ 180mlの特徴
・ミルキータイプ
・SPF30 PA+++
・ヒアルロン酸(保湿成分)配合
・メントール無配合
・低刺激
ではそれぞれについて簡単な説明を。
ミルキータイプとありますが、ここでは「白くてもっちりしたクリーム状」くらいの意味です。
ですから化粧水と書いてありますが、どちらかというと乳液に近いです。
SPF30 PA+++はやや強めですが、日常用として使える強さです。
レジャー・海用にするには弱いので、それはまた別物を使うのがよいでしょう。
「ヒアルロン酸配合」。これは保湿に効果があります。
肌内部でのヒアルロン酸は肌の弾力を保つために働いていますが、化粧水など肌の表面からつけたヒアルロン酸は、肌内部まで浸透したりしません。
肌表面にとどまり、保湿の役割を果たします。(もちろん配合されている量によって効果は変わってきますが。)
メントール無配合はメンズコスメの中でも少しづつ増えてきた気がします。
女性用化粧品よりも、メンズコスメによくメントールが配合されていますが、これは使用時の「スーっと」した感覚を演出するためだけのものです。
肌には刺激となるので、個人的にはメントール無配合のメンズコスメはおすすめします。
低刺激と書かれていますが、これは成分から確認します。
「ミルキータイプ」や「メントール無配合」であっても、肌に負担の大きい成分が使われている場合があります。ですから、イメージだけで「肌に優しそうだな」と思うのは、勘違いのもとになるので気を付けましょう。
ちなみに化粧水だから、「肌に水分(うるおいを与える)→保湿に役立つのではないか?」と思う方がいらっしゃるかもしれませんが、これは一昔前の皮膚科・化粧品関係の世界で主流であった考え方で、今では否定されるようになってきてきます。
化粧水は基本的に水分が多いですが、この水分が直接肌の水分になるようなことはありませんし、むしろ蒸発した際に肌の水分を奪います。
ポイントはその化粧水に含まれている保湿成分。これによって保湿効果がでてきます。
また「化粧水を使った後は乳液を使う必要があるのでは?」と思われる方もいると思いますが、これも必要ありません。
一昔前は「化粧水で肌に水分を補給し、乳液の油分で肌の水分が蒸発しないようにふたをする」といのがスキンケアの基本でしたが、今は違います。
先ほども書いた通り、「肌の外側の水分が直接肌内部の水分に変わるようなことはない」、とわかってきたからです。
ですので、このような化粧水は単体で購入して大丈夫です。(必ずしも乳液とセットの必要はないということ。)
では口コミを確認していきます。
口コミ
・使用感は良い。べたつきもなく、伸びが良い。
・テカリ対策に効果ありとの声も。
・目の周りは塗らない方が無難
・コスパは良い。
使用感のよさはかなり評判が良かったです。特徴にもミルキータイプと書かれていましたが、「化粧水というよりは乳液」という口コミも多々見られました。
香りに関しても低評価のものは見当たりませんでしたので、問題はないと思います。
また「テカリを抑えてくれる」という評判もいくつかありました。保湿をすることで、肌内部からの過剰な皮脂分泌を抑えるというメカニズムです。
これは男性にとっては心強いですね。ここらへんはやはりメンズ用を意識して作ってあるのかな、と感じました。
目の周りに塗らない方がいいというのは、実際目の周りに塗って目が痛くなった人がいるようです。
どんな化粧品でもそうですが、目に入れば痛いですよね(笑)
というわけで慎重にぬるに越したことはないでしょう。
「目のまわりの皮膚が薄く、そのために化粧水が浸透すると目が痛くなる」という口コミもありましたが、これに関してはちょっと首をかしげました。
というのも、基本的に肌の内部まで化粧水が浸透することはないとされているからです。
理由は配合成分の分子量が肌の隙間に対してあまりにも大きすぎるから。
これは皮膚の薄さに関わらずいえることでしょう。
ですからこの「浸透化粧水」というネーミングも個人的には「うーん」と思ってしまいますが、広告イメージとしては「肌に良い成分が浸透し、肌がもっちりする」というイメージを消費者に抱かせる目的があるのかもしれません。
またこの化粧水で使用されているuvカット効果のために使用されているのは、メトキシケイヒ酸エチルヘキシル、
ジエチルアミノヒドロキシベンゾイル安息香酸ヘキシルという紫外線吸収剤。
日焼け止めには紫外線反射剤と紫外線吸収剤の2種類があり、紫外線吸収剤の方は「使用感はいいが(べたつきにくく、白くなりにくい)、肌への負担が大きい」という特徴があります。
