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2015年12月17日
ロケ地にいってきました!実写との合成〜【Location】金城武; 黄金保齢球; Golden Bowl, 周&瞳 heartbreaking sidewalk ロケ地−2 Eng-Sub
ロケ地にいってきました!
実写との合成〜
【Location】金城武; 黄金保齢球; Golden Bowl, 周&瞳 heartbreaking sidewalk ロケ地−2 Eng-Sub
https://youtu.be/wbsu9d4RbHc?list=PL5mllcM6nOmE_06O7Mgi6WN9bbI-0sVTt
どこだと思われますか?
ヒントは、 周&瞳 sidewalk ロケ地−1 Eng-Sub
の動画の中に隠れています〜
実写との合成〜
【Location】金城武; 黄金保齢球; Golden Bowl, 周&瞳 heartbreaking sidewalk ロケ地−2 Eng-Sub
https://youtu.be/wbsu9d4RbHc?list=PL5mllcM6nOmE_06O7Mgi6WN9bbI-0sVTt
どこだと思われますか?
ヒントは、 周&瞳 sidewalk ロケ地−1 Eng-Sub
の動画の中に隠れています〜
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2015年12月16日
2015年12月15日
私が金城武(武ちゃん)を大好きなワケ
二つ質問をしますね。
1.好きな人ってどんなタイプ?
2.金城武をどんな人だと思いますか?
今回は、2について私の熱い思いを話させてください!(笑)
私は彼を「武ちゃん」と呼び、ワン・カーワァイ監督映画「恋する惑星」と「天使の涙」でアジアで大ブレイクした直後の「世界の涯(は)てに」でKOされて以来、今年で19年間もファンをしています。
映画を見て、ドラマを見て、雑誌のインタビューで彼の発言から人からと映画やドラマの逸話を知る日々でした。
ここ3年余りは日本以外での仕事ばかりで、ファンとしては寂しい限りですし、この間に2億台湾ドル(日本円で6億円)の豪邸も台北市内に購入したとのことで、「もう日本人という意識より、台湾人という意識が大きくなったのかな」と寂しくなったりします。
でも、「絶対に失いたくない」ご家族住む台北の実家の近くの豪邸ですから、家族が居るところに自分の家を…と自分をなだめてみたり。
そんな武ちゃんは、パパラッチが心底困るほどゴシップのネタや現場を抑えられない、細心の注意をして友人と遊びもするけれど、静かな生活をしています。哲学書を読み、かと思ったら、小学生の頃からゲームをするために学校をサボった逸話も有名なくらいつとに知られたゲーマー。
日本のPSPゲームソフト「鬼武者」の登場人物の吹き替えおよびモーションピクチャーでゲームの中に登場したところ、ゲーム史上最高額の売り上げを記録。しかも、撮影現場にもPCを数台持ち込み、オンラインゲームで対戦相手との約束があるからと外食への誘いに乗らなかったり。
これは悪意ではなくで、オンラインゲームなら「僕は金城武です」と名乗っても「うっそー」で済んで、互いが「イコール・平等」な立場で繋がれる点も気に入っているから。
「後悔はしないで前進する。常に、普通に平常心でいたい」と語る武ちゃんは、どの現場でもナチュラルで、「楽しい現場の仕事をしたいから」と、脚本とは違うアイディアでも、こういうのはどうでしょうとアイディアを出してみた結果、武ちゃんの方が映画として面白く・良くなったと、どの監督や共演者も口を揃えて言います。
日本では決まった脚本を決まった指示通りに決まったように撮影する…方法だから、武ちゃんのような存在は稀有だと思うのです。
語り始めたら何日でも武ちゃんの話をしてますが(笑)彼は、若い頃、仏師について仏教を学びました。ググった彼の写真で第3ボタンまで開けている時が多くありますが、胸元にはいつも仏塔ペンダントを肌身離さず付けています。この19年間ずっと。
ですから、映画「K-20 怪人20面相・伝」の時のインタビューでも「最近、何か興味をもったことは?」の質問に、なんと、アジアの大スターTAKESHIは「環境問題・地球温暖化とか」を上げたのです…!
