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2024年09月11日

イディオム−モンタギュー文法からGPSGそしてHPSGへ3

 素性は、3種ある。部分木の親と語彙的主要部が等しい値を持つ主要部素性(N、V、PER、BAR、SLASH、INV、VFORM、SUBJなど)、部分木のどの子からも上昇可能な足素性(SLASH、WHなど)そして一つの接点に留まって他に伝わることのない素性(CASE、WHMOR、NULL)とである。CASE、WHMOR(Wh形態)、NULL(音韻的に空)など。*
 素性値には原始的な値とカテゴリー的な値がある。

(3)PLU+, −
PRE 1, 2, 3
CASE NOM, ACC, FEN, DAT
(4)S NP[[PER, 3], [PLU, −]]
VP[AGR NP[[PER, 3], [PLU, −]]]

 (3)は、数、人称、格素性がそれぞれ取ることのできる原始的な素性を示し、(4)は、主語と動詞との一致を示す際に用いられるカテゴリー(名詞句で3人称単数)が素性値となる素性AGRを示している。CAPの説明の際に、一致については再び取り上げる。

花村嘉英(2022)「イディオム−モンタギュー文法からGPSGそしてHPSGへ」より

イディオム−モンタギュー文法からGPSGそしてHPSGへ2

2 統語論

2.1 PTQの統語規則

 PTQで採用されている17の規則の多くがカテゴリー文法*に基づく関数適応規則になっており、(1)のように規定されるカテゴリー間を連接していく。*

(1) 1 e, t∋Cat、2 A, B∈Catならば、A/B, A//B∈Cat
(2)S1 すべてのカテゴリーに対してBA⊆PA、S2 α∈PIV/IVまたはα∈PIV//IVでβ∈PIVならば、F1(α, β)∈PIV

(1)では、eが個体を、tが真理値を表すカテゴリーで、A/B、A//BはともにBカテゴリーと結び付いてAカテゴリーを派生する。2種のスラッシュは、統語上の区別のために採用されている。(2)S1は、複合表現を派生する規則ではなく、任意のカテゴリーに関し、そのすべての基本表現がその句の集合に含まれることを説明している。(2)S2は、例えば、動詞句修飾の副詞langsam(IV//IV)がlaufenなどの自動詞(IV=t/e)と結び付いて新たな動詞句を派生する一方、lesenと結びついてversuchen zu lesenのような表現を派生するversuchenのカテゴリーがIV//IVとなることを示している。*
 PTQには話法の助動詞のカテゴリーはない。これは、内包論理の中で演算子として現れる。否定詞も基本表現には含まれず、時制演算子とともに主部と述部を結びつける統語規則の中で導入され、接続詞も文なり句なりを結ぶ統語規則として組み込まれている。さらに、限定詞に関する統語規則の一つとして普通名詞に不定冠詞を加えて名詞句を派生する規則がある。

花村嘉英(2022)「イディオム−モンタギュー文法からGPSGそしてHPSGへ」より

イディオム−モンタギュー文法からGPSGそしてHPSGへ1

1 はじめに

 この論文は、モンタギュー文法(Montague Grammar: MG)*から一般化句構造文法(Generalized Phrase Structure Grammar: GPSG)*そして主要部駆動句構造文法(Head driven Phrase Structure Grammar:HPSG)への理論的な変遷を追いつつ、GPSGやHPSGが採用しているイディオムや修飾語の分析*に対し、モデル理論からの修正を試みる。
 最初に、それぞれの理論の統語規則を考察し、GPSGによるMGの意味論の修正を行い、イディオムに関する内包論理(Intensional Logic: IL)の有意表現に対する指示対象の割り当て方を検討する。
 続いて、GPSGの統語論と意味論を拡張することに成功したHPSGを使用して、イディオムの内部が修飾される例を分析する。形容詞の修飾は、統語的であるが、意味的には副詞のように動詞にかかる。これをHPSGによるイディオムの原理で説明する。また、イディオムが小説に入ったときの扱いについても合わせて検討する。

花村嘉英(2022)「イディオム−モンタギュー文法からGPSGそしてHPSGへ」より

2024年09月10日

花村嘉英 履歴書

氏名 花村 嘉英 (はなむら よしひさ)
生年月日 1961年5月12日(63歳)
住所 〒359‐1132 埼玉県所沢市松が丘2丁目22番地14号
電話/Fax 04-2921-1820
専門 比較言語・文学 (英語、ドイツ語、中国語、日本語)、文体論、計算文学(トーマス・マンとファジィ、魯迅とカオス、森鴎外と感情、ナディン・ゴーディマと意欲、川端康成と認知発達など)、健康科学、シナジー論(人文と情報、心理とメディカル、文化と栄養)、リスク社会学、翻訳学(ドイツ語)

