2016年12月03日
ダイエー碑文谷店の跡地に「イオンスタイル碑文谷」が12月16日(金) 午前11時にオープン。営業時間、駐車場、駐輪場は?
今年5月に41年の歴史に幕を閉じた「ダイエー碑文谷店」の跡地に、「イオンスタイル碑文谷」がオープンします。
イオンリテール株式会社によると、地域からの早期開店の要望に応え食品や化粧品などを扱う1階から4階までのフロアを12月16日(金)の午前11時に先行オープンすることを決定しました。
また、5~7階は来春のオープンに向けて準備中のようです。
また、営業時間は、1、2階の食品市塲が8:00~23:00、3、4階が9:00~22:00となっています。
ダイエー碑文谷店とは
ダイエー碑文谷店は1975年に、当時の小売り最大手、ダイエーの旗艦店としてオープンしました。
東急東横線 学芸大学駅から徒歩8分の目黒通り沿いに、鉄筋コンクリート造りの地上7階建て、店舗面積が約1万5000平方メートル。
ピーク時の売り上げは年商200億円を超え、スーパーマーケット業界で全国4位の売上を誇るなど、ダイエーを象徴する店舗となりました。
しかし、店舗の老朽化、顧客のライフスタイル変化などとともに売り上げが半減するまでになり、2016年5月5日に惜しまれつつ閉店しました。
イオンスタイル碑文谷店はどんな店舗になる
ダイエーを傘下に持つイオンは、ダイエーから碑文谷店の営業権を譲り受け、イオンスタイル碑文谷店として改装工事を行ってきました。
イオンは、2015年のダイエー子会社化に伴い、既存店舗を5業態に分類分けしており、そのなかでファミリー向けの業態がイオンスタイルになります。
「商品やサービスを通して生活の“スタイル”をご提案する」をキャッチコピーとする地域ごとの特性に合わせた店づくりを行っています。
碑文谷店は食品や衣料品といった商品分野ごとの区分けを見直し、働く女性や単身者など想定する顧客層に生活スタイルを提案する売り場をつくるようです。
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オーガニックや健康に配慮した野菜を取りそろえる「マルシェ」、30品目以上の和洋中の総菜を取りそろえた「マイセレクトデリ」、成長ホルモン剤や抗生部室を使わない「タスマニアビーフの専門ショップ」、国内外の厳選したワインの中から専属ソムリエが料理にあうワインを選んでくれる「イオンリカー」、昼はカフェ、夜はお酒と軽食がいただける「バル」など通常のスーパーマーケットよりワンランク上の商品・サービスを提供する店舗となりそうです。
東急電鉄 学芸大学駅からイオン碑文谷店への道のりは?
イオンスタイル碑文谷店は、東急東横線 学芸大学駅から徒歩で行くことができます。ただし、駅から8分と離れており、また住宅が密集して見通しが悪いため駅から店舗を見ることはできません。
また、案内板なども出ていないため写真を使って道順をご説明します。
初めて行かれるかたはご参考にしてください。
東急電鉄 学芸大学駅の改札を出たら東口方面の商店街にでます。
商店街を20m程歩くとカルディーが見えますので、その角を右に曲がります。
あとは路地を真っ直ぐ歩けば、目的地のイオンスタイル碑文谷店が見えてきます。
写真の正面に小さく見えるのが碑文谷店の店舗です。
そのまま歩くと目黒通りに突き当たるとイオンスタイル碑文谷店が見えます。
地上7階建てということもあり、かなり大きな店舗です。
外観はダイエー碑文谷店をそのまま利用していますが、リフォームにより築40年とは思えないほどキレイになっています。
オープンに向けて展開の改装が急ピッチで行われているようです。
住所・駐車場・駐輪場は?
碑文谷店は、東急東横線 学芸大学駅から徒歩8分と決して駅から近いと言えないため、車の利用が便利です。
住所:152-0003 東京都目黒区碑文谷4-1-1
電話:03-3710-1111
地下1階が駐車場となっていますが、混雑している場合は周辺の第1~5駐車場に最大750台駐車することができます。
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自転車で行く場合は、店舗正面と裏側に駐輪場があります。
また、バスを使う場合は、目黒駅から黒02または黒07、二子多摩川駅からは黒02で「碑文谷五丁目交番」バス停で降りると店舗のすぐ近くで降りくことができます。
どんな商品を扱うのか
イオン碑文谷店でどのような商品を扱うか気になるところですが、目黒区という場所柄、高価格帯の商品を多く取りそろえるようです。
碑文谷店のオープンに先立ち、12月3日(土)、4日(日)限定で電話またはインターネットでの「セレクションカタログ」の先行予約を実施していますが、その商品を見るとターゲットとしている層が分かります。
中身を見ると1本150万円するフランス産ワインや、25年長期熟成の山崎など5本セット70万円などの高級なお酒。
SHARPの「ヘルシオ」やバルミューダの2万円超の「ザ・トースター」。
百貨店で扱っているような高級時計やダイヤのネックレスも。
どのような客層をターゲットとしているのか
どれも高額で買う人がいるのだろうかと疑問におもいますが、イオン碑文谷店の近隣を歩いてみるとその理由が分かります。
碑文谷は戦前から知識層があつまる地域と知られ、現在は持ち家率が非常に高い高級住宅街として発展します。
イオン碑文谷店の近くの住宅を見ると、ベンツやプジョー、フェラーリなど高級外車がまるでショールームかと思うくらい停まっています。イオンはこれらの富裕層をターゲットに店づくりをしていることがうかがえます。
イオン碑文谷店の向かいあるマセラッティのショールーム
フェラーリの修理工場もあります。
そのほかにも、イオン碑文谷店のすぐ隣にベンツを扱うヤナセのショールームがあります。
まとめ
イオンは完全子会社化したダイエーの店舗をつぎつぎとイオンに改装し、リニューアルオープンさせています。
イオンはメインの食料品や、「WAON」やイオン銀行などの金融事業は比較的堅調なものの、衣料品などの総合スーパー事業の不振が続いています。
そのテコ入れとして、大量生産された安価品を扱うスーパーではなく、より付加価値の高い商品を販売する
専門店化を進めています。
ダイエーの旗艦店とした碑文谷店が「イオンスタイル碑文谷店」としてどのような店舗となるか楽しみですね。
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