「Q:この映画では人生のはかなさや無常さを描いていると思いますが、金城さんが人生の無常さを感じるのはどのようなときですか?」
「それはたくさんありますよ。例えば環境問題とか(笑)。日本だとゴミに集まるカラスを追い払うじゃないですか。あれには「なんでだろうな」と思うことがあります。結局あれは人間が出したゴミの問題なのに、カラスが犠牲になるのはどうかなと思うと切ないですね。台湾だとノラ犬が多いことが問題になっているなど、どの国でも色々な問題を抱えていると思います。町に住む以上、それはある程度仕方がないことなのかもしれないけれど、切ないことではありますよね……。」
私が、武ちゃんを更に好きになる瞬間ってこういう時。
最初の質問の2に対する皆さんの答えになるかもしれませんが、金城武は誰が見ても格好よく、まさに“スター”のオーラを放っている。
でも!偉ぶらず、丁寧に取材に応じ、ときには子どものような笑顔(私を虜にした両エクボの優しくアンニュイな笑顔)を見せてくれる。彼が突然、日本のカラス問題について語り始めたときはインタビュアーもびっくりしただろうけど、それは「常に普通に平常心でいたい」彼の姿勢の現れ。
3度映画で共演しているトニー・レオンに心酔し、「レッド・クリフ」の番宣でビストロスマップに二人で出演した際には、「トニーさんの目を直視出来なかった」とはにかみながら笑顔で話していた。尊敬の念が強すぎてだろうけど、二人は親友でもある。
北京五輪の開会式を演出した中国の巨匠チャン・イーモウ監督の映画「Lovers」の撮影中に、彼は馬が暴走して落馬し左足の靱帯を二本も断絶(全治2ヶ月)しながら、「家族とスタッフに心配をかけたくない」と日本で治療してから3週間後には現場に復帰し、その後のアクションシーンもスタントなしで全て自分で演じたプロ魂。
「本物の役者になりたいから」。
こう言う男気も私を魅了してやまないところ。
撮影や雑誌の写真、CM撮影で世界中を飛び回って仕事をしている武ちゃん。でもどんなに忙しくでも、いつも誠意と誠実さとユーモア、笑顔を忘れない。
多忙な中、「40分間という長い時間のインタビューにもかかわらず笑顔で丁寧に質問に応じてくれる姿には誠実な人柄がうかがえた。」。
「スポーツジムに半年に1度しか行かないということにすら、好感度を高めてしまうのは、“スターなのに自然なふるまい”に魅力を感じるからではないか。」と、インタビュアーもが魅了されてしまう。
最近のマレーシアのMen's Unoでのインタビュー(英語でのインタビュー)のある言葉がまた素敵なのだ。
「あなたにとって成功と失敗とはどんな定義になりますか」に対して
武ちゃんは、「僕は、成功の定義をすべきではないと思っています。自分がやっていて楽しい仕事が出来ていれば、それはそれで素晴らしいことですから失敗についても定義しません」。
非常に長くなってしまいましたが、19年分の思いを凝縮すると、彼の「ナチュラルで、誠実で優しく、クールでかっこいいハンサムなルックスとのギャップが大きいゲーマーとしての顔、両エクボのキュートな笑顔がハンサムなクールさと絶妙にミックスされている」。
先日のアイス・バケツ・チャレンジでも彼は、飲料水になる水道水を使わずに、自宅の除湿機の水(自然界にもともと存在していた)を使った点が殆ど誰もコメントしてないですが、
前述の通り、彼の環境意識を知っていれば、エコの為ということが分かったはず。
そういう「人間くささ」あふれる武ちゃんが、私を台湾旅行へ引きつけてやまない動機でもあるのです。
自分にできないことをさりげなくかっこよく出来る人、才能あふれる魅了してくれる人、尊敬できる人。それが私の「好きな人」に求めるものですが、武ちゃんは全てジャストミート!
1.好きな人ってどんなタイプ?
2.金城武をどんな人だと思いますか?
今回は、2について私の熱い思いを話させてください!(笑)
私は彼を「武ちゃん」と呼び、ワン・カーワァイ監督映画「恋する惑星」と「天使の涙」でアジアで大ブレイクした直後の「世界の涯(は)てに」でKOされて以来、今年で19年間もファンをしています。
映画を見て、ドラマを見て、雑誌のインタビューで彼の発言から人からと映画やドラマの逸話を知る日々でした。
ここ3年余りは日本以外での仕事ばかりで、ファンとしては寂しい限りですし、この間に2億台湾ドル(日本円で6億円)の豪邸も台北市内に購入したとのことで、「もう日本人という意識より、台湾人という意識が大きくなったのかな」と寂しくなったりします。
でも、「絶対に失いたくない」ご家族住む台北の実家の近くの豪邸ですから、家族が居るところに自分の家を…と自分をなだめてみたり。
そんな武ちゃんは、パパラッチが心底困るほどゴシップのネタや現場を抑えられない、細心の注意をして友人と遊びもするけれど、静かな生活をしています。哲学書を読み、かと思ったら、小学生の頃からゲームをするために学校をサボった逸話も有名なくらいつとに知られたゲーマー。
日本のPSPゲームソフト「鬼武者」の登場人物の吹き替えおよびモーションピクチャーでゲームの中に登場したところ、ゲーム史上最高額の売り上げを記録。しかも、撮影現場にもPCを数台持ち込み、オンラインゲームで対戦相手との約束があるからと外食への誘いに乗らなかったり。
これは悪意ではなくで、オンラインゲームなら「僕は金城武です」と名乗っても「うっそー」で済んで、互いが「イコール・平等」な立場で繋がれる点も気に入っているから。
「後悔はしないで前進する。常に、普通に平常心でいたい」と語る武ちゃんは、どの現場でもナチュラルで、「楽しい現場の仕事をしたいから」と、脚本とは違うアイディアでも、こういうのはどうでしょうとアイディアを出してみた結果、武ちゃんの方が映画として面白く・良くなったと、どの監督や共演者も口を揃えて言います。
日本では決まった脚本を決まった指示通りに決まったように撮影する…方法だから、武ちゃんのような存在は稀有だと思うのです。
語り始めたら何日でも武ちゃんの話をしてますが(笑)彼は、若い頃、仏師について仏教を学びました。ググった彼の写真で第3ボタンまで開けている時が多くありますが、胸元にはいつも仏塔ペンダントを肌身離さず付けています。この19年間ずっと。
ですから、映画「K-20 怪人20面相・伝」の時のインタビューでも「最近、何か興味をもったことは?」の質問に、なんと、アジアの大スターTAKESHIは「環境問題・地球温暖化とか」を上げたのです…!