【学歴】
●1977年4月 埼玉県立川越高等学校入学
●1980年3月 埼玉県立川越高等学校卒業
●1981年4月 立教大学文学部ドイツ文学科入学
●1985年3月 立教大学文学部ドイツ文学科卒業
●同年4月 立教大学大学院文学研究科博士前期課程ドイツ文学専攻入学
●1987年3月 立教大学大学院文学研究科博士前期課程ドイツ文学専攻修了
修士論文の題目: Anfangen、beginnen、aufhörenにおける様相因子の動きから生まれる文の曖昧性−モンタギュー文法による形式意味論からの考察
●同年8月 ドイツ・マンハイム大学の夏季語学講座参加
●1988年4月 立教大学大学院文学研究科博士後期課程ドイツ文学専攻入学
●1989年9月-1990年8月 ドイツ・チュービンゲン大学へ交換留学
●1993年3月 立教大学大学院文学研究科博士後期課程ドイツ文学専攻退学
●同年4月チュービンゲン大学大学院新文献学部博士課程ドイツ語学言語学意味論専攻入学
●1995年8月チュービンゲン大学大学院新文献学部博士課程ドイツ語学言語学意味論専攻博士論文提出後退学
博士論文の題目と内容: HPSG für Textanalyse – zur Ironie Thomas Manns 論理文法(モンタギュー文法からGPSG、HPSGまで)の小史ならびにトーマス・マンのイロニーとファジー理論の相性の良さを「魔の山」より考察。論理計算による計算文学とシナジー論の基礎をなす。(2005年5月に「計算文学入門−Thomas Mannのイロニーはファジィ推論といえるのか」と題して出版済 出版証明書付)

「学術関連表彰」
「从认知语言学的角度浅析鲁迅作品−魯迅をシナジーで読む」(2015)(華東理工大学出版社)
●栄誉証書  大連外国語大学(文献学)2017年3月、
●栄誉証書  南京農業大学(文献学)2017年3月、2017年5月
●捐赠証書(奨励)北京大学 2017年3月
●捐赠証書(奨励)北京外国語大学 2017年3月

【職歴】
「ビジネス翻訳・産業翻訳・著述業(学術): 技術文の校正と機械翻訳並びに特許明細書の和訳」
●1995年10月 博士論文の印刷に向けて電子データを作成する傍ら、技術文の翻訳の勉強を始める。
●1996年8月-1997年11月 ユニバーサルインターアド・コピーライティング部
翻訳のチェッカー、退社後、翻訳スクールに通う。(1998年2月まで)
●1998年3月-1999年9月 富士通ラーニングメディア翻訳事業部
英語の技術文の日本語訳をチェックしていた。富士通グループの製品+外資系企業のソフトウェアのマニュアル及び契約書を担当していたため、技術文特有の用語とか文体について日々勉強していた。工業英語3級合格。実用数学技能検定準2級合格、Fisdomも参照すること。
●Babel 修了講座名 ドイツ語翻訳家養成講座1999年3月、中日契約書翻訳講座2017年10月
ドイツ語の古典新訳のワークショップでゲーテの「イタリア紀行」を共訳し、電子出版した(2010年)。2000年以降は、共生を目指して他の企業の技術文の翻訳プロジェクトにも参加した。
●2003年4月-2004年9月 ソニー・ネットワークエンジニアリング事業部
技術者がプログラムを通して組み立てたソフトウェアの日本語の技術文を現場で英訳した。技術者の説明を反映するために、製品のマニュアルにある表現やIT用語辞典を例にして和文英訳のレポートを作成した。
●2004年10月-2009年2月 機械翻訳(SOHO)
翻訳ソフトTRADOSを使用してドイツ語と英語の技術文をメモリーベースで和訳した。(1日に1500ワード翻訳)対応言語は、独日、英日で、分野は、ソフトウェア、汎用機械および特許である。レポート作成済み(「産業日本語の学習法とその応用例」)また、トーマス・マンとファジィ理論に関しても文理シナジー学会で発表し、2005年5月に「計算文学入門−トーマス・マンのイロニーはファジィ推論といえるのか?」を出版した。私にとって翻訳作業は、文理共生の下支えである。
●エイブス・メディカル翻訳修了講座 英和入門2014年5月、英和初級2015年9月、英和上級2016年2月
●2016年3月- 2021年10月 独日特許翻訳(SOHO)
バイオ、医療機器、技術関連(特許デイタセンター及び協和テクノサービス、翻訳エディタ使用)
●2020年11月- 2022年4月 「計算文学入門(改訂版)−シナジーのメタファ―の原点を探る」の校正。
●2022年9月- 2023年5月 「小説をシナジーで読む−魯迅から莫言へ シナジーのメタファ―のために」の校正。
●2023年8月- 2024年2月「小説をシナジーで読む−森鴎外から川端康成へ データベースと病跡学に備えて」の校正。
●2024年4月- 2024年8月 「私の病跡学−作家の執筆脳を比較と共生で考える」の校正。

