2016年09月04日
029_トルコ・エルドアン大統領 米・オバマ大統領と会談(9月4日)
先ほどトルコ大統領エルドアンと米大統領のオバマの会談が終わったようです。
日本経済新聞に速報が掲載されていました。
(引用開始)
トルコ、米にギュレン師引き渡し要求 首脳会談
中国訪問中のオバマ米大統領は4日、杭州でトルコのエルドアン大統領と会談した。エルドアン氏はトルコが事件の黒幕と断定した在米イスラム教指導者ギュレン師の引き渡しを求めたが、オバマ氏は直接、答えなかった。ギュレン師は1999年以降、米国で生活している。トルコ国内ではクーデター未遂事件にギュレン師を受け入れている米国が関与したと考える人が多く、反米感情が高まっている。一方、米側はエルドアン氏の強権的な政治手法に批判的で、同盟国にもかかわらず、双方のギクシャクした関係が続いている。エルドアン氏は会談で「米側にギュレン師の引き渡しを求めるための関係証拠書類を提出する」と表明した。米国が過激派組織「イスラム国」(IS)掃討作戦で協調するシリア北部のクルド人民兵組織、人民防衛部隊(YPG)への戦いも「継続する」と答えた。オバマ氏は7月のクーデターに抵抗したトルコの国民の対応を「民主主義への忠誠心を示した」と評価した。一方で、エルドアン氏が要求したギュレン師の引き渡しには言質を与えなかった。「誰をどのように裁くのかを決めるため、司法省と安全保障チームはトルコ当局と協力を続ける」と述べるにとどめた。米国とトルコの関係はギュレン師の引き渡しを巡る問題のほか、シリアのクルド人勢力への対処を巡っても立場が異なる。米国とトルコは同盟関係を結び、中東と欧州を結ぶトルコは北大西洋条約機構(NATO)加盟国で、米国に次ぐ兵員規模を有する南方防衛の要でもある。
(引用終わり)
相変わらず強気なエルドアンとトルコに気を使うオバマの構図がそのまま垣間見える会談だったようです。
この会談でエルドアンは再度正式にギュレン師の引き渡しを求めたようです。アメリカは政府には引渡しの権限が無いとかわしているようですがどのように展開していくのでしょうか。
それと明日以降のドルトルコの為替にどのように影響するのか気になるところですね。
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