2021年11月05日
我々人間の未来は、皆こうなる!?
宇宙でも生き延びられることが確認されている、奇跡の虫クマムシ。着実に実現の時が近づいている人類の火星進出に向け、人類クマムシ化計画が始動しているのだという。
人類の宇宙進出や火星進出。これらの計画が進められていても、我々人間がその環境に適応しないと意味がないのだ。そんな中地球外での長期滞在に我々の身体が適応出来るようになるかも知れない、人類クマムシ化計画が進められている。
クマムシとは、海や山、熱帯のジャングルから南極まで様々な場所に生息する、全長約1ミリという小さな生き物なのである。クマムシはとても最強な生き物であり、マイナス273℃から100℃の温度、真空から75,000気圧までの圧力、数千グレイの放射線、実際の宇宙空間に10日間曝露した後も生存が確認されたのだ。
そんなクマムシの一番の特徴である乾眠に、研究者たちは着目したのである。乾眠とは、周囲が乾燥すると樽のように変形し、代謝を止めて仮死状態となること。そのまま何年間も生存することが可能で、水分を与えれば再び活動を始める。人間の祖先にあたる動物たちは海から陸に上がった時、体表で体内の水分を保護していたのに対し、クマムシは水分が抜けて乾いても雨が降れば生き返るという方法をとったのだ。
そして、クマムシが乾いている間DNAが断片化し、細胞が水分を取り戻すと、細胞膜は一時的に物質を通しやすい状態になる。タンパク質や外来DNAの断片といった大きな分子も通過できるようになり、その後断片化したDNAが修復する仕組みであるため、クマムシの体内には全体の17.5%にも相当する大量の外来DNAが含まれている。
乾眠メカニズムは、放射線や凍結といった過酷な環境にも耐えられる秘密ではないかとされ、この乾眠が人間にも備われば、着々と計画が進んでいる火星移住が、より現実的になるのではないかと人類クマムシ化計画が始まったのである。
まず、火星で人間が生きていくには人間の遺伝子の修正が必要だけれども、このための取り組みは既に着手されている。宇宙飛行士が長距離の宇宙旅行で葬る放射線から、DNAを保護するためにクマムシ特有のタンパク質Dsup(Damage suppressor)(ダメージサプレッサー)に着目したのである。Dsupとヒトゲノムを新しい細胞株で恒久的に統合し、これらの細胞に大量の放射線を照射すると、未編集の細胞と比較してDNA損傷を最大80%低減できるという結果を残したのだ。
このような遺伝子組み換え技術は人間の為だけのものではないのだ。火星を入植者が居住できるようにするための最初のステップは、遺伝子組み換え細菌を土壌に導入して惑星の大気を変えることが重要。さらに、遺伝子編集された動物はいつの日か宇宙の食糧源として、あるいはペットとして付き添わせることができるだろうというのだ。
このように、必要に応じて遺伝子組み換えを行い、地球外の環境に適応するための遺伝子編集による人体のクマムシ化が、宇宙開発において急いで開発せねばならない課題なのである。つまり、人間の遺伝子を組み換えるということは、もう既に本格的に動いているのだ。
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人類の宇宙進出や火星進出。これらの計画が進められていても、我々人間がその環境に適応しないと意味がないのだ。そんな中地球外での長期滞在に我々の身体が適応出来るようになるかも知れない、人類クマムシ化計画が進められている。
クマムシとは、海や山、熱帯のジャングルから南極まで様々な場所に生息する、全長約1ミリという小さな生き物なのである。クマムシはとても最強な生き物であり、マイナス273℃から100℃の温度、真空から75,000気圧までの圧力、数千グレイの放射線、実際の宇宙空間に10日間曝露した後も生存が確認されたのだ。
そんなクマムシの一番の特徴である乾眠に、研究者たちは着目したのである。乾眠とは、周囲が乾燥すると樽のように変形し、代謝を止めて仮死状態となること。そのまま何年間も生存することが可能で、水分を与えれば再び活動を始める。人間の祖先にあたる動物たちは海から陸に上がった時、体表で体内の水分を保護していたのに対し、クマムシは水分が抜けて乾いても雨が降れば生き返るという方法をとったのだ。
そして、クマムシが乾いている間DNAが断片化し、細胞が水分を取り戻すと、細胞膜は一時的に物質を通しやすい状態になる。タンパク質や外来DNAの断片といった大きな分子も通過できるようになり、その後断片化したDNAが修復する仕組みであるため、クマムシの体内には全体の17.5%にも相当する大量の外来DNAが含まれている。
乾眠メカニズムは、放射線や凍結といった過酷な環境にも耐えられる秘密ではないかとされ、この乾眠が人間にも備われば、着々と計画が進んでいる火星移住が、より現実的になるのではないかと人類クマムシ化計画が始まったのである。
まず、火星で人間が生きていくには人間の遺伝子の修正が必要だけれども、このための取り組みは既に着手されている。宇宙飛行士が長距離の宇宙旅行で葬る放射線から、DNAを保護するためにクマムシ特有のタンパク質Dsup(Damage suppressor)(ダメージサプレッサー)に着目したのである。Dsupとヒトゲノムを新しい細胞株で恒久的に統合し、これらの細胞に大量の放射線を照射すると、未編集の細胞と比較してDNA損傷を最大80%低減できるという結果を残したのだ。
このような遺伝子組み換え技術は人間の為だけのものではないのだ。火星を入植者が居住できるようにするための最初のステップは、遺伝子組み換え細菌を土壌に導入して惑星の大気を変えることが重要。さらに、遺伝子編集された動物はいつの日か宇宙の食糧源として、あるいはペットとして付き添わせることができるだろうというのだ。
このように、必要に応じて遺伝子組み換えを行い、地球外の環境に適応するための遺伝子編集による人体のクマムシ化が、宇宙開発において急いで開発せねばならない課題なのである。つまり、人間の遺伝子を組み換えるということは、もう既に本格的に動いているのだ。
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