「日本語専門家: 教授法」
●2009年3月-2011年1月 武漢科技大学外語外事職業学院外国語学部日本語科
1年生と2年生の日本語会話を担当した。教材は、「みんなの日本語」と「日本語会話技巧編」等である。共にクラスを通して会話の場面のイメージ作りを試みた。例えば、基礎レベルでは日本語能力試験を模して質問文を読む間に音声から漢字を連想するトレーニングをした。学生が漢字系の学習者ためである。技巧編ではロールカードを使用してペアワークによる場面のイメージ作りを試みた。内容は、学内の研究発表会で説明済。
●2011年2月-2012年1月 集美大学外国語学部日本語科
3年生を対象に日本語の作文と中日翻訳の演習を担当した。教材は、それぞれ「实用日语写作教程」と「汉译日精教程」である。また、2年生の日本概況と1年生の日本語会話も担当した。内容については、「中日翻訳の高速化」と題して延辺大学の中日韓朝比較言語文学の学会で発表した。
●2012年2月-2013年1月 天津外国語大学外国語学部日本語科
3年生を対象に日本語の作文と新聞購読の演習を担当した。教材は「实用日语写作教程」と「構成/特徴/分野から学ぶ新聞の読解」である。作文では添削指導をし、新聞購読では教材終了後、直近の日本の新聞記事を使用して要約のトレーニングも試みた。内容については、国際日本語教育研究大会(名古屋大学)で発表済。
●2013年9月-2014年1月 湖南科技学院外国語学部日本語科
3年生は「日本語総合教程第5冊」のクラスを、4年生は金田一春彦著「日本語上下」を用いて日本語学の講義を担当した。インフルエンザのため帰国。休暇中に森鴎外の「山椒大夫」を題材にしてデータベースを作成した。また、在任中、四川外国語大学の国際シンポジウムで「魯迅とカオス」について研究発表をした。
●2014年9月- 2015年1月 武昌理工学院国際教育学院
文法外国語学部の日本語科の1、3、4年生のクラスを担当。例えば、4年生の「視听说」のクラスではDVDを使用しながら総合的な日本語のトレーニングを試みた。また、中日教学研究会江蘇分会で森鴎外の「山椒大夫」のデータベースについて発表した。(2014年11月)
●2015年3月-2016年1月 寧波大红鹰学院人文学部日本語科
3年生はビジネス日本語と中日通訳のための日本語のシャドウィング及び作文のクラス、4年生は日本の経済学入門を担当。1、2年生は日本語会話の上下巻を担当した。また、在任中に中日対照言語学研究会(上海外国語大学)で「技術日本語の学習法とその応用例」と題して研究発表をし、華東理工大学出版社から著作「从认知语言学的角度浅析鲁迅作品−魯迅をシナジーで読む」を出版した。(2015年11月)
●2016年9月-2017年6月 盐城工学院外国語学部日本語科
4年生は視听说、3年生は日本概況、日本文学史、新聞雑誌購読、作文、2年生は中級日本語听力を担当した。また、上海の同済大学で開催された中日教学研究会上海分会で「シナジーのメタファーの作り方」と題して研究発表をし、南京東南大学出版社から著作「日本語教育のためのプログラム−中国語話者向けの教授法から森鴎外のデータベースまで」を出版した。(2017年6月)
●2018年3月-2019年1月 大連交通大学外国語学部日本語学科
3年生は日本語の基礎作文とビジネスメールの書き方に関する演習を、2年生は中級日本語会話を担当した。また、上海の同済大学で開催された中日教学研究会上海分会で「川端康成の『雪国』から見えてくるシナジーのメタファーとは」と題して研究発表をした。

