2015年07月12日
7月11日。PRO STAFF 97を使ってみた。体重は77.1kg(−0.6kg)
2015年7月11日(日曜日) 午後6時から9時。天候晴れ。無風/微風
体重77.1kg(前日比−0.6kg)
(条件はほぼ前回と同じで帰宅してからの食後&水分摂取直後。)
結構ハードな練習をしていたようです(^o^)\
掌の皮が剥けている所はほぼ癒えて、違和感はありますが、傷みはほぼ無く快適でした。
肩はまだ違和感が強く、フラットサーブを打つとかなり痛むので、サーブ練習とゲーム形式の時はほぼトップスピン系のみで対処。
90km/h以下の軽いサーブでも、ある程度スピンが掛かっていてコースが良ければポイントは簡単に取れますね。(相手のレベルがそこまで高いわけじゃないし)
クイック気味に打ってるのも大きいかな?
練習の感想は後回しにして、今回はまだ1回しか使っていませんが、PROSTAFF97の使用感を載せましょう。
〜PRO STAFF 97とは〜
ロジャー・フェデラー使用ラケット(2014年)の軽量版。
(ロジャー・フェデラーモデルとしてはPRO STAFF RF97 AUTOGRAPHというのが販売されている)
特徴は従来のPROSTAFFシリーズの打球感を残しつつ、フェイスを97インチとし、さらにラケットを厚くしたり、形状を工夫したりでパワー(反発力)が高い所。
軽量版と言いつつ、重量は表示スペックでは315gと市販品の中では重い方。
まぁ、基本情報はこんなものとして、使用感を...
もともと私が使っているラケットは[K]SIX.ONE95という2007年のフェデラーモデルの軽量&オーバーサイズ版でした。
これも軽量版と言いつつ310gありますが...
とりあえず、比べるポイントを幾つかに分けます。
ここからは、PRO STAFF97をPS97、[K]SIX.ONEを[K]と表記する場合がありますm(_ _)m
使用ガットはどちらも、ルキシロン4Gラフ125の単張ですが、PS97は50p、[K]は53pと違います。
テンションが違うので、正確な評価はできていないと思いますが、メガネ男子の書いた感想文を読む気持ちで眺めてください。
1.重量感と操作性
持った感じ、振った感じPRO STAFF97の方が軽いです。
実測値は今度測ってみますが、スペック上ではPS97のほうが5g重いにも関わらずです。
PRO STAFF97は[K]SIX.ONEよりもトップライトでスイングウェイトが軽いようです。
振り抜きはかなり良く、操作性も悪くはありませんでした。むしろ前のラケットと比べて楽です。
トップライトと言っても強い打球に押し込まれるようなことはありませんでした。
(もともと速球に合わせたり、ライジングが得意だからかも知れません。)
2.打球感
PS97...かなり軽い(柔らかい)ですね...
テンションを落としているのもありますが、それでも[K]に比べるとマイルドです。
どちらも振動止を付けずに使っていますが、PS97は不快な振動がほぼ来ないです。[K]はスイートスポットに当てても、ビヨ〜ンとガットが振動するのですが、PS97はそれが全く無かったです。
非常にクリアな打球感でした。
もちろんPROSTAFFシリーズの特徴で、スイートスポットを外した時とのギャップはかなり大きいのですが、PS97は振動制御がかなり良く出来ています。
マイルドだからと言って、球離れが悪いとかでは無く、割りと弾きます。
個人的には弾きの良いほうが色々コントロールしやすくて好きなので、当たりでした。
(とは言え、[K]も相当当たりだった)
フェイスが大きくなった効果なのか、スイートスポットが広がっており、以前のシリーズ特有のシビアさは若干改善されています。
3.球質の変化
ここが大きく変わったポイントだと思います。
かなり飛ぶようになっています。(ストリングスの設定もありますが)
ぶっちゃけ、フォアハンドのフラットドライブが打ちにくいです。
[K]と同じように打つと回転がそこまで掛からずに飛びすぎますorz
打ち方は少しスピン寄りにした方が良いかと思いますが、ここは慣れの問題かもしれないのでまだ様子見といった所です。
球が少し上に飛んで行きやすいように感じました。
ラケット自体が飛ぶようになったので、トップスピンとの相性は良く、深い所に中ロブ気味のトップスピンを打つのが非常に楽になりました。
毎回ボールがベースライン上に乗るくらいの深さで飛んで行くのでラリーパートナーはかなり打ちにくかったようです。
バックハンドストロークはやはり打球感が軽くなった事により、安心してぶん回せます(笑)
(片手バックハンドのトップスピンはもともと得意)
フォアハンドはもう少し慣らしてみて、ダメそうならストリングスのテンションを少しあげようかと思います。
トップスピンもそんなに苦手ではないのですが、試合中はフラットドライブの方が少ない労力で決めやすいんですよね...