「Q:この映画では人生のはかなさや無常さを描いていると思いますが、金城さんが人生の無常さを感じるのはどのようなときですか?」
「それはたくさんありますよ。例えば環境問題とか(笑)。日本だとゴミに集まるカラスを追い払うじゃないですか。あれには「なんでだろうな」と思うことがあります。結局あれは人間が出したゴミの問題なのに、カラスが犠牲になるのはどうかなと思うと切ないですね。台湾だとノラ犬が多いことが問題になっているなど、どの国でも色々な問題を抱えていると思います。町に住む以上、それはある程度仕方がないことなのかもしれないけれど、切ないことではありますよね……。」
私が、武ちゃんを更に好きになる瞬間ってこういう時。
最初の質問の2に対する皆さんの答えになるかもしれませんが、金城武は誰が見ても格好よく、まさに“スター”のオーラを放っている。
でも!偉ぶらず、丁寧に取材に応じ、ときには子どものような笑顔(私を虜にした両エクボの優しくアンニュイな笑顔)を見せてくれる。彼が突然、日本のカラス問題について語り始めたときはインタビュアーもびっくりしただろうけど、それは「常に普通に平常心でいたい」彼の姿勢の現れ。
3度映画で共演しているトニー・レオンに心酔し、「レッド・クリフ」の番宣でビストロスマップに二人で出演した際には、「トニーさんの目を直視出来なかった」とはにかみながら笑顔で話していた。尊敬の念が強すぎてだろうけど、二人は親友でもある。
北京五輪の開会式を演出した中国の巨匠チャン・イーモウ監督の映画「Lovers」の撮影中に、彼は馬が暴走して落馬し左足の靱帯を二本も断絶(全治2ヶ月)しながら、「家族とスタッフに心配をかけたくない」と日本で治療してから3週間後には現場に復帰し、その後のアクションシーンもスタントなしで全て自分で演じたプロ魂。
「本物の役者になりたいから」。
こう言う男気も私を魅了してやまないところ。
撮影や雑誌の写真、CM撮影で世界中を飛び回って仕事をしている武ちゃん。でもどんなに忙しくでも、いつも誠意と誠実さとユーモア、笑顔を忘れない。
多忙な中、「40分間という長い時間のインタビューにもかかわらず笑顔で丁寧に質問に応じてくれる姿には誠実な人柄がうかがえた。」。
「スポーツジムに半年に1度しか行かないということにすら、好感度を高めてしまうのは、“スターなのに自然なふるまい”に魅力を感じるからではないか。」と、インタビュアーもが魅了されてしまう。
最近のマレーシアのMen's Unoでのインタビュー(英語でのインタビュー)のある言葉がまた素敵なのだ。
「あなたにとって成功と失敗とはどんな定義になりますか」に対して
武ちゃんは、「僕は、成功の定義をすべきではないと思っています。自分がやっていて楽しい仕事が出来ていれば、それはそれで素晴らしいことですから失敗についても定義しません」。
非常に長くなってしまいましたが、19年分の思いを凝縮すると、彼の「ナチュラルで、誠実で優しく、クールでかっこいいハンサムなルックスとのギャップが大きいゲーマーとしての顔、両エクボのキュートな笑顔がハンサムなクールさと絶妙にミックスされている」。
先日のアイス・バケツ・チャレンジでも彼は、飲料水になる水道水を使わずに、自宅の除湿機の水(自然界にもともと存在していた)を使った点が殆ど誰もコメントしてないですが、
前述の通り、彼の環境意識を知っていれば、エコの為ということが分かったはず。
そういう「人間くささ」あふれる武ちゃんが、私を台湾旅行へ引きつけてやまない動機でもあるのです。
自分にできないことをさりげなくかっこよく出来る人、才能あふれる魅了してくれる人、尊敬できる人。それが私の「好きな人」に求めるものですが、武ちゃんは全てジャストミート!
2015年12月14日
今思うと。ターニングポイントとなった「Lovers」(「House of Flying Daggers」「十面埋伏」)
http://www.cinematoday.jp/page/A0000688
大ヒットした『HERO』のスタッフチームが放つアクション超大作『LOVERS』。カンヌでは観客の絶賛を浴び、中国では『HERO』をしのぐヒットをとばし続けている。チャン・イーモウ監督の演出の素晴らしさも、もちろんだが、この作品の要は主演の金城武。圧倒的な存在感で観るものの目をくぎ付けにする。ストーリー設定では短期間で女心を奪っていく役柄だが、観客もまさに同じ気持ち。ストーリーの進行とともに金城武の魅力に心を奪われていく。その金城武に撮影中の秘話など、いろいろな話を聞くことができた。
Q:今回の撮影はかなり大変だったのでは?
後で考えると大変だったのかもしれませんが、撮影中は別に感じませんでした。やるしかないと思っていましたので(笑)。撮影の時はいつもそうですが、つらいと思うことはないですね。とにかく撮影することしか頭にないので。
Q:チャン・イーモウ監督には、かなり信頼をよせられているようですが?
チャン・イーモウ監督は役者の経験もあるので、役者の気持ちがよくわかっていると思います。役者を信用して、まかせてくれます。どうしたらテイク数が少なく撮れるのかもちゃんと計算している人です。とにかく撮影の進行がすべて計算の元に動いているんです。
Q:監督は「愛に理由はない」とおっしゃったそうですが金城さんご自身、愛の定義はありますか?
もちろん、愛に理由なんてないと思います。監督のその言葉には納得ができます。もし、仮に自分自身が、あのような状況下で3日で愛が生まれるかどうかと問われれば、それは可能性としてありえることでしょう。
Q:ラブシーンはどうでした?
痛かったんです(笑)。カメラがまわっている時は忘れていますが、外でのラブシーンだから、石や乾いた草などで背中がごつごつしていて、実際はそんなにロマンチックではないんです(笑)。
Q:撮影中にけがをされたそうですが。
実は靱帯(じんたい)を2本切っています。ケガをしたのはショックでしたが、すぐに気持ちを切り替えました。撮影に入って3か月目でしたが、監督もケガの後は座りのシーンを撮るなどして対応してくれました。座っているシーンはだいたいケガの後にとったものです。冒頭にチャン・ツィイー演じる“小妹”とからむシーンで、僕は座って彼女とやりとりをするのですが、あのシーンは、まさにケガの後に撮影したものです。
Q:「LOVERS」では特に弓矢を構えるシーンが印象に残っているのですが、今回に限らず金城さんはいつもアクションシーンがかっこいいですね。なにか参考にされている人、もしくは資料などありますか?