「取得した主な資格」
●日本成人病予防協会(JAPA)健康管理士一般指導員認定2015年3月、健康管理能力検定1級取得 2015年3月、健康管理士ゴールド認定 2017年4月、健康管理士上級指導員認定 2020年3月、健康管理士統括指導員認定 2023年10月
●予防医学・代替医療振興協会修了講座 予防医学指導士 2015年12月、代替医療カウンセラー 2016年4月、認知症ケアカウンセラー 2016年12月
●Babel 中日契約書翻訳講座修了 2017年10月
●フードデリバリー 熱中症対策アドバイザー認定 2018年7月
●ソラスト修了講座 医師事務作業補助者(ドクターズオフィスワークアシスト)養成講座 2018年10月、医療事務講座クリニックコース 2019年3月
●技能認定振興協会(JSMA)医師事務作業補助者検定試験合格 2019年4年
●埼玉西武消防組合 甲種防火管理新規講習修了 2019年5月
●日本学術振興会 研究倫理eラーニング 「事例で「学ぶ/考える」研究倫理 誠実な科学者の心得」修了 2019年8月
●日本癌治療学会 Cancer eラーニング 104講座修了 受講証明書有 2019年8月
●ICR臨床研究入門修了講座 臨床研究の基礎知識講座、倫理審査委員会向けの倫理研修、臨床研究のデータベースマネージメント、再生医療研究のインフォームド・コンセント、臨床研究法 2019年8月
●Fisdom修了講座 10進法を2進法に変換、暗号化、パリティチェック、情報リテラシー Office2016、統計学入門、Python入門、学校における無線ネットワークの作り方、安全学入門、インターネットセキュリティ、情報法 2019年10月
●JTEX修了講座 製薬・医薬品の基礎 2019年10月、知的財産権入門 2019年12月
●東京女子医科大学 教育・支援プログラム 100講座修了 2020年2月
●動脈硬化予防啓発セミナー eラーニング 55講座修了 2020年5月
●INPIT 工業所有権研修・情報館 eラーニング 20講座受講済 2020年5月
●日本能力開発推進協会 マインドフルネススペシャリスト検定試験合格 2020年10月、上級心理カウンセラー検定試験合格2021年7月、行動心理士検定試験合格 2023年1月
●医療情報処理学会医療情報技師育成部会 eラーニング受講講座 医療情報基礎用語集、個人情報保護法の影響、医療統計セミナーB 2024年9月現在
●Gacco修了講座 セキュリティ・プライバシ・法令、公衆無線LANセキュリティ対策、SDGs(持続可能な開発目標)入門 、Memento Moriー死を想う、大学生のためのデータサイエンス、社会人のためのデータサイエンス 、多変量データ解析法 、統計学−データ分析の基礎、誰でも使えるオープンデータ、進化発生学入門、心理学スパイラルアップ、推論・知識処理・自然言語処理、クラウド基盤構築演習、アーキテクチャ・品質エンジニアリング、スマートIoTシステム・ビジネス入門、IoTとシステムズアプローチ、クラウドサービス・分散システム、センサ、機械学習、深層学習、社会の中のAI、ビジネスフィールドでのAI・データ活用スキル、がんゲノム医療オンライン講座2020 2024年9月現在

「所属協会及び研究会」
●日本成人病予防協会 
https://fanblogs.jp/hanamura4/ 研究一覧

【連絡先】
電話 04-2921-1820、メール hanamura36@gmail.com

フォーマットのシフト15ーモンターギュ文法のシュガーリング

(46) Die Hilfsregelungen
(REFL) C (a, a) > C (a, REFL (A)) für C: (A) (A) prop atomic.
(M) für jedes atomares C und Variable x,
C(d (p * x))>C(d (Mx))
C (d (p * x), b) > C (d (Mx), b)
C (a, d (p * x)) > C (a, d (Mx)), wenn a kein Mx enthält;
p * x ist irgendein x, p (x), p (p (x)) und d (c) ist c, Vetter (c), Mutter (Vetter (c)).

Die Regelung (M) erzeugt z.B.,

schlafen (x) > schlafen (Mx);
lieben (Vetter (p (x)), p (x)) > lieben (Vetter (Mx), p (x));
verwenden (p (q (x)), p (x)) > verwenden (p (q (x)), Mx).
(SPECTRUM) C (a) > C (a {PRON (A), die-N (A)}) für C: (A)α.

Die Operationen S und N.
(THERE) S (A) > es_ist_INDEF-N (A).

