しかし、どんなに地上で心身が安定した宇宙飛行士であっても、宇宙空間に滞在することで、糖尿病の発症リスクが急激に高くなっていくのだそうです。
糖質の摂り過ぎなどではなく、
「無重力」。。。
無重力状態の空間では、筋肉は使われません。
重力がないので、体の約4割を占める臓器、骨格筋は働く必要が全くないのです。
心臓の筋肉も。
無重力の空間では、心臓が一度収縮しただけで血液は無限に体内を巡ることができるのです。
手足の筋肉、心臓の筋肉、全く使われない状態です。
本来筋肉は、たくさんの糖質を消費します。
働く必要がないのでほとんど消費しません。脳だけが、糖質を消費しようとするのです。
しかし、いくら脳を使っても筋肉が仕事をしないと余り血管内の血糖値が上がってしまいます。
膵臓はインスリンという物質を分泌して、血糖を血管から外に出し細胞に取り込んで代謝しようとします。
これを頻繁に繰り返すことで、膵臓は疲弊し機能がどんどん落ちて結果として糖尿病になるそうなのです。
適度に頭と、身体を動かしていきたいものです。
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