ショートクロスにトップスピン打つのは[K]もPS97も感覚的にほぼ変わりなく、打ち易かったです。
ただ、エッグボールと言われるボールを潰して打つような感じだと[K]の方がやりやすかったように思います。
スライスに関しては、PS97の方が回転量がありますね。[K]の方がコントロールは良いのですが、おそらくこれも慣れの範囲です。
全体的な印象としては、回転量が上がりました。
飛びが良い分を、回転に変換するような打ち方をし始めたからだと思います。
ボレーはちょっと飛びすぎて慣れませんでしたが、面の安定性は良かったです。
ボレーが一番得意な打球かもしれない私ですが、飛びの良さを飼い慣らすのに少し時間が掛かってしまいました(´・ω・`)
これもやはり、身体で勢いを殺すのはもちろんですが、若干回転に変換するような振りにすると安定します。
ロビングは苦手なので、あまりやってません。
[K]の方がタッチ系はやりやすい印象です。
ただ、ドロップに関しては[K]もPS97も感覚はあまり変わりませんでした。
4.サーブ
肩をやってしまっているので、フラットサーブの速さとコントロール性については何とも言えません。
スピン系サーブはかなり掛かりが良くなっていたのと、コントロール性が少し上がっていました。
オムニでも割りと高めに跳ねてくれるので、スピンサーブに慣れてない人はほぼレシーブできてなかったです。
セカンドサーブの質が上がりましたね。
肩が治ってどうなるかが非常に楽しみです。
5.コントロール性
飛びの良さに慣れるまではしばらく荒れそうです。
左右の打ち分けや、パッシングショット、ドロップに関しては問題なく[K]と同じように使えました。
6.疲労感
意外だったポイントです。
[K]に比べて、疲労がだいぶ少なくなっています。
反発性の良さも影響していますが、どちらかと言うとバランスとスイングウェイトの差かも知れません。
球を打った後に、フォロースルーと一緒に身体が少し流れますが、その距離が短かくなりました。
横ブレが少なくなったと言えば良いのでしょうか?
お陰で、脚への負担も減り、レスポンスが向上したことによって疲労感が少なくなったのだと思います。
レスポンスが上がるとポジションに入るのが早くなって、良い体勢で打点が取れるので、身体に無駄な力が入るのを防げます。
おそらく、これが一番の収穫だと思います。疲労感の減少。
フェデラーがニューモデルに要求した項目の理由が垣間見えました(笑)
私はカムバックプレイヤーで、全盛期に比べあらゆるステータスが劣っていて、特に筋力と体力の衰えを感じていましたが、このラケットにすることによって多少の改善が見られそうです。
使いこなすのにはまだ掛かりそうですが...(´・ω・`)
あ、ちなみに、何故かどちらもG2なのにPS97の方が太いという事態が発生しています。
マッチしていたので、結果オーライです。
もう少し打ち込んでみたらストリングスの設定を少しイジるかもしれませんが、今のところ飛びの良さ意外で不満はありませんので、そこそこ相性が良かったようです。
真面目にまたトップスピンを打つしか無さそうな予感がしますがね!
しばらく使ってみて良さそうだったらRF97も試してみたいです(嘘)
良かったら2本目の購入を検討しないといけません。
練習に対する印象とか、内容とか、他のプレーヤー等の様子は次回にしておきます...
少し長く書きすぎました。
写真は今使っている、ラケットとシューズの組み合わせです。
シューズはラケットに合わせた感がありますが、無意識でやらかしたようです。
気に入ってるので問題無し!
これと...
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これですね。
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