2016年03月24日
療育という名のトンネル
我が子を自閉症と診断した小児科に促され、
自治体の療育センターに行った時のこと。
「発達相談」に案内されたのだが、その内容は、
生育歴や家庭環境及び発達診断の聞き取りをした後、
参加可能な療育プログラムを提案されるというもの。
療育プログラムは、障害や症状別などではなく、
年令を基準として 1種類のみが設けられており、
定員に空きのある曜日を 紹介される。
また、年度途中になっていただが、
プログラムの内容は 項目列挙のみで、
年間スケジュール内容や担当指導員は、未定。
一応、体験受講を申込むと、
「何か聞きたいことがありますか?」と、
ようやく発達相談らしい雰囲気に。
「今後、何をすべきなのかを、どこに聞けば良いのか。」
「定評のある書籍などを知りたい。」
あまり期待はしていなかったが、尋ねてみた。
答えは、ほぼ想像どおり。
「また何かあったら、ここで相談にのる。」
「書籍コーナーの本は、全て貸出可能。」
・・・これは、たぶんダメだ。
「療育センターに行けば、道が開けるかも」
という他力本願な期待は、
初日から 木端微塵に崩れ落ちた。
そして、この日から、私達家族は、
療育という名の長いトンネルに入り込むことになった。
トンネルを抜け出る日は、来るのだろうか。
そして、トンネルを抜けると、そこには何があるのだろうか。
その答えは、まだ出ない。
自治体の療育センターに行った時のこと。
「発達相談」に案内されたのだが、その内容は、
生育歴や家庭環境及び発達診断の聞き取りをした後、
参加可能な療育プログラムを提案されるというもの。
療育プログラムは、障害や症状別などではなく、
年令を基準として 1種類のみが設けられており、
定員に空きのある曜日を 紹介される。
また、年度途中になっていただが、
プログラムの内容は 項目列挙のみで、
年間スケジュール内容や担当指導員は、未定。
一応、体験受講を申込むと、
「何か聞きたいことがありますか?」と、
ようやく発達相談らしい雰囲気に。
「今後、何をすべきなのかを、どこに聞けば良いのか。」
「定評のある書籍などを知りたい。」
あまり期待はしていなかったが、尋ねてみた。
答えは、ほぼ想像どおり。
「また何かあったら、ここで相談にのる。」
「書籍コーナーの本は、全て貸出可能。」
・・・これは、たぶんダメだ。
「療育センターに行けば、道が開けるかも」
という他力本願な期待は、
初日から 木端微塵に崩れ落ちた。
そして、この日から、私達家族は、
療育という名の長いトンネルに入り込むことになった。
トンネルを抜け出る日は、来るのだろうか。
そして、トンネルを抜けると、そこには何があるのだろうか。
その答えは、まだ出ない。