2016年09月05日
030_トルコ情勢と黒田総裁発言による本日の為替値動き
トルコ軍が国境付近のISを排除したそうです。ロイターにニュースが掲載されていましたので引用します。
(引用開始)
トルコ政府などは、シリア反体制派が両国国境地帯から過激派組織「イスラム国(IS)」を撤退させたと明らかにした。トルコはシリア反体制派を支援している。トルコは8月下旬から、ISのほか米国が支援するクルド人武装組織の排除を狙い、内戦開始以来初めてシリア領内に大規模な軍事侵攻を行っていた。この結果、ISは兵士や武器の主要な供給路を絶たれることになる。アレッポと国境沿いでの2つの戦闘は、現状が続けば内戦の転換点となる可能性があり、米国とロシアが続ける停戦交渉を複雑化させる。米ロの協議は5日も続けられるが、オバマ米大統領は20カ国・地域(G20)首脳会議が行われている中国・杭州で、合意にはまだ溝があるとの見方を示した。
(引用終わり)
またブルームバーグには本日の黒田総裁の発言が掲載されています。
(引用開始)
黒田総裁は都内で開かれた共同通信の「きさらぎ会」で講演し、20、21の両日開く金融政策決定会合でまとめる総括的な検証について、「市場の一部でいわれているような緩和の縮小という方向の議論ではない」と述べた。量、質、金利の各次元での拡大は「まだ十分可能だ」と述べるとともに、「それ以外のアイデアも議論の俎上(そじょう)から外すべきではない」と語った。
(引用終わり)
黒田総裁の追加緩和の具体策について言及がなかったことから、円が買い戻されています。
ドルトルコではトルコ高方向に動いていたのに円が足を引っ張る残念な展開ですね。
【本日のドル円とドルトルコ10分足チャート(9月5日)】
【本日のトルコ円10分足チャート(9月5日)】
結果的にトルコ円が下げています。
先週までの上昇トレンドを継続して欲しかったのですが、今日は大きな経済指標素材も無く決め手に欠ける展開なのでしょうか。
こうなるとG20での各国首脳の発言なども変動素材になり得るかもですね。
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