このことから考えると、「低刺激」であるとは一概には言えなさそうです。
またこの紫外線吸収剤は、肌内部に浸透するのはあまり良くない成分です(肌に刺激となってしまうから)。
もちろんこの成分がナノ化(成分の分子の大きさを小さくする加工)されていない場合は、肌内部まで浸透することはないと思いますが、そうするとやはり「浸透化粧水」というネーミングは矛盾しているかなぁ...といった感じです。
それでは10点満点の総合評価に移りたいと思います。
総合評価は...6点。
使用感とコスパに関しては高評価ですね。
マイナス点は「紫外線反射剤」ではなく「紫外線吸収剤が使われている点」。
あとは個人的にですが、「浸透化粧水」というネーミング(笑)
その理由は...↓
・紫外線吸収剤が入っているため、肌に浸透しない方がいいのに...(そもそもナノ化されていなければそれほど浸透することはない、というのは上記の通り)ということ。
・紫外線吸収剤は洗顔でしっかりと落とす必要があります。(残しておくと肌に刺激になる)
そのため普通の化粧水のように、「洗顔後に使う」といった使い方には向いていません。
単に「uvカットクリーム」と考えて使う方がよいでしょう。
・化粧水というよりは乳液といった様態をしている...
「浸透」というのは変だし、「化粧水」というよりuvクリームなんじゃ...というのが個人的なもやもやです。(これは一個人の意見なので、あまり気にしなくても構いませんm(__)m)
以上から総合評価は6点。しかし単純に「使いやすさ」と「コスパ」を求めるなら、「Men's Biore(メンズビオレ) 浸透化粧水 UVミルキータイプ」も十分有りかな?とは思います。
使い方のポイントは
・「日焼け止めクリーム」として、出かける前にぬること。
・汗などで落ちたら塗りなおすこと。(汗などで落ちるとuvカットが格段に落ちるので。)
・夜は洗顔で落とすこと。
・目の周りは慎重に塗ること。(痛くなったら目の周りに塗るのはやめること。)
です。
興味があれば、是非お試しを。
というわけで今回調査したのは、メンズビオレ 浸透化粧水 UVミルキータイプ 180ml。
まずは特徴をまとめてみます。
メンズビオレ 浸透化粧水 UVミルキータイプ 180mlの特徴
・ミルキータイプ
・SPF30 PA+++
・ヒアルロン酸(保湿成分)配合
・メントール無配合
・低刺激
ではそれぞれについて簡単な説明を。
ミルキータイプとありますが、ここでは「白くてもっちりしたクリーム状」くらいの意味です。
ですから化粧水と書いてありますが、どちらかというと乳液に近いです。
SPF30 PA+++はやや強めですが、日常用として使える強さです。
レジャー・海用にするには弱いので、それはまた別物を使うのがよいでしょう。
「ヒアルロン酸配合」。これは保湿に効果があります。
肌内部でのヒアルロン酸は肌の弾力を保つために働いていますが、化粧水など肌の表面からつけたヒアルロン酸は、肌内部まで浸透したりしません。
肌表面にとどまり、保湿の役割を果たします。(もちろん配合されている量によって効果は変わってきますが。)
メントール無配合はメンズコスメの中でも少しづつ増えてきた気がします。
女性用化粧品よりも、メンズコスメによくメントールが配合されていますが、これは使用時の「スーっと」した感覚を演出するためだけのものです。
肌には刺激となるので、個人的にはメントール無配合のメンズコスメはおすすめします。
低刺激と書かれていますが、これは成分から確認します。
「ミルキータイプ」や「メントール無配合」であっても、肌に負担の大きい成分が使われている場合があります。ですから、イメージだけで「肌に優しそうだな」と思うのは、勘違いのもとになるので気を付けましょう。
ちなみに化粧水だから、「肌に水分(うるおいを与える)→保湿に役立つのではないか?」と思う方がいらっしゃるかもしれませんが、これは一昔前の皮膚科・化粧品関係の世界で主流であった考え方で、今では否定されるようになってきてきます。
化粧水は基本的に水分が多いですが、この水分が直接肌の水分になるようなことはありませんし、むしろ蒸発した際に肌の水分を奪います。
ポイントはその化粧水に含まれている保湿成分。これによって保湿効果がでてきます。
また「化粧水を使った後は乳液を使う必要があるのでは?」と思われる方もいると思いますが、これも必要ありません。