かっこいい?(笑) そうですか? アクションについてはアクション監督の指示のとおりに動いているだけです。気をつけているのは逆に、いままでの誰かのマネにならないようにすることです。
Q:今回の撮影では本物の刀を使ったそうですが……。
そう、本物です。あの刀は重いし、冷たいし、刃にノコギリのようなギザギザがはいってはいるのですが、実際に人にあたったら切れると思います。役者と直接からむアクションは、とにかく気をつかいました。けがをさせたら大変ですから。だから監督に申し出て、なるべく役者とアクションをするシーンは減らしてもらったんです(笑)。スタントマンさんはよけるのがうまいですから(笑)。
Q:「LOVERS」はカンヌに出品されましたが、実際にカンヌへ行かれていかがでした?
僕自身この作品を初めて観たのがカンヌでした。自分の出ている作品はいつもそうですが、客観的には観られません。レッドカーペットを歩いている時は何か、こう……浮いた感じというか……気分的には舞い上がっていたと思います(笑)。とにかく、すごくたくさんの人たちで、作品を観終わった後の反応もすごく良かったです。
Q:チャン・ツィイーさんやアンディ・ラウさんとは撮影の合間などにコミュニケーションをとられていましたか? 特にアンディさんとは恋敵の役なので、仲はよかったのでしょうか?
みんな、仲は良かったです。撮影の合間にはバーベキューをしたり、結構和やかな雰囲気で、たのしかったですよ。
Q:役者さんによっては役柄を引きずる人がいるので……。相手役の方に恋をしたりとか……。
(笑)僕はそういったタイプではありませんね。仕事は仕事です。
Q:以前に製作者の側になりたいと、おっしゃったことがありますが、今でもその気持ちにかわりはないですか?
ものを作っていくということに興味はありますが、今は特にそういった気持ちは強くありません。役者一筋というのもおかしいけれど今は役者として、できる限りのことをしたいと思っています。もし、そのような機会があるとしたらそれは、もっとずっと先のことでしょう。
Q:今回の作品ではまた、一段と身体が締まって見えましたが、何か体力づくりをされましたか?
なにもしていないです。やせただけなんじゃないですか? もともと、スポーツジムにはあまり行きませんし。行ったとしても半年に1度、1時間ぐらいです(笑)。
Q:金城さんは大スターであるにもかかわらずスキャンダルがあまり、ありませんね。特に気を使っているのですか?
僕は特になにも気にしてはいません。普段も自然にやりたいことをやって生活をしているだけです。でも、友人は気をつかってくれているかもしれないですね。何か約束をする時も人込みをさけてくれたり、家の中だったりします。
Q:次回作『ターンレフト ターンライト』について少しお聞かせください
ラブコメディなんです。恋する2人のすれ違いを描いた物語。とてもかわいらしい映画ですよ。同じ所に住んでいるのにお互いにまったく気が付かない。ああいったすれ違いは気がつかないだけで、実生活でもよくあることなんじゃないでしょうか。ラブストーリーなのですが、すれ違いを描いているので、相手役の役者さんとはあまりからまなかったりして不思議な撮影でした。
40分間という長い時間のインタビューにもかかわらず笑顔で丁寧に質問に応じてくれる姿には誠実な人柄がうかがえた。日本や海外を行ったり来たりする彼は現在、生活の拠点は特にどこと決めている訳ではないらしいがそこがまた、カッコイイ。スポーツジムに半年に1度しか行かないということにすら、好感度を高めてしまうのは、“スターなのに自然なふるまい”に魅力を感じるからではないか。日本に来た時には、千葉の九十九里へ行ったりすることもあるそうだがそれはいったいつなのか見当もつかない。そのつかみどころのなさもまた、魅力のひとつだろう。
『LOVERS』は8月28日より丸ノ内ルーブルほか全国にて公開。
大ヒットした『HERO』のスタッフチームが放つアクション超大作『LOVERS』。カンヌでは観客の絶賛を浴び、中国では『HERO』をしのぐヒットをとばし続けている。チャン・イーモウ監督の演出の素晴らしさも、もちろんだが、この作品の要は主演の金城武。圧倒的な存在感で観るものの目をくぎ付けにする。ストーリー設定では短期間で女心を奪っていく役柄だが、観客もまさに同じ気持ち。ストーリーの進行とともに金城武の魅力に心を奪われていく。その金城武に撮影中の秘話など、いろいろな話を聞くことができた。
Q:今回の撮影はかなり大変だったのでは?
後で考えると大変だったのかもしれませんが、撮影中は別に感じませんでした。やるしかないと思っていましたので(笑)。撮影の時はいつもそうですが、つらいと思うことはないですね。とにかく撮影することしか頭にないので。
Q:チャン・イーモウ監督には、かなり信頼をよせられているようですが?
チャン・イーモウ監督は役者の経験もあるので、役者の気持ちがよくわかっていると思います。役者を信用して、まかせてくれます。どうしたらテイク数が少なく撮れるのかもちゃんと計算している人です。とにかく撮影の進行がすべて計算の元に動いているんです。
Q:監督は「愛に理由はない」とおっしゃったそうですが金城さんご自身、愛の定義はありますか?
もちろん、愛に理由なんてないと思います。監督のその言葉には納得ができます。もし、仮に自分自身が、あのような状況下で3日で愛が生まれるかどうかと問われれば、それは可能性としてありえることでしょう。
Q:ラブシーンはどうでした?
