2018年05月08日
ステイゴールド【黄金旅程】 善戦マンで終わらなかった馬、そして大種牡馬へ
G1はラストランとなった香港ヴァーズのみでしたが、
善戦を続けてG1での2着も多かったステイゴールドは現役時代多くのコアファンがいました。
当時王者として君臨していたテイエムオペラオーを京都大賞典で差しきってみたり、
インパクトのあるレースが数多くあります。
残念ながら2015年に急死してしまいましたが、
多くの後継種牡馬を輩出していますので今後は産駒の活躍を見守りたいですね。
※年齢表記は現代にあわせた表記にしています
善戦マンだった現役時代
初勝利は3歳5月と遅かったです。
ただその後は500万下、1000万下と夏までに勝ち上がって、
トライアルに参戦、4着でしたが菊花賞は抽選でなんとか出走。ただまだ力及ばず8着に惨敗でした。
ステイゴールドが頭角を現すのは明けて4歳になってからでした。
重賞勝利こそなかったですが、ダイヤモンドS2着、日経賞4着と重賞で善戦。
天皇賞春では穴馬扱いでしたが、メジロブライトの2着とG1で連対。
ステイゴールドの善戦マンとしての活躍の始まりでした。
G1での穴馬としての存在感
天皇賞春の後はあっさり重賞を勝つかと思いきや中々勝てず、
それでもG1では人気以上の走りを見せ続けました。
宝塚記念でサイレンススズカの2着、天皇賞秋でも2着。
ジャパンカップこそ凡走しましたが、有馬記念ではグラスワンダーの3着と
G1皆勤賞で常に馬券に絡む走りをみせていました。
5歳になっても重賞勝利は手が届きそうで中々届かず惜敗続き。
それでもG1での存在感はあり、人気が落ちたところでG1でドカンと穴を空けるパターンが定着していました。
初重賞勝利からの飛躍
6歳時はどちらかというと存在感が消えてしまった年でしたが、
これまで主戦だった熊沢騎手から変更となった武豊騎手で目黒記念を勝利!
会場から拍手がおこっていたというから競馬ファンもやっと勝ってくれたかという思いもあったのかもしれませんね。
7歳になってから日経新春杯で重賞2勝目をあげるとドバイシーマクラシック(当時はG2)で
ファンタスティックライトを破る大金星をあげました。
海外重賞勝利は今でこそ当たり前のようになってきましたが当時はすごい快挙でしたねー。
その後は国内戦を走ってラストランの香港ヴァーズ、こちらは最後に書いたので省きますが、
ラストランでG1制覇というのはドラマかと思うような筋書きでしたねー。
絶対観てほしいレース
ラストランとなった香港ヴァーズは是非観てほしいレースです!
直線向いて逃げたエクラールとの差は5馬身以上あって、
とても届かないと思いますが懸命に追うステイゴールド。
それでもムリだろうと思いながらも最後の最後ギリギリ届いたところでゴール。
ラストランだったいうのも感動的ですし、
もしこのG1勝利がなかったら種牡馬ステイゴールドは誕生していなかったかもしれません。
いろいろなドラマが詰まった香港ヴァーズは是非観てほしいレースですね!!
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