(Q) S((肺:A)B)>
S (B [{INDEF-N (A), ein-N (A), ein gewisses N (A)} / Mx])
S ((Πx: A) B) >
S (B [{jedes-N (A), ein-N (A), jedes-N(A)} / Mx])
wenn es ein Mk in B gibt.
(C) S ((肺: A) B) > (S (A))_und_(S(B))
S (Πx: A) B) > wenn_(S(A))_(S(A))_(S(B))
(R) N ((肺: A) B) > (N (A)) - REL (x: A) - (S(B))

(N0) N(C) > C
(VI) S (C (a)) > a_VF (C)
(V2) S (C (a, b)) > a_VF (C) _ACC (b)
(Al) S (C (a)) > a_VF (sein) _C
(T0) c > c
(T1) c (a) > GEN (a, c)

Die Sugaringsregelungen nehmen die morphologischen Operatoren VF (verb form), ACC (accusative), GEN (genetive), INDEF (indifinite article), PRON (personal pronoun of type A), INDEF-A (“A” preceded by “a” or “an”),PRON (A) (personal pronoun of type A) und REL (x: A) (relative pronoun).
 Die Pronomen und die Phrasen haben ähnliche Quasikategorisierungen.

(47)
PRON < (X) (x) x: (X: set) (X) X,
the < (X) (x) X: (X: set) (X) X.

Hier handelt es sich darum, zu illustrieren, wie der abhängige Bereich der Anapher erzeugt wird. Die Proposition "verwenden" (p(z), p(q(z))), die im Kontext “z: (肺: Mann) (輩: Bleistift) besitzen (x, y)"> geformt wird, enthält freie Erscheinungen der Variable z, die ein Objekt im Kontext erwähnt. Kraft der Propositionen wie Typentheorie werden die Abhängigkeit der Anapher und die Präsuppositionen in solchem Sinn bewertet, daß man die Wahrheit einer gegebenen Propositionen präsupponieren kann, um eine weitere Proposition zu formen.

(48) B: prop (A: true) bedeutet B: prop (x: A).

 Um ein Text darzustellen, wird es schon erklärt, daß die volle Darstellung eines indikativen Satzes keine Proposition, sondern ein Urteil der Form a: A ist. Für einen gegebenen indikativen Satz kann der Beweis im allgemeinen als keine Konstante, sondern als eine Variable wieder hergestellt werden. Das Text wird als das Kontext der folgenden Form dargestellt.

(49) x1:A1,...,xn:An,

wo jede Proposition Ak abhängig vom vorausgehenden Kontext ist. Die intuitionistische Logik nimmt diesen Weg an, um die Dynamischheit eines Textes zu behandeln.

花村嘉英(2005)「計算文学入門−Thomas Mannのイロニーはファジィ推論といえるのか?」より

フォーマットのシフト14ーモンターギュ文法のシュガーリング

(40)
a. Kategorisieren Sie, was Sie können.
b. Kategorisieren Sie nicht, was Sie nicht können.
c. Kategorisieren Sie quasi gleichbedeutend, was Sie können.

 (40)a fordert, daß viele deutschen Ausdrücke den typentheoretischen Bedeutungen direkt zugewiesen werden. Aber wenn die Kategorisierungen auch ihre ontologische Lesarten haben, muß man den vollen typentheoretischen Sinn jeder kategorisierten Ausdrücke haben können. Das führt zum zweiten Prinzip (40)b, das die Kategorisierung der deutschen Quantoren “irgendein”,“jeder” und “manch” ausschließt, weil diese Wörter nicht immer verwendet werden können, um zu beschreiben, was “Π" und “" ausdrücken.

(41)
jeder: (X: set) ((X) prop) prop,
jeder: Π: (X: set) ((X) prop) prop.

Hier kann man den Sugaringsprozeß von (42) zu (43) verwenden, indem ajeder Patient” durch “X” substituiert wird.

(42) (jeder x: Patient) (weggehen (x) ⊃ Behrens ist froh).

(43) Wenn jeder Patient weggeht, ist Behrens froh.

Aber wenn das deutsche Wort “jeder” einen starken Sinn hat, kann der Sugaringsprozeß keine Bedeutung erhalten. Es handelt sich um den Prozeß von Π.
 Es gibt einen schwachen Sinn, in dem "jeder" eine einzigartige Bedeutung hat. Für "jeder" ist er Π, während der unbestimmte Artikel "ein" in gleicher Weise hat. Die Eigenschaften der Sugaringsregelungen werden durch die Quasikategorisierungen ausgedrückt.