痛かったんです(笑)。カメラがまわっている時は忘れていますが、外でのラブシーンだから、石や乾いた草などで背中がごつごつしていて、実際はそんなにロマンチックではないんです(笑)。
Q:撮影中にけがをされたそうですが。
実は靱帯(じんたい)を2本切っています。ケガをしたのはショックでしたが、すぐに気持ちを切り替えました。撮影に入って3か月目でしたが、監督もケガの後は座りのシーンを撮るなどして対応してくれました。座っているシーンはだいたいケガの後にとったものです。冒頭にチャン・ツィイー演じる“小妹”とからむシーンで、僕は座って彼女とやりとりをするのですが、あのシーンは、まさにケガの後に撮影したものです。
Q:「LOVERS」では特に弓矢を構えるシーンが印象に残っているのですが、今回に限らず金城さんはいつもアクションシーンがかっこいいですね。なにか参考にされている人、もしくは資料などありますか?
かっこいい?(笑) そうですか? アクションについてはアクション監督の指示のとおりに動いているだけです。気をつけているのは逆に、いままでの誰かのマネにならないようにすることです。
Q:今回の撮影では本物の刀を使ったそうですが……。
そう、本物です。あの刀は重いし、冷たいし、刃にノコギリのようなギザギザがはいってはいるのですが、実際に人にあたったら切れると思います。役者と直接からむアクションは、とにかく気をつかいました。けがをさせたら大変ですから。だから監督に申し出て、なるべく役者とアクションをするシーンは減らしてもらったんです(笑)。スタントマンさんはよけるのがうまいですから(笑)。
Q:「LOVERS」はカンヌに出品されましたが、実際にカンヌへ行かれていかがでした?
僕自身この作品を初めて観たのがカンヌでした。自分の出ている作品はいつもそうですが、客観的には観られません。レッドカーペットを歩いている時は何か、こう……浮いた感じというか……気分的には舞い上がっていたと思います(笑)。とにかく、すごくたくさんの人たちで、作品を観終わった後の反応もすごく良かったです。
Q:チャン・ツィイーさんやアンディ・ラウさんとは撮影の合間などにコミュニケーションをとられていましたか? 特にアンディさんとは恋敵の役なので、仲はよかったのでしょうか?
みんな、仲は良かったです。撮影の合間にはバーベキューをしたり、結構和やかな雰囲気で、たのしかったですよ。
Q:役者さんによっては役柄を引きずる人がいるので……。相手役の方に恋をしたりとか……。
(笑)僕はそういったタイプではありませんね。仕事は仕事です。
Q:以前に製作者の側になりたいと、おっしゃったことがありますが、今でもその気持ちにかわりはないですか?
ものを作っていくということに興味はありますが、今は特にそういった気持ちは強くありません。役者一筋というのもおかしいけれど今は役者として、できる限りのことをしたいと思っています。もし、そのような機会があるとしたらそれは、もっとずっと先のことでしょう。
Q:今回の作品ではまた、一段と身体が締まって見えましたが、何か体力づくりをされましたか?
なにもしていないです。やせただけなんじゃないですか? もともと、スポーツジムにはあまり行きませんし。行ったとしても半年に1度、1時間ぐらいです(笑)。
Q:金城さんは大スターであるにもかかわらずスキャンダルがあまり、ありませんね。特に気を使っているのですか?
僕は特になにも気にしてはいません。普段も自然にやりたいことをやって生活をしているだけです。でも、友人は気をつかってくれているかもしれないですね。何か約束をする時も人込みをさけてくれたり、家の中だったりします。
Q:次回作『ターンレフト ターンライト』について少しお聞かせください
ラブコメディなんです。恋する2人のすれ違いを描いた物語。とてもかわいらしい映画ですよ。同じ所に住んでいるのにお互いにまったく気が付かない。ああいったすれ違いは気がつかないだけで、実生活でもよくあることなんじゃないでしょうか。ラブストーリーなのですが、すれ違いを描いているので、相手役の役者さんとはあまりからまなかったりして不思議な撮影でした。
40分間という長い時間のインタビューにもかかわらず笑顔で丁寧に質問に応じてくれる姿には誠実な人柄がうかがえた。日本や海外を行ったり来たりする彼は現在、生活の拠点は特にどこと決めている訳ではないらしいがそこがまた、カッコイイ。スポーツジムに半年に1度しか行かないということにすら、好感度を高めてしまうのは、“スターなのに自然なふるまい”に魅力を感じるからではないか。日本に来た時には、千葉の九十九里へ行ったりすることもあるそうだがそれはいったいつなのか見当もつかない。そのつかみどころのなさもまた、魅力のひとつだろう。
『LOVERS』は8月28日より丸ノ内ルーブルほか全国にて公開。
2015年12月13日
『傷城(Confession of Pain)』に見る武ちゃんとトニー・レオンの20年友情
金城武とトニー・レオンの20年!
私は金城武という俳優を「武ちゃん(たけちゃん)」と呼んでいます。
ファン歴19年の筋金入りです。自分で言うのもなんですが(笑)武ちゃんは、バイクが欲しくて「台湾鍋」のお店で客の前で鍋を作ってあげるバイトをしていたところ、(今でもかっこいいですが)CMにスカウトされて芸能界デビュー。その後、今では想像できないでしょうが、アイドル歌手で、「台湾四天王」と呼ばれた時代もありました。
台北へ行くたびにCD屋さんを巡って彼のCDを買いあさったものです。
日本では、ドラマでブレイクしてから、高値になっていますから。
その後、有名なワン・カーワァイ監督の 「重慶森林」(日本語タイトル「恋する惑星」)で1994年に共演して、役者開眼です!
