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2015年05月08日
【知るとびっくりする雑学】風鈴に隠された日本人だけに起こる現象とは!?
風鈴の「チリリ〜ン」という音を聞くと、涼しげな感じはしますよね。
でも、皆さんは実際には涼しくならないと思っていませんか?
では本当に気休めなのか?という実験の結果がありました。
協力してもらうのは、20〜60代の幅広い年齢層の4人。
1人ずつ目隠しをして、27℃に設定した部屋に入ってもらい、部屋の温度を伝えずに実験スタート。
まずは、60代の男性に、部屋の温度を何℃だと思うか尋ねると、20℃と回答。
そして、目隠ししたまま風鈴の音を10分間聞いてもらい、「先程と温度設定を変えた」とウソの説明をし、「今何℃だと思いますか?」と聞くと…17℃と、先程より3度も下がったと感じたようです。
さらに3人で同じ実験を行った結果、30代女性は24℃から20℃に、40代女性は、26℃から24℃、20代男性は20℃から19℃と、全員、涼しくなったと感じたようです。
念のため、サーモグラフィーで腕の体表面温度の変化を見てみると…風鈴の音を聴き始めた途端、なんと20代の男性を除く3人が、実際に下がっていったんです。
この理由を専門家に尋ねると…
「脳は、思い込みによって末梢神経の活動に変化を与えるため、体表面温度が下がったと考えられる」
そうです!!
なんと、脳が風鈴の音を聴き、「涼しい」とイメージすることで、実際に体まで涼しい時と同じ状態になるというんです。ただしこれは、
「脳が涼しいとイメージできなければ、起こらない現象」だそうです。
ならば、日本に来て間もない、風鈴を知らないナイジェリア、スペイン、ブラジル出身の外国人3人で実験!
すると…3人は涼しいとイメージできず、体表面温度の変化を見てみると…風鈴の音を聴いて、逆に2人は体表面温度が上がり、1人は変化なしという結果に。
つまり、先程、日本人の実験で20代の男性だけ体表面温度が下がらなかったのも、若いので、風鈴にあまり馴染みがなかったから、なのかもしれませんね。
また、末梢神経への刺激によって他にも変化が出る事ってありそうですよね!
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