(44)
jeder < Π: (X: set) ((X) prop) prop,
INDEF < : (X: set) ((X) prop) prop.

Wenn ein Ausdruck quasikategorisiert wird, wird immer für die unbestimmte Artikel erzeugt, weil eine Parsingsregelung sie in der gleichenförmigen Weise behandeln kann (siehe (40)c).
 Hier wird das Lexikon eingefiihrt. Die Terminologien sind ein Substantiv, ein Verb und ein Adjektiv und deuten die Ausdrücke für die Menge, die propositionale Funktion und die Funktion an, die ein Individum als den Wert bestimmt. Die lexikalischen Einträge zeigen auch die Sugaringsmuster N0, V1 und V2 usw.

(45)
Mann: Menge von N0
schlafen: (Mann) prop von V1
besitzen: (Mann) (Bleistift) prop von V2
jung: (Mann) prop von A1
Joachim: Mann von T0
Vetter: (Mann) Mann von T1.

Das Lexikon fordert, daß man die Menge “Mann” und die Funktion “schlafen” in einer angemessenen Weise definiert. Die typentheoretische Sprache wird nicht interpretiert wie die intensionale Logik in PTQ. Allerdings enthält das Lexikon die Operatoren , Π, pair, λ, p, q and pq in (32), (33), (34) und (35).
 Zudem werden noch zwei Operationen S und N definiert, die die propositionalen Ausdrücke der Typentheorien in der niedrigeren Ebene als die Argumente nehmen und sie in die Sätze und die Substantive zurückgeben. Zum Beispiel gibt es keinen Weg, der N ((Πx: A)B) ausführt. Wenn der Sugaringsprozeß zum Form weitergeht, muß man einen Weg finden, in dem S ((Πx: A)B) erscheint.
 Es handelt sich um das System der Sugaringsregelungen, das ein kleines Fragment (für die Hilfsregelungen) erzeugt. Die Bezeichnung [E/F] weist auf der Substitution des Ausdrucks E durch den Ausdruck F hin. Der Skopus ist der vorgehende Ausdruck, der durch die Klammern abgegrenzt wird. Die Bezeichnung {E, F, G} weist darauf hin, daß E, F und G alternativ sind.

花村嘉英(2005)「計算文学入門−Thomas Mannのイロニーはファジィ推論といえるのか?」より


フォーマットのシフト13ーモンターギュ文法のシュガーリング

 Wollen wir hier die intuitionistische Grammatik für das deutsche Fragment betrachten. Die Grammatik besteht aus manchen Komponenten. Zuerst das Lexion, das den grundlegenden Ausdrücken die Kategorie zuweist. Ferner die kategoriale Grammatik, die aus den Regelungen der intuitionistischen und typentheoretischen Formalismus besteht. Schließlich die Sugaringsregelungen, durch die sich die Ausdrücke des Formalismus zu den deutschen Wörtern verwandeln können.
 Die Sugaringsregelungen sind überhaupt nicht eins zu eins. Im allgemeinen kann ein formaler Ausdruck durch die Sugaringsregelungen in viele alternativen deutschen Ausdrücke bearbeitet werden. Einerseits gibt es gleichbedeutende Ausdrücke. Andererseits gibt es ambige Ausdrücke. Es ist doch zu bemerken, daß das Synonym keine äquivalente Beziehung zwischen deutschen Sätzen ist, weil es folgende Beispiele geben mag.

(36)
F>E und F>E', aber nicht F>EW'';
F'>E' und F'>E'', aber nicht F'>E.

E und E' sind gleichbedeutend, und E' und E'' sind auch so, aber E und E'' sind nicht so.

(37)
F = (肺: Frau) (Πy: Mann) lieben (x, y).
F’ = (Πy: Mann) (肺: Frau) lieben (x, y).
E = Hier ist eine Frau, die jeden Mann liebt.
E' = Eine Frau liebt jeden Mann.
E'' = Wenn ein Mann hier ist, ist eine Frau da, das ihn liebt.

(38)
Lexikon → Formalismus  → Deutsch
Kategoriale Grammatik  Sugaring

 Die Grammatik (38) kann mit der Struktur der PTQ Grammatik vergleicht werden. Die syntaktischen Regelungen der Montague Grammatik spielen eine Doppelrolle wie (i) Verbindung der grundlegenden Ausdrücke mit den Analysenbäumen und (ii) "Sugaring" der Analysenbäume ins einfache Deutsch.