これまた有名な話ですが、カーワァイ監督の映画は普通に事前に脚本がありません。武ちゃんたちが朝なり、現場に行くと、簡単な場面の説明と、「ここで武、入る」程度の紙を渡され、自分でその場をどう演じたら自然で嘘っぽくないかを、己の中身から湧き出さなくてはならないのです。
武ちゃんは、日本のドラマや映画で、セリフのない場面や繋ぎの場面、セリフのある場面の最中での表情や仕草にリアリティと訴える魅力があるのは、私は、カーワァイ監督に鍛えられたからだと思っていますし、最新作で映画「レッドクリフ」のJohn Woo監督の「The Crossing」(太平輪)で雑誌のインタビューでも答えていますが、「カーワァイ監督がまずチャンスをくれた」といった事を言っています。
役者開眼した「恋する惑星」で共演したのが、その後もご縁があり、類は友を呼ぶなんでしょうか、二人共人柄もよく優しくて謙虚なトニー・レオンです。そのころのふたりの写真をみると若々しいというか初々しいです(笑)ついで、「傷城」(「Confession of Pain」、日本語タイトル「傷だらけの男たち」)で2006年に二度目の共演。
そして、今では懐かしい(?)「赤壁」(「Red Cliff」、日本語タイトル「レッドクリフ」)で、Part 1-2と、2008年から2009年に3度目の共演。
なのに、「赤壁」の番組宣伝で二人で出演した、日本のバラエティ番組「ビストロSMAP」では、武ちゃんは、「トニー・レオン」への敬意が強すぎて、眼を合わせることができなかったと話しているのです。
日本を含むアジア全域大スターなのに、どこまで謙虚なのでしょう。アジアに俳優の大スターはたくさんいますが、日本でも中国でも台湾でも香港でも成功している大スターは武ちゃんだけです。
ご存知の通り、日本と台湾のご両親を持ち、高校はアメリカンスクールという、高校で既にトリリンガルであり、出色の端麗な容姿と謙虚な姿勢と生来の品。
ところで、「傷城」(「Confession of Pain」、日本語タイトル「傷だらけの男たち」)ですが、日本語タイトルが的を得ていないうというか、外している気がします。物語は、二人の主人公トニーと武ちゃんが抱える深い心の傷を、武ちゃんは自ら「告白」(中国語で「傷城」)するし、トニー・レオンの心の傷となった深い復讐の闇を、武ちゃんが解明してしまうことで、最後にトニー・レオンに心のうちを「告白」させているのだから。
これからもこの二人の共演作品をみたいです。
私の金城武映画ベスト3のひとつ。
自主的に武ちゃんの方の人物のプロモ動画を作ってみました。
【傷城】金城武 ;Forgiveness realives one;「赦すことで心の傷を乗り越え再生した男」【Confession of Pain】ー 1
オフィシャル・トレーラー(予告)はこちら。
やはり、オフィシャルはええですねぇ笑
【予告編】金城武&Tony Leung 傑作映画「傷だらけの男たち(傷城、Confession of Pain)」
おまけに。。。
https://www.youtube.com/watch?v=m8vM9MPY-XQ
私は金城武という俳優を「武ちゃん(たけちゃん)」と呼んでいます。
ファン歴19年の筋金入りです。自分で言うのもなんですが(笑)武ちゃんは、バイクが欲しくて「台湾鍋」のお店で客の前で鍋を作ってあげるバイトをしていたところ、(今でもかっこいいですが)CMにスカウトされて芸能界デビュー。その後、今では想像できないでしょうが、アイドル歌手で、「台湾四天王」と呼ばれた時代もありました。
台北へ行くたびにCD屋さんを巡って彼のCDを買いあさったものです。
日本では、ドラマでブレイクしてから、高値になっていますから。
その後、有名なワン・カーワァイ監督の 「重慶森林」(日本語タイトル「恋する惑星」)で1994年に共演して、役者開眼です!
これまた有名な話ですが、カーワァイ監督の映画は普通に事前に脚本がありません。武ちゃんたちが朝なり、現場に行くと、簡単な場面の説明と、「ここで武、入る」程度の紙を渡され、自分でその場をどう演じたら自然で嘘っぽくないかを、己の中身から湧き出さなくてはならないのです。
武ちゃんは、日本のドラマや映画で、セリフのない場面や繋ぎの場面、セリフのある場面の最中での表情や仕草にリアリティと訴える魅力があるのは、私は、カーワァイ監督に鍛えられたからだと思っていますし、最新作で映画「レッドクリフ」のJohn Woo監督の「The Crossing」(太平輪)で雑誌のインタビューでも答えていますが、「カーワァイ監督がまずチャンスをくれた」といった事を言っています。
役者開眼した「恋する惑星」で共演したのが、その後もご縁があり、類は友を呼ぶなんでしょうか、二人共人柄もよく優しくて謙虚なトニー・レオンです。そのころのふたりの写真をみると若々しいというか初々しいです(笑)ついで、「傷城」(「Confession of Pain」、日本語タイトル「傷だらけの男たち」)で2006年に二度目の共演。
そして、今では懐かしい(?)「赤壁」(「Red Cliff」、日本語タイトル「レッドクリフ」)で、Part 1-2と、2008年から2009年に3度目の共演。
なのに、「赤壁」の番組宣伝で二人で出演した、日本のバラエティ番組「ビストロSMAP」では、武ちゃんは、「トニー・レオン」への敬意が強すぎて、眼を合わせることができなかったと話しているのです。
日本を含むアジア全域大スターなのに、どこまで謙虚なのでしょう。アジアに俳優の大スターはたくさんいますが、日本でも中国でも台湾でも香港でも成功している大スターは武ちゃんだけです。
ご存知の通り、日本と台湾のご両親を持ち、高校はアメリカンスクールという、高校で既にトリリンガルであり、出色の端麗な容姿と謙虚な姿勢と生来の品。
