2011年01月16日
「鮭児」 (けいじ)
初めて小樽へ行った時のこと。
ネットや情報誌で、情緒あふれる素敵な街として紹介されていたので、
札幌旅行のついでにと、足をのばしました。
が、何の計画もなしに「ほいっ」と行くのは、良くありませんね。ちと失敗しました
オイシイお店や、きれいな景色など、
見るところ盛りだくさんの街であったでしょうに、
札幌で食事をしていた時、突然思い立ったもので。
駅に着いたはいいけど、長崎屋があって、なんだか人の気配もせず。。。
札幌から来たもんだから、その落差も激しく感じ、
長崎屋の中にあった紙が破れて やや変色したパンフレットを手に、
あたりをうろうろしたことがあります。
あ、そのパンフをもとに「裕次郎記念館」に行きました。
ファンにはたまらないものでしょうけれど、
残念ながら、ファンではないので、感動は致しませんでした。
団体旅行風のおばちゃんたちに 写真撮影を頼まれて大変でした。
「お、おれはユージローじゃないってば。」な感じに囲まれてしまいましたが、
少し怖かったです。
ご気分を害されないよう、足早に その場を立ち去りつつも、
おっかしーなー。なんか情緒とか、おいしいお店とか、ないのかな〜、
と やっぱりウロウロ。
そんな中、唯一の収穫がありました。
ボロっちいパンフなんか手にせずとも、
また 情報に疎い44ですら知っていた「魚」に出会うことができたんです。
当時、何かと取り上げられていた幻の鮭 「鮭児」 です。(けいじ と読みます。)
生まれ:ロシアのアムール川(夏サケ)
主な回遊場所:日本近海やカムチャッカ半島
収穫シーズン:10月下旬〜11月中旬
主な収穫場所:知床から網走付近
通常2〜15%程度の脂肪分とされる銀毛シロザケですが、
鮭児はナント20〜30%!
全身がトロのような状態です。当然、高級寿司ネタとして使われることが多いです。
また、水揚げ量は極めて少なく、1尾10万円以上で競り落とされることもあるそうです。
(実際の水揚げ高は400〜500尾[年間]ともされるほど希少。)
丁度、学生たちの修学旅行に出っくわしましたが、
喧騒から逃れるように、落ち着いた路地の一角へ追いやられ、
「鮭児」という看板を出しているお寿司屋さんを発見!
吸い込まれるように中へ入り、
片っぱしから握ってもらいました。
そして、最後にと思い「鮭児」を握っていただきました。
いや〜、そのうまいこと。
よくグルメ番組で、口に入れた瞬間に「おいしい!」という方がいらっしゃいます。
そーゆーリアクションの早すぎる芸人さんに
「味わってないでしょ」とテレビに向かって突っ込みを入れていた44でありますが、
その時は、まさにそんな感じでした。
舌の上に乗せた瞬間においしかったんです。
香りでしょうか。ヒンヤリとしたネタの温度だったんでしょうか。
とにかく、舌の上に乗せた瞬間に、液体を飲みこんだぐらいに「うまみ」が襲ってきて
「どうっすか、へっへ〜」と自慢げな大将に、
意外にも混雑していた店内をはばからず、賛辞の言葉を連発してしまいました。
鮭児だけでなく、漁港だけあって他のネタも抜群でした。
すっかりと堪能した44は会計へ・・・
ゲゲッ! 6000円かかりました。。。1人だったんだけどなー。。。
実は そのお店、メニューに値段の表記がまったくなく、
いわゆる「通」のお店のようでした。
入店してから気づいても遅く、文字通り腹を決めて勝負(?)に出た結果です。
最高の食事でした。後悔はありません。
皆様も機会あればぜひ本場で、「鮭児」をお試しください
ネットや情報誌で、情緒あふれる素敵な街として紹介されていたので、
札幌旅行のついでにと、足をのばしました。
が、何の計画もなしに「ほいっ」と行くのは、良くありませんね。ちと失敗しました
オイシイお店や、きれいな景色など、
見るところ盛りだくさんの街であったでしょうに、
札幌で食事をしていた時、突然思い立ったもので。
駅に着いたはいいけど、長崎屋があって、なんだか人の気配もせず。。。
札幌から来たもんだから、その落差も激しく感じ、
長崎屋の中にあった紙が破れて やや変色したパンフレットを手に、
あたりをうろうろしたことがあります。
あ、そのパンフをもとに「裕次郎記念館」に行きました。
ファンにはたまらないものでしょうけれど、
残念ながら、ファンではないので、感動は致しませんでした。
団体旅行風のおばちゃんたちに 写真撮影を頼まれて大変でした。
「お、おれはユージローじゃないってば。」な感じに囲まれてしまいましたが、
少し怖かったです。
ご気分を害されないよう、足早に その場を立ち去りつつも、
おっかしーなー。なんか情緒とか、おいしいお店とか、ないのかな〜、
と やっぱりウロウロ。
そんな中、唯一の収穫がありました。
ボロっちいパンフなんか手にせずとも、
また 情報に疎い44ですら知っていた「魚」に出会うことができたんです。
当時、何かと取り上げられていた幻の鮭 「鮭児」 です。(けいじ と読みます。)
生まれ:ロシアのアムール川(夏サケ)
主な回遊場所:日本近海やカムチャッカ半島
収穫シーズン:10月下旬〜11月中旬
主な収穫場所:知床から網走付近
通常2〜15%程度の脂肪分とされる銀毛シロザケですが、
鮭児はナント20〜30%!
全身がトロのような状態です。当然、高級寿司ネタとして使われることが多いです。
また、水揚げ量は極めて少なく、1尾10万円以上で競り落とされることもあるそうです。
(実際の水揚げ高は400〜500尾[年間]ともされるほど希少。)
丁度、学生たちの修学旅行に出っくわしましたが、
喧騒から逃れるように、落ち着いた路地の一角へ追いやられ、
「鮭児」という看板を出しているお寿司屋さんを発見!
吸い込まれるように中へ入り、
片っぱしから握ってもらいました。
そして、最後にと思い「鮭児」を握っていただきました。
いや〜、そのうまいこと。
よくグルメ番組で、口に入れた瞬間に「おいしい!」という方がいらっしゃいます。
そーゆーリアクションの早すぎる芸人さんに
「味わってないでしょ」とテレビに向かって突っ込みを入れていた44でありますが、
その時は、まさにそんな感じでした。
舌の上に乗せた瞬間においしかったんです。
香りでしょうか。ヒンヤリとしたネタの温度だったんでしょうか。
とにかく、舌の上に乗せた瞬間に、液体を飲みこんだぐらいに「うまみ」が襲ってきて
「どうっすか、へっへ〜」と自慢げな大将に、
意外にも混雑していた店内をはばからず、賛辞の言葉を連発してしまいました。
鮭児だけでなく、漁港だけあって他のネタも抜群でした。
すっかりと堪能した44は会計へ・・・
ゲゲッ! 6000円かかりました。。。1人だったんだけどなー。。。
実は そのお店、メニューに値段の表記がまったくなく、
いわゆる「通」のお店のようでした。
入店してから気づいても遅く、文字通り腹を決めて勝負(?)に出た結果です。
最高の食事でした。後悔はありません。
皆様も機会あればぜひ本場で、「鮭児」をお試しください
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