(掲載)平成26年8月15日
アンケートの回収率は29.9%と低かったのは残念ですが、町田市内の管理組合の状況が分かってきます。
平成21年に町田市が実施した「町田市分譲マンション実態基礎調査」と比較検討すると、時代の流れが見えてきます。
<主なアンケート結果>
■ 分譲マンションの管理方法として、自主管理・一部委託管理の割合が合計で35%であり、積極的にマンション管理に取組んでいる姿が浮かび上がります。
・自主管理 : 6 (11%) ・一部委託管理 : 14(25%) ・全部委託 37(65%)
■ 理事会役員は、「2年任期」・「半数交替」が各々30%を超えており、管理組合活動の継続性を重視していることが覗えます。
管理組合活動の継続性のために、役員の2年任期・半数交代を検討しませんか。
・2年任期 : 19(31%) ・1年任期 : 41(67%) ・その他 : 1(2%)
・同時期全員改選 : 35(57%) ・半数改選 : 20(33%) ・その他 : 6(10%)
■ 他のマンション管理組合やマンション管理の業界団体との交流が必要とのお考えが多いですね。
・交流がある 13(21%)
・現在はほとんど交流がないが、必要だと考えている 26(43%)
・交流もないし、必要だとも思わない 18(30%)
■ 大地震や火災等の非常時への対策として強化すべき課題(複数回答)。
検討しましょう。
・普段の入居者同士との交流 46(18%)
・高齢者や障がい者等の在宅把握 36(14%)
・入居者による消防・避難訓練 34(23%)
・周辺の町内会・自治会との連携など地域連携の強化 30(12%)
・飲料水の確保や非常電源設備 28(11%)
・定期的な情報提供、啓蒙活動 24( 9%)
・建物の耐震診断や補強工事 20( 8%)
・幼児や高齢者に配慮した避難経路、設備の改良 18( 7%)
・初期消火のための消火器、消防用用水等の設置 17( 7%)
・その他 2( 1%)
(出典) 町田市ホームページの町田市町内会・自治会連合会欄 (平成26年2月実施)
「町田市分譲マンションアンケート集計結果」
(関連) 町田市都市づくり部住宅課 2011年6月
・町田市分譲マンション実態基礎調査報告書(本編)
・マンション台帳
2014年08月15日
町田市で分譲マンション管理組合アンケートを実施!
町田市町内会・自治会連合会、市民協働推進課、および建物住宅対策課の協働で、市内の分譲マンション管理組合を対象としたアンケートを平成26年2月に実施しました。
町田市内の管理組合の現状と重ね合わせて、管理組合のあり方について比較検討してみませんか。
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