ところで、「傷城」(「Confession of Pain」、日本語タイトル「傷だらけの男たち」)ですが、日本語タイトルが的を得ていないうというか、外している気がします。物語は、二人の主人公トニーと武ちゃんが抱える深い心の傷を、武ちゃんは自ら「告白」(中国語で「傷城」)するし、トニー・レオンの心の傷となった深い復讐の闇を、武ちゃんが解明してしまうことで、最後にトニー・レオンに心のうちを「告白」させているのだから。
これからもこの二人の共演作品をみたいです。
私の金城武映画ベスト3のひとつ。
自主的に武ちゃんの方の人物のプロモ動画を作ってみました。
【傷城】金城武 ;Forgiveness realives one;「赦すことで心の傷を乗り越え再生した男」【Confession of Pain】ー 1
オフィシャル・トレーラー(予告)はこちら。
やはり、オフィシャルはええですねぇ笑
【予告編】金城武&Tony Leung 傑作映画「傷だらけの男たち(傷城、Confession of Pain)」
おまけに。。。
https://www.youtube.com/watch?v=m8vM9MPY-XQ
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2015年12月12日
長澤まさみ発言とTVドラマ「昼顔」と「若者たち」
「来年の正月にも日本で公開といわれている、ジョン・ウー監督最新作「The Crossing」」(『太平輪(原題)』)は、中国版「タイタニック」との呼び声も高く、「M.I.2」でも知られる同監督が金城武を主役に迎え、第二次世界大戦中の動乱期の3組の恋人たちを描く大作
に、今回、あまり望ましくない発言をした長澤まさみも金城武の恋人役で出演している。
今回彼女は、今クールのどらま「若者たち」に出演している。
その長澤まさみと伊勢谷友介の熱愛と復縁と別れを繰り返すゴシッブの中で、彼女が自分が出ている『若者たち』より昼間に不倫を楽しむ『昼顔』を酷評した発言をしてしたことが報じられているのだ。
私は両方とも見てるけど、
『昼顔』が当たったのは、 現代の妻たちの不満を見事に赤裸々にエロっぽくがっつり取り上げたからだと思うし、
私は『若者たち』は、その昔の山田太一脚本の『ふぞろいの林檎たち』を思わせて仕方ない『直球勝負の不遇や不条理の中にあっても真面目に生きる兄弟と友人たち』を、 若手実力派の豪華なメンツ(メインキャストの殆どが大河ドラマか朝ドラで メインキャストか主役をはった俳優たちで正面から取り上げててあいいなって思うけど。
その証として私は『若者たち』は録画してBlu-rayに残してあるけど、『昼顔』は録画で観た後に消してる。
見たらそれで展開が分かって完結する。それが私にとっての「昼顔」。
うーむ。難しいね。
視聴率と作品の良さは必ずしも正比例しないから…。
例えば、ゴシッブの相手の伊勢谷友介くんの大友プロデューサーの『白洲次郎』三部作。
私はだーいすきで、本放送、BSの再放送、地上波の再放送を二?三回、そして、Blu-rayはBOXで持っている。
彼はもともとアメリカを遊学していた方だから英語は話せるけど、白洲次郎は、 英国のオックスフォード大学卒業なので、クイーンズイングリッシュが流暢に出てこないといけない。
しかも、出番の1/3近くは英語の台詞。でも!!!見事な白洲次郎@伊勢谷友介だった。
でも…あんなに素晴らしいドラマでも、『戦前戦後の人物や政治が難しくて、笑えるところが無い』と見ない人も結構いたと聞く。
軽いドラマもあれば、重厚な、その重厚な中で信念…おっと、白洲次郎さんは『プリンシパル』でしたな…を貫き、マッカーサーをして、「唯一意のままにならない日本人』とか『最後のサムライ』と言わしめた人生を重厚なドラマの中に楽しんで欲しかったのです。
だいぶ話が逸れて長くなりました(爆笑) 終えます。
に、今回、あまり望ましくない発言をした長澤まさみも金城武の恋人役で出演している。
今回彼女は、今クールのどらま「若者たち」に出演している。
その長澤まさみと伊勢谷友介の熱愛と復縁と別れを繰り返すゴシッブの中で、彼女が自分が出ている『若者たち』より昼間に不倫を楽しむ『昼顔』を酷評した発言をしてしたことが報じられているのだ。
私は両方とも見てるけど、
『昼顔』が当たったのは、 現代の妻たちの不満を見事に赤裸々にエロっぽくがっつり取り上げたからだと思うし、
私は『若者たち』は、その昔の山田太一脚本の『ふぞろいの林檎たち』を思わせて仕方ない『直球勝負の不遇や不条理の中にあっても真面目に生きる兄弟と友人たち』を、 若手実力派の豪華なメンツ(メインキャストの殆どが大河ドラマか朝ドラで メインキャストか主役をはった俳優たちで正面から取り上げててあいいなって思うけど。
その証として私は『若者たち』は録画してBlu-rayに残してあるけど、『昼顔』は録画で観た後に消してる。
見たらそれで展開が分かって完結する。それが私にとっての「昼顔」。
うーむ。難しいね。
視聴率と作品の良さは必ずしも正比例しないから…。
例えば、ゴシッブの相手の伊勢谷友介くんの大友プロデューサーの『白洲次郎』三部作。
私はだーいすきで、本放送、BSの再放送、地上波の再放送を二?三回、そして、Blu-rayはBOXで持っている。
彼はもともとアメリカを遊学していた方だから英語は話せるけど、白洲次郎は、 英国のオックスフォード大学卒業なので、クイーンズイングリッシュが流暢に出てこないといけない。
しかも、出番の1/3近くは英語の台詞。でも!!!見事な白洲次郎@伊勢谷友介だった。
でも…あんなに素晴らしいドラマでも、『戦前戦後の人物や政治が難しくて、笑えるところが無い』と見ない人も結構いたと聞く。
軽いドラマもあれば、重厚な、その重厚な中で信念…おっと、白洲次郎さんは『プリンシパル』でしたな…を貫き、マッカーサーをして、「唯一意のままにならない日本人』とか『最後のサムライ』と言わしめた人生を重厚なドラマの中に楽しんで欲しかったのです。
だいぶ話が逸れて長くなりました(爆笑) 終えます。
2015年12月11日
2015年12月10日
映画「レッド・クリフ」での私のこだわり。
映画「レッド・クリフ」をご覧になりました?