一昔前は「化粧水で肌に水分を補給し、乳液の油分で肌の水分が蒸発しないようにふたをする」といのがスキンケアの基本でしたが、今は違います。
先ほども書いた通り、「肌の外側の水分が直接肌内部の水分に変わるようなことはない」、とわかってきたからです。
ですので、このような化粧水は単体で購入して大丈夫です。(必ずしも乳液とセットの必要はないということ。)
では口コミを確認していきます。
口コミ
・使用感は良い。べたつきもなく、伸びが良い。
・テカリ対策に効果ありとの声も。
・目の周りは塗らない方が無難
・コスパは良い。
使用感のよさはかなり評判が良かったです。特徴にもミルキータイプと書かれていましたが、「化粧水というよりは乳液」という口コミも多々見られました。
香りに関しても低評価のものは見当たりませんでしたので、問題はないと思います。
また「テカリを抑えてくれる」という評判もいくつかありました。保湿をすることで、肌内部からの過剰な皮脂分泌を抑えるというメカニズムです。
これは男性にとっては心強いですね。ここらへんはやはりメンズ用を意識して作ってあるのかな、と感じました。
目の周りに塗らない方がいいというのは、実際目の周りに塗って目が痛くなった人がいるようです。
どんな化粧品でもそうですが、目に入れば痛いですよね(笑)
というわけで慎重にぬるに越したことはないでしょう。
「目のまわりの皮膚が薄く、そのために化粧水が浸透すると目が痛くなる」という口コミもありましたが、これに関してはちょっと首をかしげました。
というのも、基本的に肌の内部まで化粧水が浸透することはないとされているからです。
理由は配合成分の分子量が肌の隙間に対してあまりにも大きすぎるから。
これは皮膚の薄さに関わらずいえることでしょう。
ですからこの「浸透化粧水」というネーミングも個人的には「うーん」と思ってしまいますが、広告イメージとしては「肌に良い成分が浸透し、肌がもっちりする」というイメージを消費者に抱かせる目的があるのかもしれません。
またこの化粧水で使用されているuvカット効果のために使用されているのは、メトキシケイヒ酸エチルヘキシル、
ジエチルアミノヒドロキシベンゾイル安息香酸ヘキシルという紫外線吸収剤。
日焼け止めには紫外線反射剤と紫外線吸収剤の2種類があり、紫外線吸収剤の方は「使用感はいいが(べたつきにくく、白くなりにくい)、肌への負担が大きい」という特徴があります。
このことから考えると、「低刺激」であるとは一概には言えなさそうです。
またこの紫外線吸収剤は、肌内部に浸透するのはあまり良くない成分です(肌に刺激となってしまうから)。
もちろんこの成分がナノ化(成分の分子の大きさを小さくする加工)されていない場合は、肌内部まで浸透することはないと思いますが、そうするとやはり「浸透化粧水」というネーミングは矛盾しているかなぁ...といった感じです。
それでは10点満点の総合評価に移りたいと思います。
総合評価は...6点。
使用感とコスパに関しては高評価ですね。
マイナス点は「紫外線反射剤」ではなく「紫外線吸収剤が使われている点」。
あとは個人的にですが、「浸透化粧水」というネーミング(笑)
その理由は...↓
・紫外線吸収剤が入っているため、肌に浸透しない方がいいのに...(そもそもナノ化されていなければそれほど浸透することはない、というのは上記の通り)ということ。
・紫外線吸収剤は洗顔でしっかりと落とす必要があります。(残しておくと肌に刺激になる)
そのため普通の化粧水のように、「洗顔後に使う」といった使い方には向いていません。
単に「uvカットクリーム」と考えて使う方がよいでしょう。
・化粧水というよりは乳液といった様態をしている...
「浸透」というのは変だし、「化粧水」というよりuvクリームなんじゃ...というのが個人的なもやもやです。(これは一個人の意見なので、あまり気にしなくても構いませんm(__)m)
以上から総合評価は6点。しかし単純に「使いやすさ」と「コスパ」を求めるなら、「Men's Biore(メンズビオレ) 浸透化粧水 UVミルキータイプ」も十分有りかな?とは思います。
使い方のポイントは
・「日焼け止めクリーム」として、出かける前にぬること。
・汗などで落ちたら塗りなおすこと。(汗などで落ちるとuvカットが格段に落ちるので。)
・夜は洗顔で落とすこと。
・目の周りは慎重に塗ること。(痛くなったら目の周りに塗るのはやめること。)
です。
興味があれば、是非お試しを。
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