(39)
        S-Regelungen (i)  S-Regelungen (ii)
Grundlegende Ausdrücke  → Analysenbäume →  Deutsch
               ↓  
  Übersetzung   Intensionale Logik

 Der Unterschied besteht darin, daß es nur einen Formalismus gibt, der auf den Sugaringsregelungen und den Bedeutungsausdrücken beruht. Wenn ein logischer Formalismus als die Grundlage der Erzeugung der deutschen Sätze verwendet wird, kann die Erzeugung die effektiven semantischen Bedingungen der Wohlgeformtheit bilden.

花村嘉英(2005)「計算文学入門−Thomas Mannのイロニーはファジィ推論といえるのか?」より

フォーマットのシフト12ーモンターギュ文法のシュガーリング

 Die einfache Typentheorie ist überhaupt nicht genug für die formale Sprache. Um sie vollständig zu formalisieren, ist die reichere Typentheorie gebraucht. Wollen wir die folgenden Urteile betrachten.

(31)
Urteil α: type, α=ß: type, a: α, a=b: α  
Welche Voraussetzungen -, α:type, ß: type. α: type, α: type, a: α, b: α           
bedeutet daß α ist eine Type, α und ß sind gleiche Typen, a ist ein Objekt von α, a und b sind gleiche Objekte von a.

 Alle Urteile können unter Hypothesen (x: α) gemacht werden, die den Variablen die Typen zuweisen. Ein Kontext ist eine Folge der Hypothesen, deren Form x1:α,...,xn:α ist. Wenn ein Urteil J im Kontext gemacht wird, mögen Variable x1,...,xn in J frei erscheinen. Wenn ein Urteil J im Kontext gemacht wird und Konstanten a1: α1,...,an:αn (a1,...,an-1/x1,...,xn-1) durch Variablen x1,...,xn in J substituiert werden, ist ein Urteil unabhängig vom Kontext.
 Wollen wir weiter und Π auf dem höheren Niveau betrachten. Die Type "prop" einer Proposition wird eingeführt (prop: type und prop = set: type). ist ein Operator, der als das Argument eine Menge und eine propositionale Funktion nimmt, die auf der Menge definiert wird und eine Proposition herausbringt.

(32) : (X:set)((X) prop) prop.

Die Syntax des höheren Niveaus ist (A, B), wo A:set und B:(A) prop eingesetzt werden. Wenn ein Element von (A, B) durch das Operator "pair" geformt wird, sind ein Element a: A und ein Beweis von B(a) gebraucht.

(33) pair: (X:set)(Y: (X)prop)(x:X)(Y(x))(X,Y).

 Die Projektionen (p und q), die ein Element von A und einen Beweis von B(p(c)) durch einen Beweis c:(A, B) erzeugen, werden in (34) eingeführt. Allerdings sind sie nicht kanonisch.

(34)
p: (X:set)(Y: (X) prop)(z:(X,Y))X;
q: (X:set)(Y: (X) prop)(z:(X,Y))Y(p(X,Y,z)).

 Π ist die gleiche Type wie . Aber die monomorphische λ-Abstraktion und das ap-Operator werden eingeführt, um die monomorphische Regelungen aus der Zuweisung der Kategorien abzuleiten. Die Regelungen entsprechen den polymorphischen Typentheorien, die Matin-Löf darstellte. Diese Operatoren wie , Π, pair, λ, p, q und ap werden im Lexikon der deutschen Grammatik enthalten.

(35)
Π: (X:set)((X) prop) prop;
λ: (X:set)(Y: (X) prop)((x:X)Y) Π(X:Y);
ap: (X:set)(Y: (X)prop)(Π(X:Y))(x:X) Y(x).

花村嘉英(2005)「計算文学入門−Thomas Mannのイロニーはファジィ推論といえるのか?」より

フォーマットのシフト11ーモンターギュ文法のシュガーリング

(23)
Urteil Wo bedeutet daß

A: prop - A ist eine Proposition.
A=B: prop A: prop, B: prop A und B sind gleiche Propositionen.
a: A A: prop a ist ein Beweis von A.
a=b: A A: prop, a: A, b: A a und b sind gleiche Beweise von A.

 Der Urteil einer Form "A ist eine wohlgeformte Formel" entspricht der Form "A: prop” und der Urteil einer Form “A ist wahr” entspricht der Form “a: A”. Allerdings muß der Beweis für die Formalisierung einer Folge der Sätzen explizit gemacht werden.

(24) Ein Mann keucht.

wird formalisiert wie folgt.

(25) (肺: Mann) keuchen (x).