「赤壁(レッドクリフ)」にばかり注目されていますが、この映画の時代は、昔、歴史の教科書でならった「魏(ぎ)・呉(ご)・蜀(しょく)」の三国時代です。
この背景こそが、この映画での、漢文も大好きな私の拘りと関係があるのです。
私の「赤壁の戦い(「レッドクリフ」)での大きな拘りとは、映画館でも、DVDやブルーレイでも、TV放送での字幕や吹き替えでも消された、蜀の国の軍師である諸葛亮孔明(映画では大好きな金城武さんが演じてました)と呉の国の提督である周瑜(金城さんとはこれで3回目の映画共演だった香港の映画俳優トニー・レオンさんが演じてました)との間で交わされた味方には内密の、決戦後の中国のあり方を見据えたプランの名前です。
「天下3分の計(てんかさんぶんのけい)」と言います。
この言葉は映画ではPart2で、諸葛亮孔明が予測した通りに、普段なら起こり得ない味方には有利な逆風が深夜になって吹き始め、蜀・呉の連合軍が魏の水軍を壊滅・敗走へと追い込む時に、諸葛亮孔明が見計らったように、うちわのような扇をさっと振って言うセリフです。
この時、「周瑜殿、天下三分の計の始まりです」のような言葉を確実に言っているのです。
「魏・呉・蜀」の三国で均等を保ちながら国を治めてゆくというプランです。
ついつい映画は、悪役の魏vs蜀・呉連合軍で見せていますから、ヒーローたちの勝利で完結させるには、このプランを字幕に出したり、吹き替え版で喋らせたりしないほうがラクかもしれません。
けれど、Part2の後にも後日談があり、個人的には「レッドクリフ・外伝」(「銀河英雄伝説」のようですが…(笑))を作って欲しいくらいの物語が控えているのです。
「赤壁の戦い」のため、今は同盟を結び魏を追い落とすけれど、この後は、互いに均等を保ち国を納めましょうというプランですが、Part2の最後でその後を暗示する意味深な言葉を諸葛亮孔明が周瑜に言うのです。
「私は周瑜殿という大切な友を得ましたが、最も戦いたくない相手でもあります」。
実は、諸葛亮孔明の将来の視野には、自分たちの蜀が天下を統一するという展望があったのです。
「天下3分の計」について作品中で省いた分、最後に諸葛亮孔明を周瑜が見送る際の会話に隠れた含みを味わうこともできなくなりました。
歴史が示しているように、3国時代の均等は崩れ、混沌とした乱世を迎える事になるのです。
「赤壁(レッドクリフ)」にばかり注目されていますが、この映画の時代は、昔、歴史の教科書でならった「魏(ぎ)・呉(ご)・蜀(しょく)」の三国時代です。
この背景こそが、この映画での、漢文も大好きな私の拘りと関係があるのです。
私の「赤壁の戦い(「レッドクリフ」)での大きな拘りとは、映画館でも、DVDやブルーレイでも、TV放送での字幕や吹き替えでも消された、蜀の国の軍師である諸葛亮孔明(映画では大好きな金城武さんが演じてました)と呉の国の提督である周瑜(金城さんとはこれで3回目の映画共演だった香港の映画俳優トニー・レオンさんが演じてました)との間で交わされた味方には内密の、決戦後の中国のあり方を見据えたプランの名前です。
「天下3分の計(てんかさんぶんのけい)」と言います。
この言葉は映画ではPart2で、諸葛亮孔明が予測した通りに、普段なら起こり得ない味方には有利な逆風が深夜になって吹き始め、蜀・呉の連合軍が魏の水軍を壊滅・敗走へと追い込む時に、諸葛亮孔明が見計らったように、うちわのような扇をさっと振って言うセリフです。
この時、「周瑜殿、天下三分の計の始まりです」のような言葉を確実に言っているのです。
「魏・呉・蜀」の三国で均等を保ちながら国を治めてゆくというプランです。
ついつい映画は、悪役の魏vs蜀・呉連合軍で見せていますから、ヒーローたちの勝利で完結させるには、このプランを字幕に出したり、吹き替え版で喋らせたりしないほうがラクかもしれません。
けれど、Part2の後にも後日談があり、個人的には「レッドクリフ・外伝」(「銀河英雄伝説」のようですが…(笑))を作って欲しいくらいの物語が控えているのです。
「赤壁の戦い」のため、今は同盟を結び魏を追い落とすけれど、この後は、互いに均等を保ち国を納めましょうというプランですが、Part2の最後でその後を暗示する意味深な言葉を諸葛亮孔明が周瑜に言うのです。
「私は周瑜殿という大切な友を得ましたが、最も戦いたくない相手でもあります」。
実は、諸葛亮孔明の将来の視野には、自分たちの蜀が天下を統一するという展望があったのです。
「天下3分の計」について作品中で省いた分、最後に諸葛亮孔明を周瑜が見送る際の会話に隠れた含みを味わうこともできなくなりました。
歴史が示しているように、3国時代の均等は崩れ、混沌とした乱世を迎える事になるのです。