Das entspricht der Formel der Prädikatenrechnungen wie (26).

(26) (∃x)(Mann (x) & keuchen (x)).

Der große Bereich kann auch verwendet werden.

(27) (肺: D)(Mann (x) & keuchen (x)).

Solche Form ist allerdings für die richtige Formalisierung der Ausdrürcke wie “jeder” und “meist” gebraucht.

(28) Jeder Mann keucht.

(29) (Πx: Mann) keuchen (x).

 Durch eine einfache Regelung (Q), die für "Sugaring" der quantifizierten Propositionen in die deutschen Sätze gegeben wird, und durch die Regelungen für “Sugaring” der atomaren Propositionen kann ein Satz (68) aus (69) abgeleitet werden. Die obengenannte Typentheorie ist polymorphisch.

(30) (Πx: Patient) (輩: Thermometer) besitzen (x, y)
> Jeder Patient besitzt einen Thermometer.

(30) ist ein Beispiel mit zwei Quantoren. Das Zeichen “>” zwischen zwei Ausdrücken wird als “can be sugared into” gelesen.

花村嘉英(2005)「計算文学入門−Thomas Mannのイロニーはファジィ推論といえるのか?」より

フォーマットのシフト10ーモンターギュ文法のシュガーリング

 Die intuitionistische Logik wird in der Grammatik einer natürlichen Sprache kaum verwendet. Aber es handelt sich hier um die Formalisierung einer natürlichen Sprache in die mtuitionistische Logik, weil der intuitionistische Beweis so ähnlich dem Begrifl eines Computerprogramms ist. Ranta nimmt eine Grammatik eines englischen Fragments an, die ähnlich der Struktur von PTQ ist. Zuerst betrachtet Ranta die Quantoren und Anaphern, und dann diskutiert zusätzlich die Dynamischheit eines Textes.
 Ranta stellt auf Matin-Lör hin die intuitionistische Typentheorie vor. Die intuitionistische Typentheorie hat die Ausdrücke für Propositionen.

(22) (肺: A) B and (Πx: A) B.

 Die Ausdrücke entsprechen (∃x) und (∀x) in der Prädikatenrechnung,die im Bereich A interpretiert wird. Der Unterschied besteht darin, daß die Typentheorie einen Bereich und/oder einen Urteil (oder eine Behauptung) explizit macht. Die Typentheorie ist noch formaler als die Prädikatenrechnung. Der Bereich kann nur von der Interpretation verstanden werden. Der Urteil ist noch breiter in einem Skopus als die Proposition, die als ein Teil eines Urteils angesehen werden mag.

花村嘉英(2005)「計算文学入門−Thomas Mannのイロニーはファジィ推論といえるのか?」より)
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花村嘉英
花村嘉英(はなむら よしひさ) 1961年生まれ、立教大学大学院文学研究科博士後期課程(ドイツ語学専攻)在学中に渡独。 1989年からドイツ・チュービンゲン大学に留学し、同大大学院新文献学部博士課程でドイツ語学・言語学(意味論)を専攻。帰国後、技術文(ドイツ語、英語)の機械翻訳に従事する。 2009年より中国の大学で日本語を教える傍ら、比較言語学(ドイツ語、英語、中国語、日本語)、文体論、シナジー論、翻訳学の研究を進める。テーマは、データベースを作成するテキスト共生に基づいたマクロの文学分析である。 著書に「計算文学入門−Thomas Mannのイロニーはファジィ推論といえるのか?」(新風舎:出版証明書付)、「从认知语言学的角度浅析鲁迅作品−魯迅をシナジーで読む」(華東理工大学出版社)、「日本語教育のためのプログラム−中国語話者向けの教授法から森鴎外のデータベースまで(日语教育计划书−面向中国人的日语教学法与森鸥外小说的数据库应用)」南京東南大学出版社、「从认知语言学的角度浅析纳丁・戈迪默-ナディン・ゴーディマと意欲」華東理工大学出版社、「計算文学入門(改訂版)−シナジーのメタファーの原点を探る」(V2ソリューション)、「小説をシナジーで読む 魯迅から莫言へーシナジーのメタファーのために」(V2ソリューション)がある。 論文には「論理文法の基礎−主要部駆動句構造文法のドイツ語への適用」、「人文科学から見た技術文の翻訳技法」、「サピアの『言語』と魯迅の『阿Q正伝』−魯迅とカオス」などがある。 学術関連表彰 栄誉証書 文献学 南京農業大学(2017年)、大連外国語大学(2017年)
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